捕鯨に反対するシーシェパードは8月28日、公式HPにて日本での妨害活動を停止すると発表した。決め手になったのはテロ等準備罪が成立したことだった。 創始者のポール・ワトソンが撤退を発表。 シーシェパードが公式HPに掲載したお知らせ「The Whale Wars Continue」ではこれまでの活動を自賛しつつも、日本政府に対抗できなくなったと事情を説明している。正義のために戦い続ける意思はあるが有効な方法が見つからないのだという。 以下、ポール・ワトソンが記した文章の簡単なまとめ。 ・シーシェパードはこれまで12年間、捕鯨の抗議活動で目覚ましい成果をあげてきた ・だが最近の日本は衛星で我々の船をリアルタイムで監視し、技術面で勝てなくなってきた ・追いかけても逃げられるだけだし、徹底して避けられている ・さらに今年、テロ等準備罪が成立させられ我々は攻撃する立場から攻撃される立場になってしまった