最近Alibaba(阿里巴巴)によってトップの地位を奪われたものの、Tencent(騰訊)は現在中国で第2位の規模を持つインターネット企業である。そして同社は中国で最も積極的に投資を行うベンチャーキャピタリストでもある。Alibabaは大企業に巨額の投資をして誌上を賑わせているのに対し、Tencentはできたばかりのスタートアップに対して初期投資を行うことに手を染めている。 Tencentが驚異的な取引の数々により妥当な配当額を受け取らなかったという訳ではない。同社は今年だけでおよそ30もの投資ラウンドに携わっており、その半数はシード、シリーズA、もしくはシリーズBの投資ラウンドだった。これは1ヶ月に平均3回の投資を行っていることを意味する。以下は、ITJuzu(IT柚子)のデータベースと私たち独自のアーカイブを元にざっと年度順にまとめた投資リストだ。 Futu(富途) この金融系テックス
この記事の統計をどう取っているか仔細は存じ上げないが、本当だとすると社会的にインパクトがある数値の兆しか。 イスラエルの場合、40代の起業家は多い。 理由としては、スタートアップで取り組むようなことは、経験、人脈、資金などが必要で、それが、この年代であるから。 別の側面を切り出すと、日本で企業やスタートアップへの転職が進まなかった理由としては、文化面に加え、社会面も大きい。結婚、出産、育児、家のローン、子供の学費と、何かとお金がかかる。 つまり、リスクを取ると成功しやすいタイミングで、リスクが取れなくなることだ。 イスラエルの場合はこれも同じであるが、これでもリスクを取るのは、何が違うか。 文化が違う、働き方(時間でなく、成果)に柔軟でと言うは容易いが、製造機の多い日本では、、、と結構複雑な問題だ。 自民党総裁戦(メディアも含め)、問題や課題を輻輳的に捉えた発言、政策でないと、何もわかって
こんにちは!Zen Startupの石濱です。こちらの語学学校に通って数週間になりますが、いまだに英語に悪戦苦闘しています。どうすればリスニング力がつくのでしょうか。テレビを見ても全然分かりません。 さて、今回も、Btrax社がサンフランシスコで主催する「ビジネス道場」のまとめリポートを書きます(USTREAMの動画はコチラです<後半部>)。 今回は、Fenox Venture Capital※のジェネラルパートナーであるアニスさんの「米国でVCから資金調達するための極意」のプレゼン内容をまとめます。米国で資金調達を考えている方は必見です。 ※Fenox Venture Capitalは、総額20億ドルを運用する米国のVC。インターネットや、ソフトウェア開発、小売企業を投資対象としています。スタートアップやメンターシップに力を注いでおられます。 VCの信頼を勝ち取る9つの法則 1.知人に紹
先日、米国VC協会理事を務めるVCのパートナー(日本人)のご講演を聴く機会をいただいた。パートナー(社員)はたったの9名。にもかかわらず約2,000億円というファンドをシード/アーリーステージの世界中のベンチャーに投資しているという。 いろいろ御話しを伺ったが、投資理念が素晴らしく、また日米間でのベンチャーを取り巻く環境の相違など興味深い話しを聞くことができたので以下ご紹介したい。 ■投資理論(素晴らしいと感じた点) ・VCがお金を出すのは、これはと判断したベンチャーに資金的苦労をさせない為である ・そのため、数千万円ではなく数億円の投資が基本スタンス ・シェアは創業者に残さないと創業者のやる気がそがれる ・そのための方法はいろいろあるが、基本的には優先株などの割り当てに応じている 私の会社は今のところ資金調達をかけているわけではないので、日本のVCの実態はわからない。だが、ITバブルが崩
キャリアの真実が書かれていました。 機会はいつもタダ働きからやってきた 会社に入って素晴らしいのは、苦手な仕事も引き受ける機会があることだ。先輩たちの見よう見まねで頑張って、分からない時には教えてもらう。個人事業主では苦手な仕事を請けるなんてリスクを取ることは難しいし、それ以前に相手から頼まれない。苦手な仕事を引き受けることでスキルアップや他人の仕事への理解が深まります。 自分は別に下心があってやった訳じゃなく、その時々で知的好奇心を満たし、社会と繋がりを深めることのできる選択肢を選んできた。別に元を取るつもりはさらさらなくて、単にそれが大事なことで、やりきること自体で満足できたからそうしてきたのであって、最初からリターンを期待して授業料と割り切って自分を安く売ったところでモトを取れるかというと甚だ怪しい。リターン狙いで効率的に動いても、結果的には非効率に終わることが多いものです。同じ結果
