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ブックマーク / reki.hatenablog.com (8)

  • ムガール料理の歴史 - インド宮廷料理文化の発展 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    Photo from "Creamy, Meaty Richness Galore! These Are The Very Best Mughlai Restaurants In Delhi" So Delhi 様々な文化がミックスして花開いたインド宮廷料理 ムガール帝国は16世紀初頭から19世紀後半まで存在したイスラム系王朝で、強力な軍事力を率いて中央アジアからインドに侵入して南下しながら徐々に領土を広げ、一時は南インドの一部を除く全インド亜大陸を支配しました。 ムガール帝国の元でヒンドゥー文化、ペルシア文化、中央アジアの文化がミックスした独自の文化が花開き、特に建築の分野では有名なタージ・マハルなど壮麗な建築が帝国各地に建設されました。 文化の面でも、ムガール宮廷は様々な文化を吸収した洗練された宮廷料理を発展させ、その贅沢放蕩ぶりは帝国の傾斜をもたらすのですが、現在のインド料理にも大

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  • まったく普及しなかった自動車の「未来技術」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    常に新しいテクノロジーが導入される自動車 自動車の技術は日進月歩で発達を続けています。 電気自動車、 自動運転、機械学習、飛行自動車など、より人や環境に優しく、効率的に輸送ができるモビリティに急速に舵が切られています。 現代の自動車に到るまで様々な自動車関連テクノロジーが発達してきて、その中には全く普及せずに終わった実験的なものも数多くあります。 1. 風力自動車 風任せの旅にぴったりの自動車 19世紀にイギリスの教員ジョージ・コポックによって発明されたのが、「The Charvolant 」。クルマの上部に凧を設置したもので、風を捕まえると車両が重くともかなりの速度を出すことができたそうです。 この発明はイギリスのマスコミにも取り上げられて一部で好評を博しましたが、速度や方向が風まかせという不安定さに問題がありました。 「行き当たりばったりの旅行には適している」が行き先が明白な通常ドライ

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  • 【コブラ効果】全くの逆効果になった5つの法律 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    全くの逆効果になってしまった法律 逆効果というのは世の中に溢れています。 ダイエット品をべすぎて太ってしまった。 健康のためにサウナに行ったら貧血で倒れてしまった。 コストを下げるためにレイオフをしたら会社の業績が下がってしまった。 そしてこのような逆効果を国単位でやらかしてしまった事例もたくさんあります。 1. コブラの数が増えてしまった「コブラ駆除法」 コブラの死骸に報酬を出した結果 大英帝国支配下のインド・デリー。 大のヘビ嫌いのイギリス人知事は「コブラを駆除し届けて出た者には報酬を出す」というお触れを出しました。 当初は人々はせっせと野山に出かけてコブラを狩って報酬を得ていたのですが、次第により大規模により効率的に報酬を得ようとするものが現れ始めます。 なんと、デリーの町中のあちこちに「コブラ農場」がオープン。 農場ではコブラを交配して飼育し、ある一定まで成長したら殺害。そして

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    pongeponge
    pongeponge 2017/03/30
    もしかしてウナギで同じことすればウナギの繁殖方法が確立される…?
  • ノストラダム以外にもたくさんあった「世界の終わりの予言」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    昔の人が考えた「世界の終わり」 ぼくは子どもの頃、気で1999年に世界が終わって自分も死ぬと思っていました。 当時よくテレビでノストラダムスの特集をやってたからかもしれませんが、漠然とした恐怖感があったのを覚えています。 最近だとマヤ暦が2012年に終わるからという理由で、2012年地球滅亡説が話題になって、ぼくと同じように恐怖に怯えた子どもたちも多かったことでしょう。 このような「◯◯年地球滅亡説」は実は太古の昔からあり、史上多くの子どもや大人をビビらせてきたのでした。 ということで、今回はこれまで唱えられてきた「世界の終わりの予言」をピックアップします。 1. 紀元前634年 「 ローマは建国120年で滅びる」伝説 伝説によるとローマの建国は紀元前753年ですが、ローマの人々は建国120年で国が滅びると信じていたらしいです。 当時のローマは王政で、第三代国王トゥッルス・ホスティリウス

