法政大学大原社会問題研究所に五十嵐仁という教授がいる。履歴やブログなどで発表された文章などを見てみると労働問題などで割とまともな事を言っている学者らしい。自身のスタンスも左派・革新・護憲だそうだ。それに加えて、かつて学生時代に韓国へ留学した際「北のスパイ」の濡れ衣を着せられて逮捕された在日の一人である金元重氏の応援もしているなど、これだけ見ていると五十嵐は日本でも数少ないまっとうな左派・護憲派学者のように思える。 が、五十嵐の語る朝鮮半島論は噴飯物の意見もかなり多い。最近の典型例はやはり先の北朝鮮のロケット発射に関するものだろう。例えば五十嵐はこんな事を言っている。 http://blogos.com/article/36700/ 何という愚かな国なのか――北朝鮮と日本 全く、愚かなことです。このロケットの開発と発射によって、8億5000万ドル(約700億円)が、無駄になってしまったので