今回は、「IPフォワード(IP Forward)」について。前回、「ルーティング」について取り上げました。今回の話題は、そのルーティングをLinuxマシンで実現しようという話です。 Linuxのマシンに2枚のNIC(ネットワークインターフェイス)を差し、ホストが2つのネットワークに接続されているものとします。このとき、通常は、パケットは2枚のインターフェイスを超えて届くことはなく、片方のNICでやりとりするパケットは、もう片方のNICではやりとりされることはありません。 ここで、「IPフォワード」という技術が用意されています。この技術は、その名の通り、2つのNICの間でパケットを転送するという技術です。これにより、パケットが異なるネットワークの間を往き来できるようになります。 LinuxでIPフォワードを有効にするには、「/etc/sysctl.conf」ファイルに、「net.ipv4.i