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    pongeponge
    pongeponge 2016/11/22
    次は誰が終末の予言の流行を作るんだろうかと楽しみ。
  • 話を盛りすぎて削除された聖書のエピソード - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    これはいくらなんでも盛りすぎだろ、的な聖書エピソード 聖書はイエスや使徒たちのミラクル・エピソードが目白押しです。 死んだ人間を生き返らせたり、たった2匹の魚で大勢の人間の腹を満たしたり、十字架の上で死んだのに3日後に生き返ったり。 我々からすると充分「盛り盛り」なのですが、実は現在の聖書の編にはない「除外されてしまったエピソード」がいくつかあります。 歴代の聖書の編集者たちにより「いや、いくらなんでも盛りすぎじゃね?」という感じで編から省かれて外伝扱いにされてしまったようです。 1. ヨハネ、南京虫に言うことを聞かせる このエピソードは、3世紀頃に小アジアからシリア辺りで書かれた「ヨハネ行伝」という書物にあります。 イエスの死後、12使徒の1人ヨハネの宣教の旅を著したものですが、魔術師奇術師の類いかってくらいヨハネがミラクルを連発する「キャー、ヨハネ様すごい!」です。 南京虫のエピ

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    pongeponge
    pongeponge 2016/05/24
    今ならネタは多いので、もっと盛ろう。具体的にはスペースペラ的SF風味を足していただきたい。宇宙艦隊とか。
  • 続・神話に登場する「伝説の武器」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    海を裂き、大地を砕く伝説の武器の数々 中二病という言葉の出現を待つまでなく昔から人々は、大人が口に出すのがためらわれるくらい恥ずかしい「さいきょうの武器」を考え出してはお話に盛り込んで熱くなっていました。 自分が考えた「さいきょうの武器」で遊ぶのは子供ですが、強い武器には老いも若きも憧れるもんなんでしょうか。 今回は結構前に書いた「神話に登場する武器」の2回目になります。 reki.hatenablog.com 1. ハルパー(ギリシア神話) 青年神ヘルメスの主武器 ハルパーは刃が鎌のように曲がった剣で、その部分で相手の首や急所を掻き切ります。 神話でこの武器を使ったのは、オリュンポス12神の一人である青年神ヘルメス。 ヘルメスはハルパーを使って巨人のギガンテスやアルゴスを殺しています。ハルパーは相手が神や怪物であても効果があったとされ、おそらく古代ギリシアではポピュラーな武器だったのでし

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    pongeponge
    pongeponge 2016/04/26
    エクスカリバーを石に刺したであろう前所有者って誰なんだろう。
  • ふざけてるとしか思えない世界の10の政党 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    なんだその名前?ふざけてんの? 生活の党に山太郎が合流して「生活の党と山太郎となかまたち」という政党が出来た時、みんな「は?ふざけてんの?」と思ったに違いない。 ただ振り返ってみると「支持政党なし」という詐欺みたいな名前の政党もあったし、 日UFO党とか、日愛酢党とか、雑民党とか、個性的というより若干ふざけてる名前の政党もあったし、 今回リストアップする世界の政党と比べたら「生活の党と〜」はまだマシなほうかもしれません。 1. 銃と麻薬党(アメリカ) www.youtube.com 銃と麻薬を合法に!あとダチョウにも人権を 銃と麻薬党(The Guns And Dope Party)は、ロバート・アントン・ウィルソンという男が設立した党で、「政府はなくし、全ての人が自分自身の政府になるべきだ」という無政府主義を掲げています。 彼らの主なマニフェストは以下の通り。 望む人には誰でも銃

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    pongeponge
    pongeponge 2016/02/04
    『曲がったキュウリの武器化を目指す政党』食べれるし武器にもなるしエロいし万能食品だよね/日本ももっと色々な党ができたらいいのに
  • 【なぜ消えた?】歴史の彼方に消えたキリスト教異端派7選 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    キリスト教が世界宗教となるまで拡大する要因はいろいろありますが、 一つとして「その時々の為政者が時と場合によって解釈を変えていける普遍性と汎用性があった」ということがあります。 つまり、教えがかーなりざっくりしてた。 時代が変わっても、その都度その時代、またその国・地域に即した解釈ができる柔軟さを持っていたってことですね。 ローマ・カトリック、プロテスタント、ギリシア正教はじめ、主なキリスト教の流派はみなさんご存知の「三位一体説」をもって絶対としています。 神は一つの実体と、「父なる神」・「イエス・キリスト」・「聖霊」の三つの位格を持っている、とされています。 トーシロにゃあよく分かりませんが、聖書解釈や人民統治の諸問題をクリアするには、 これが一番都合が良かったんでしょう、きっと。 キリスト教2000年の歴史の中でも様々な宗派が興り、今でも増え続けていますが、 その中で異端として歴史の彼

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