競馬は虐待だ論争を最近ちらほら見かける。 確かに馬の気持ちも聞かず、とにかく走れ走れと言って走れなくなったら肉になるのはかわいそうと思う。 しかし、馬はいっぱい走らされるけど、ブロイラーなんかはただただ怠惰に暮らして食われるわけで、その方が無理やり走らせるより幸せなのかと言われると、うーんってなってしまう。 私自身、怠惰な人間なので、例えば古代ローマのグラディエーターと、親の遺産大量に持って働かなくて好きなだけ食える怠惰な生活、どちらがしたいか?というと迷わず怠惰なほう。 でも、そういう怠惰で自堕落なのが死ぬほど嫌いで、自分を高め続け自己研鑽に身を置きたい人がたくさんいるのも知っている。 そして、真の怠惰が本当に幸せなのかは何とも言えない。 そもそも人間自体が小麦に奴隷化されたという話もある。 麦やコメを育て、食うに困らなくなった人間は、家畜と確かに変わらない。 食うために体で働く人間は、