「週刊プレイボーイ」にて大好評連載されていた中日ドラゴンズ落合博満監督の長男、落合福嗣氏のコラムが1冊にまとめられた。その名も『フクシ伝説 うちのとーちゃんは三冠王だぞ!』。 なんという直球なタイトルか。連載時から毎週楽しみに読んでいて、これが単行本化されたとなれば何をおいても買わねばなるまい! と書店に駆けつけて、平積みされた本の表紙を見た瞬間に店内で盛大にお茶吹いた!(飲食しながら本屋に入ってはいけません) なんという表紙! 出版物として反則だよ! これを笑わないでレジに出せる奴はいないだろう。というか出された方の店員さんも拷問だ。笑ってレジが打てない。 もちろん、すごいのは表紙だけではない。これは実際に購入した人だけのお楽しみなので、ここでお見せするわけにはいかないが、いきなり巻頭グラビアが殺人的なおもしろさなのだ。白いタオル地のバスローブを羽織った福嗣氏が、片手にバスケットボール大
人間が何物かに喰われる映画ばかりを紹介する書籍『人喰い映画祭【満腹版】~腹八分目じゃ物足りない人のためのモンスター映画ガイド~』が6月30日に刊行された。 著者はゲームデザイナー・収集家のとみさわ昭仁。自身のブログで書き溜めた人喰い映画のレビューを昨年12月に自費出版して好評を博し、ついに正式出版の運びとなったという。 本書では、ムシ編、コング編、地球外生命体編など、全13章に分けて人喰い映画300本を紹介。それぞれの作品には「殿方へのサービスシーンがある」「多種類の生物が襲ってくる」など、その特徴が直感的に理解できるアイコンが付けられており、好みの人喰い映画を簡単に探すことができる。合間には人喰い映画に関するコラムが挟まれ、作品ガイドとしても読み物としても楽しめる一冊に仕上がっている。 7月3日には本書の発売を記念し、カバーイラストを手がけたマンガ家・イラストレーターの寺田克也(漫画家)
こんにちは。最近は珍妙な本を出してばかり、前衛的ビジネス書のリーディングカンパニー、ココロ社ですが、明日(6/25)にネガティブシンキングの本を出します。「マイナス思考法講座 プラス思考をやめれば人生はうまくいく」です。 プラス思考をやめれば人生はうまくいく マイナス思考法講座 作者: ココロ社出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ発売日: 2010/06/25メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 6人 クリック: 437回この商品を含むブログ (20件) を見る タイトルもアレですが、これがストレンジな本であることは目次をご覧になるとよりよくわかると思います。 第1講:あなたはくだらない存在です 第2講:あなたは嫌われています 第3講:誰もあなたの話を聞いていません 第4講:あなたの話は面白くありません 第5講:あなたは恨まれ、攻撃されます 第6講:あなたは空気が読めません 第
文学フリマに来てくださった方はもうチラシをご覧になったと思うけど、『ハラペコモンスターズ』になる予定だった『人喰い映画祭』は、ほとんど同じ名前の商品が存在することが判明したので、ひと回りしてまた『人喰い映画祭』に戻した。ただ、それだけじゃ自費出版で作った本と区別がつかなくなるので、【満腹版】って付けてみた。 単行本にするからには完全版を目指すつもりでいたので、最初は【完全版】にしようかと思ったんだけど、こういうものは永遠に完全版なんて作れない。どれだけ詰め込んだって、必ずマニアの人に「あれが入ってないじゃねえか」って言われちゃうんだよね。それは避けようがない。だから【完全版】を名乗るのは早々にあきらめた。それからいろいろ考えて、たくさん詰まってるイメージがあて、なおかつ人喰い感のある言葉ということで、「満腹」を思いついたというわけ。 こんな感じ。 いやあ、グッときますな。表紙担当の寺田画伯
速水健朗、円堂都司昭、栗原裕一郎、大山くまお、成松哲の各氏の手になる『バンド臨終図巻』(河出書房新社)がこのたび刊行された。本書は、古今東西、200組におよぶ音楽グループの解散の経緯を、膨大な資料にあたった上でまとめたもの。淡々とした記述の中に、ときおり皮肉な視点があったりとユニークな内容になっている。バンド解散からは一体、どんな人間関係の形が見えてくるのか? 担当編集者S氏にも同席していただき、著者を代表して速水、円堂両氏に話をうかがった。 バンドで語る“組織論” ――『バンド臨終図巻』、楽しく読んだのですが、いわゆる音楽書とはちょっと毛色が違いますね。 速水健朗氏(以下、速水氏)■生粋の音楽ライターではない人間が集まって書いていますしね。僕としては、組織論みたいなことをバンドで語れないかと思って企画したんです。これはまえがきでも書きましたけど、結成の理由はたいしてない……だいたい高校時
