スズキは12日、独フォルクスワーゲン(VW)との資本・業務提携を解消することを決めたと発表した。 スズキの鈴木修会長兼社長の記者会見での一問一答は以下の通り。 ――今日発表になった経緯は。 「ここ1か月は議論が小康状態だった。向こうも(提携関係)見直しの方向を示していた」 ――一方的に提携解消を決められるのか。 「幸い進んでいるプロジェクトは何もないので非常に簡単にできる。互いに持っている株式をどうするかというのが難問だが、私どもは自己資金で買い取る」 ――VWの出方によっては関係をスタートラインに戻すこともあるのか。 「解消のための具体的な方法など、戦後処理はやらなければならないが、(提携解消という)考え方を変えるつもりはない」 ――VWとの提携自体に経営判断のミスがあったのでは。 「責任という点では私が最高の決定者で、全て私にある。どうカバーしていくのかが問題で、環境車を中心とした開発