橋下徹がまたぞろ世間を騒がしている。橋下がお騒がせ男なのか、バカメディアが面白がっているのか。おそらく両者が作用しあっているのだろう。 ただ、両者の学校教育に対する無知が大きく作用して、ことの本質から外れて、意味もなく大きくふくれあがっていることは確かだ。 これからこの問題を考えてゆくが、その前にわたしの考えを述べておく。 教師の体罰は、絶対に認めてはならない。 暴力を受けた子供は、長じて自分の子供を殴る。体罰は「遺伝」するのだ。 これには多くの実例がある。子殺しにいたる親は、殆ど学校で教師にひどい体罰を受けている。殴られながら、罵声を浴びながら、かわいそうに躾の流儀として身に染みついてしまうのだ。 橋下徹の直近(2013年1月16日)のツイートを見てみよう。かれの真意を探るにはこれが一番いい。 「桜宮高校体育科の入試中止については賛否両論がある。ただ、これは子どもに責任を取らせたわけでは