さてさて、今日で今年の自己満の更新は最後になります。 この1年、皆さんにとってどういう年だったでしょうか? 僕は毎日毎日、色々な事に挑戦して走り回っていたので すごく大変な事ばかりでしたが 今年はとても充実した1年になりました。 今年1年で気がついた事、思った事、デザインの事、 今やっている事、これからやろうとしてる事、 今年で監修を抜けたプラトーの事、コレクションの事 etc... 色々と書きたい事が沢山あったので、 何日もかけて書いていたのですが、 今日改めて読み返すと全て来年の活動につなげて、 テキストでなく行動で報告出来るようにしようと思ったので ここでは挨拶のみにします。 色々とたのしげな事に声をかけて下さった皆様 協力、サポート、応援してくださった皆様 そしてこのページを見てくださってる皆様 今年1年ありがとうございました。 今年以上に皆さんと充実した1年が過ごせるように 来年
『石田ゆうすけのリアル旅人図鑑』に登場 BE-PAL ( ビーパル ) 2010年 05月号 [雑誌]posted with amazlet at 10.04.11 小学館 Amazon.co.jp で詳細を見る4/10発売の小学館のアウトドア雑誌『BE-PAL(ビーパル)5月号』に登場しております。石田ゆうすけさんのコラム『石田ゆうすけのリアル旅人図鑑』にて、見開き2ページでインタビューや旅の荷物紹介などしていただいています! ジャーン!(なかば鳥ちゃんのいっぱいいるアホなキリムを自慢するために撮りました) 石田さんは自転車で世界一周とかをされている方で、 『行かずに死ねるか!』や 『いちばん危険なトイレといちばんの星空』 など、自転車の旅や世界の食べ物に関する著書多数。うちのお父ちゃんも石田さんの大ファンであることが姉情報で発覚し、さすがにこのタイミングでブログをカミングアウトしないと
こんにちは。4月23日に新しい本が出ます。 クビにならないビジネスメール 〈特選〉世渡り上手フレーズ100 作者: ココロ社出版社/メーカー: インプレスジャパン発売日: 2010/04/23メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 8人 クリック: 100回この商品を含むブログ (5件) を見るどういう本かというと「口下手でもメール技術を身につけて世渡り上手になればいいじゃない」という主旨の本で、今回はすぐ使える世渡り文例を100、そしていつもの調子での解説という組み合わせです。「ココロ社の味を保ちつつ、お役立ち情報に徹するとどうなるか?」というのを考えて作ってみました。あと、購入者には『気になる彼/彼女を気まずくならずにデートに誘うメール術』がもらえるヨ! ただ、言いたいことが多すぎて256ページだと足りなかった&せっかくこのブログを訪問していただいたのに宣伝だけやったら感じが悪いかも
知らないあいだにヘンなものが写っちゃってた。 なぜ撮ったのか、まったく意図がわからない。 そんな失敗写真、きっとあなたの家にもありますよね? 世のなかには変わった人がいるもので、 そういう写真ばっかりながめているうちに、 ときどき、見れば見るほどおもしろい、 実に味わい深い写真があることに気づいたんですって。 味のある写真なので、「味写」。 発見者は天久聖一さんです。 味わいかたのコツを教えてくれるそうですから、 たくさんあつめて、みんなでたのしみましょう。
<東京> ジュンク堂書店(吉祥寺・新宿)販売終了/タコシェ(中野)販売終了/にじ画廊(吉祥寺)/バサラブックス(吉祥寺)販売終了/ METEOR(吉祥寺)販売終了/plateaux(池袋)販売終了
ヤンキーにあらずんば人にあらずというような田舎にうまれて、一番先生に見つかりやすそうな場所で煙草を吸うこととか、一番多く校舎の窓ガラスを割るとか、一番早く退学になったやつが偉いというルールの、そんな中で、太宰がどーのとかブローティガンがどーのとかいう話題をふれる友達なんてできるはずがないじゃないですか。 高校を卒業して地元を離れるまで、おすすめの小説を勧めあったり貸し借りしたり、感想を話したりそれに共感したり討論したりする関係性があるなんて思ってなくって、私にとって読書は延々孤独な作業で、その秘密は少しだけ心ときめく部分もあったけれど諸手を挙げては歓迎できない閉塞感が、やっぱりずっしりあったのです。 そのときはそれが普通で真理だったんだけど、上京して、普通に小説を読んでいる同年代の友人が初めて(はじめて!)できて、青春時代の自分はなんてなんて不幸だったんだろうとやっと気がつくことができまし
伊藤聡さんの初単著の新書『生きる技術は名作に学べ』を拝読しました。大変面白かった!友人の本だから褒めるんじゃなくて、本当に楽しく読めました。こんなステキな本をお友達が書いたんだなーって、感慨に耽ってしまいましたよ。以下、普段は伊藤聡さんのことをソウさんと呼んでいるので、そう書きますね。 著者の伊藤聡さんは超人気ブログ「空中キャンプ」id:zoot32の方です。この本は『異邦人』や『魔の山』『赤と黒』等、多感な十代を過ぎたひとたちにとっては、いまさら手に取るのが億劫になりがちな名作文学10作品を改めて読み解き、今のわたしたちがどう読めばいいのか導いてくれるもの。 若者にとっての恋愛や、自意識や、自分の居場所を見つけるための悩みは、19世紀でも21世紀でも本質的に変わりません。職場に馴染めず能率が悪いキャラになるか、ガハハと笑ってたいしたことをせず成り上がるキャラになるか、その立ち位置がいかに
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く