ドイツの元レフェリー、マルクス・メルク氏は、12日に行われたブラジル・ワールドカップ(W杯)開幕戦ブラジル対クロアチア戦でのジャッジについて、日本の西村雄一主審を責めるのでなはく適切な指示を与えていなかったFIFAを批判するべきだと主張した。 W杯開幕戦では、後半にブラジルにPKを与えた西村氏の判定が世界的に大きな論争を呼んでいる。クロアチアDFデヤン・ロブレンとブラジルFWフレッジの接触はわずかだったようにも見える。ネイマールが決めたこのPKが決勝点となり、ブラジルは3−1で大会初戦を飾った。 2002年日韓大会、2006年ドイツ大会の2度のW杯に参加したほか、チャンピオンズリーグ決勝やEURO2004決勝などでも笛を吹いた元国際審判のメルク氏。同氏はPKの判断に否定的な意見を述べながらも、責任は西村氏個人にあるものではないと述べている。 GOALドイツ版の取材に対し、メルク氏は次