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ブックマーク / www.gakushuin.ac.jp/~881791 (8)

  • きみはソーカル事件を知っているか?

    その1 平凡社『月刊百科』 1998年2月号 No.424、14-15頁より。 「「知」の欺瞞について」のページへ 稿の執筆に取りかかろうとしている今、97年の年の瀬である。米国の思想界でアラ ン・ソーカルの「悪戯」が物議を醸してからそろそろ二年、フランスでソーカル教授 の『知的ぺてん』 (Impostures intelectuelles) が刊行されてからでも、早くも 三ヶ月が経過しようとしている。それにもかかわらず、米英仏の論壇をあれほど騒が せているソーカル事件、わが日では――もしかすると私が寡聞だというだけのこと かもしれないが――いっこうに話題にならない。論評はおろか、報道さえおこなわれ ない。なぜだろう? ニューヨークやパリの知的流行には聡いはずの「現代思想」フ リークたちは、当にソーカル事件のことを知らないのか。それとも、知っていなが ら――党派的・戦術的に――黙殺

  • Rika200705

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  • Hal Tasaki's logW

    pulltop-birth
    pulltop-birth 2014/03/17
    「時枝 正さんの講演会のこと」
  • 発表スライドについてのルール

    学会、卒業研究等の発表会でのプレゼンテーションを念頭に、守ったほうがいい(とぼくが考える)ごく基的なルールをまとめる。 物理に近い分野での発表を想定しているが、おそらくほとんどのジャンルにあてはまる。 もちろん、すべての研究者が以下のルールのすべてを実践しているわけではない。 しかし、プレゼンテーションについて真剣に考えれば、多くのルールに賛同してもらえるはずだと信じている。 ここでは、よい発表をするための心がけや考え方には(ほとんど)触れていない。それはまた別に書くべきだろう。 また、実際に(PowerPoint や Keynote などの道具を使って)いかにスライドを作るかということには全く触れていない。これについて省みるに、ぼく自身が実際のスライド作成については確固たるノウハウを持たず、その場その場でなんとなく作ってきたため、人にしっかりと伝えられることがないのだと自覚した。 スラ

  • 江沢洋先生講演会

    江沢 洋 先生講演会「Bohr の原子模型:革命から百年」 2014 年 2 月 1 日に,下記のように,学習院大学名誉教授の江沢洋先生の講演会を開きました. 2013 年 12 月 6 日の仁科記念講演会「量子論の一世紀」での江沢先生の講演「ボーアの原子模型:革命からの百年」を,より詳しく時間をかけてお話していただこうという企画でした. 会場が満席になり補助椅子を出すほどの大盛況で,質疑応答もきわめて活発でした. 参加いただいたみなさんに感謝いたします. なお,江沢先生の当日のスライドを以下で公開しています. 学習院大学物理学科主任 渡邉 匡人 江沢 洋 学習院大学名誉教授講演会 「Bohr の原子模型:革命から百年」 日時 2014 年 2 月 1 日(土)14 時から 会場 学習院大学南 7 号館 101 教室 (山手線目白駅の改札を出て右に進むと 1 分たらずで学習院大学西門があり

  • まだやっかいな放射線 - 2 年半が経って汚染と被曝はどうなっているか - 田崎 晴明

    公開:2013年10月3日 / 最終更新日:2014年年4月26日 まだやっかいな放射線 2 年半が経って汚染と被曝はどうなっているか 2014 年 4 月に、外部被曝の部分を中心に若干の書き直しをしました。 (下の「主要な更新履歴・訂正」を参照) 原子力発電所事故から 2 年半以上が経った今、汚染と被曝の現状をいくつかのデータにもとづいて解説する。 今の段階では内部被曝は日中できわめて低く抑えられていること(4 節、5 節)、一方、一部の地域では高めの外部被曝をする可能性が否定できないこと(6 節)を説明するのが主な目的である。 題からは逸れるが、福島第一原子力発電所の事故に伴う避難で生じた人的被害のこと(1.2 節)、原子力発電所の廃炉作業のこと(1.3 節)にも触れ、また、今回の事故で政府・地方自治体などによる初期被曝の対策は不十分だったということも述べる(3 節)。 放射線に関

  • 被ばくによってガンで死亡するリスクについて(放射線と原子力発電所事故についてのできるだけ短くてわかりやすくて正確な解説)

    目次へ 公開: 2011年6月18日 / 最終更新日: 2012年10月6日 更新情報を Twitter で伝えます 放射線と原子力発電所事故についてのできるだけ短くてわかりやすくて正確な解説 文の「放射線って体に悪いの?」の「後からじわじわと影響がでる場合」で、「低線量の放射線を時間をかけて通算で 100 mSv の被ばくすると、生涯でガンで死亡するリスクが 0.5 パーセント上乗せされる」という ICRP の「公式の考え」を紹介した。 これは、長期的な被ばく対策を考えていくための基になる。 ここでは、「公式の考え」の正確な内容、そして、「公式の考え」が得られてた道筋について解説する。 この解説を読む前に、文の「放射線って体に悪いの?」をご覧になるといいと思います。 過剰相対リスクと過剰絶対リスク たとえば、一定量の被ばくによる生涯ガン死亡リスク(確率と思っていい)を表わす場合、過

  • 被ばくによるガンのリスクについての誤った情報(放射線と原子力発電所事故についてのできるだけ短くてわかりやすくて正確な解説)

    目次へ 公開: 2011年10月17日 / 最終更新日: 2011年12月22日 更新情報を Twitter で伝えます 放射線と原子力発電所事故についてのできるだけ短くてわかりやすくて正確な解説 これは、ミニ解説「被ばくによってガンで死亡するリスクについて」の付録である(このページを読む前に元のページをお読みください。できれば、解説の主要部分も読んでいただけるとありがたいです。このページは、ぼくの解説のなかで、もっとも「どうでもいい」部類だと思っています)。 内容はまったく質的ではないのだが、日における放射線リスクや対策についての情報伝達が如何に杜撰(ずさん)であるかの一つの典型例になると考え、ここに記録として残しておく。 正直なところ、未だに情報を正確に発信していない関係者には訂正していただきたいのだが、これまでの経緯を考えると(きわめて残念だが)その希望はかないそうにない。やれや

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