ひとつのアーティストの作品をじっくりと振り返り、個人的ベストソングを考えながら再評価をしていこうという不定期企画。今回は3年振りのニューアルバム「Damage」リリース(6月11日)を記念して、ジミー・イート・ワールド(Jimmy Eat World、以下JEW)をピックアップしました。 彼らの中では比較的イケてるアーティスト写真だと思います(汗) ところで彼らって世間的にどういう位置付けなのか、イマイチよくわかりません。デビューした90年代中盤はエモーショナル・コアの立役者としてザ・ゲット・アップ・キッズらと共にシーンを形成し、1999年の「Clarity」ではキーボードも多用、ハードでアッパーなだけではない繊細なサウンドで独自の地位を確立します。そして2001年にリリースされた4作目「Bleed American」ではアメリカ、カナダともにプラチナム級のセールスを記録し、フー・ファイタ