【国境なき医師団】 医療・人道援助団体である国境なき医師団(MSF)は、スーダンのダルフール北部にあるタウィラとシャンギル・トバヤからスタッフを避難させることを余儀なくされた。これはスタッフに対する一連の襲撃に伴うものである。これにより6万5千人以上の一般市民(その多くは避難民)に対する医療援助も停止することとなる。MSFはこれらの攻撃を強く非難し、一般市民が切実に必要としている援助の提供を続けられるように、人道援助活動従事者を尊重するよう要求する。 7月下旬、タウィラとシャンギル・トバヤで活動しているMSFのチームは2度の襲撃を受けた。2度とも、夜半に武装グループがMSF宿舎に侵入し、銃でスタッフを脅して現地スタッフの給料を含む現金と貴重品を盗んだ。スタッフは銃をつきつけられて脅された。 「これらの襲撃の後、我々は活動を停止して全スタッフをタウィラとシャンギル・トバヤから避難させな