中山製鋼所の倒産危機が続いています。中山製鋼所は私的整理による再建を目指していますが、減収赤字傾向が続いており再建はかなり難しそうですね。 中山製鋼所4期連続の赤字 中山製鋼所の経営悪化について、2013年2月15日の日経新聞13面を見てみましょう。 中山製鋼所は14日、2013年3月期の連結経常損益が65億円の赤字(前期は63億円の赤字)になりそうだと発表した。経常赤字は4期連続。通期の最終損益予想については「未定」とした。金融機関の債権放棄などを軸とした再建計画の取りまとめに時間がかかっているため。 中山製鋼所は、4期連続の経常赤字を計上しています。企業の倒産は、3期連続の赤字の場合に可能性が高いと言われており、中山製鋼所はかなりの経営危機にあることが分かります。 中山製鋼所の再建計画に、債権放棄が含まれており、重厚長大型産業の電炉メーカーは負債が多く、高炉メーカーとの競争で経営が悪化