辛さ控えめなほうれん草と白チーズカレー パラク・パニールは、インド北西部のパンジーャブ地方発祥とされる、辛さ控えめなおいしいベジタリアン料理。パラクはほうれん草、パニールはチーズの意味です。 ちなみに似たような見た目の「サグ・パニール」と混同されることがありますが、インド家庭料理「ラニ」のハリオムさんによると、サグはからし菜(菜の花)の意味で、ピリッとした味が特徴的な別料理として本国では分別されているそうです。 パンジーャブ州は、ターバン姿で知られるシク教徒の一大聖地・黄金寺院のあるアムリトサルを有し、穀倉地帯と良質な乳製品に恵まれたインドの美食の地としても知られています。 →パンジャブ料理について パンジャブのシク教徒を描くインドの切手(2005)。彼らの体格がいいのは恵まれた食生活のため? 栄養のバランスがよく、宗教上等の理由などから肉がダメな人でも食べることができる万能料理として、今