「人生100年」時代と当たり前のように言われる昨今。しかし、100歳まで生きても、ずっと元気に自立した生活を送り、ピンピンコロリを実現できるとは限らない。大切なのは「健康寿命」を延ばすことだが、そのヒントが健康長寿を実現している人々を対象にした最近の研究から見えてきた。そのうち2つの研究を基に「長生きのカギ」となる心構えを解説しよう。 テーマ別特集「健康長寿」 この記事の主な内容 心臓、腎臓、肝臓の老化が寿命を決めるポイントに 70歳を過ぎたらしっかり食べてフレイルを防ぐ 100歳以上が全国平均の3倍!京丹後の長寿者の特徴とは 全国平均よりも10歳若い「血管年齢」 長寿は多くの人が願うこと。できることなら100歳を超えて生きたいと思っている人は多いだろう。ただ、そこで気になるのは「そこまで元気で生活できるなら」だ。「ピンピンコロリ」を望む人が多いように、ただ長く生きるのではなく、その期間を