はじめに:会話の設定 女子大生と講師による選択的スプライシングの会話 参考書 選択的スプライシングのまとめと具体例 はじめに:会話の設定 このエントリーでは,「DNAからRNAへの転写の際,とても重要となる選択的スプライシング」について,2人の会話形式で簡潔に説明します. <会話の設定は以下の通り> ●某女子大で生物系の講義を担当中の尾巻講師(いつも白衣着用)が大学3年生の都子さんと大学図書館の入り口で立ち話をしています. ●都子さんは1年生のとき「生物学の基礎」を履修したのでDNAの基礎知識を持っています(注:しかしながら,9割くらいの女子大生は3年生になるときれいさっぱり忘れているようです・・・). ●都子さんは尾巻講師のとある講義を履修しています.なお,10月の宅建試験のため前回のエントリー(転写:2016年7月25日)からかなり間が空きました.季節に合わせ,今回は秋セメスターでの話