日本マクドナルド(東京都新宿区、以下:マクドナルド)は環境対策のため、2022年10月7日から全国の店舗を対象に「紙製ストロー」の提供を順次始めた。 大手チェーンで導入が相次ぐ紙製ストローだが、SNS上では反発の声が少なくない。中には紙製ストローを導入したものの、「飲みづらい」などの声を受け、取り扱いをやめたチェーンもあった。 成長予測の紙ストロー市場 マクドナルドは22年2月から横浜エリアの一部店舗で、プラスチック製のストローを紙製ストローに置き換え。10月7日からは対象を全国の店舗に拡げ、順次導入を進める。スプーンやフォークなどのカトラリーも木製に置き換え、年間約900トンのプラスチック削減を実現する。同社は「2025年末までに、すべてのお客様提供用パッケージ類を、再生可能な素材、リサイクル素材または認証された素材に変更する」という目標を掲げ、さらなる「脱プラ化」を進める方針だ。 近年