グーグルのセルゲイ・ブリン氏とラリー・ペイジ氏、ヤフーのジェリー・ヤン氏とデビッド・ファイロ氏、あるいはアップルのスティーブ・ジョブズ氏とスティーブ・ウォズニアック氏がシリコンバレーに起業家精神を刻むよりずっと前に、“8人の裏切り者”がいた。ハイテク産業の源流となり、シリコンバレーの名を生んだ会社の創業者だ。 50年前の10月、ジュリアス・ブランク、ビクター・グリニッジ、ジーン・ハーニ、ユージン・クライナー、ジェイ・ラスト、ロバート・ノイス、ゴードン・ムーア、シェルドン・ロバーツの8人がフェアチャイルド・セミコンダクターを設立した。半導体製造プロセスを完成させ、ICを発明した会社だ。 彼らを裏切り者と呼んだのは、トランジスタの共同発明者のウィリアム・ショックレー氏。今や好感を持って語られるこの呼び名は、彼らがショックレー・セミコンダクターから集団離脱した時につけられたものだ。 創業者らが振
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン Sarah Lacy (BusinessWeek誌ハイテク分野寄稿者) 米国時間2007年10月3日更新 「Venture Capital's Hidden Calamity」 ベンチャーキャピタリストにとっては苦難の時だ。そう思わないのは、新しいファンドを立ち上げようとしているか、数少ない勝ち組ベンチャーキャピタル(VC)かのどちらかだろう。 数字を見た限りでは状況は悪くない。投資金額は堅調に伸びている。決して“バブリー”ではない。第2四半期は74億ドル(前年度比8%増)が新興企業に投入された(米ダウ・ジョーンズのベンチャーワン調べ)。こうした資金の一部が、本当に可能性を持ったベンチャーに回っている。例えば“Web 2.0”系企業は今年上半
弊社は昨年から、Square 1 Bankというベンチャー銀行にお世話になっている。21世紀型の銀行を目指すというこの銀行は、テクノロジーを駆使して銀行業務のコストを最低限に抑える一方、うちのようなベンチャー企業のニーズに確実に応えてくれている。 何よりも便利なサービスは、”Toaster”というあだ名の小切手スキャナー。会社が受け取った小切手を物理的に銀行に持っていく必要はなく、この”Toaster”でスキャンして、オンラインで銀行に送る。ファンドの確認も全てオンライン。次の日には会社の口座に入金が確認される。口座を開設した時、普段はテキサスにいる銀行のサポートスタッフがオフィスを訪れ、弊社の経理担当者のPCに“Toaster”を接続してくれた。もちろん残高など口座の詳細はすべてウェブでアクセスできるので、以来、銀行業務はすべてウェブと電話で済ませている。この小切手スキャナーは、Gold
ゼロからスタートアップに投資 私の人生は、40年にわたり、ずっとスタートアップの創業活動に投資してきた。DeNAのように創業支援に成功したものもあれば、前向きな投資した資金を、借金返済に使われ破綻した酷い失敗も経験した。 私は四国の大自然で育った。母親が結婚前、京都大学の元経済学部長小島昌太郎教授(保険論、海運交通論、経営学、金融論の先駆者)のお手伝いをしていたことから経済に関心を持ち、慶應義塾大学で学ぼうとしたが、偶然シェイクスピア劇の演出に思いっきりはまり、留年した。悶々としていた1980年、ちょうど京都の好きなスティーブジョブズが率いるアップルが上場した。入った大学のゼミでベンチャーキャピタリストと言う職業に運命の出会いをした。 現状維持の驕りは身を亡ぼす。未知の未来にゼロから、ロミオとジュリエットの青春のように、自らの人生を信じて情熱を投入し、多様な新事業のステップアップに挑戦する
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く