(「 「今だけ、金だけ、自分だけ」政治の結論は、日本を世界の核のゴミ捨て場に) もはやこの国は滅茶苦茶である。たったひとりの不勉強な世襲議員が首相になっただけで、自民党も国会もメディアも乗っ取られた。あまつさえ国まで乗っ取られてしまった。甘利明の不起訴は、三権分立さえ、この国ではもはや形式的な仮構にすぎないことを、より明確にさせたものだった。 安倍晋三の行き着いた果ては、金儲けのためなら何でもする誇りなき植民地の完成である。 その忌まわしいひとつの例が形を顕した。世界における核の墓場(核のゴミ捨て場)の建設である。このことについては、わたしは過去のメルマガで『東京ブラックアウト』を採り上げながら論じてきた。それが第2の原発破壊を待たずに、ついに具体化し始めた。 『苫小牧福音教会 水草牧師のメモ帳』(2016年5月5日)に「わが国は世界の放射能のゴミ箱に」が載っている。 「日経新聞によれば、
日本の景気動向と政治状況を見るときに、不動産市況を見るのは、優れた方法である。 『Forbes』に、長嶋修の[日本の不動産最前線]、「第1回」と「第2回」とが載っている。ここにポイントをまとめておく。 後にリンクを張っておくので、ぜひ全文をお読みいただきたい。日本の官僚と政治家がいかに愚かで無責任であるかが、よくわかる。 1 東日本不動産流通機構によると、3月の首都圏における中古マンション成約件数は3590件と前年比で3.7%減少。6か月ぶりに前年同月を下回った。不動産経済研究所によると4月の首都圏新築マンション発売は39.6%減の2693戸と4か月連続減。契約率は67.6%と、好不調の分岐点とされる70%を再び下回っている。 2 日本の住宅市場は今後、少なくとも新築市場について回復する見込みはない。そのふたつの理由。 (1) 「圧倒的な需要不足」。今後本格的な少子化・高齢化が進み、生産年
5月31日の記者会見で世耕弘成官房副長官が、G7で安倍晋三は「『リーマン・ショック前に似ている』とは発言していない。わたしが少し言葉足らずだった」とすり替えを始めた。世界中の笑いものになったために、あわてて新たなでっち上げを始めた格好だ。 世耕は先月26日に記者団に向かって「首相は『リーマン・ショック前に似ている』と申し上げ、各国首脳と認識は一致している」と説明したのである。 消費税増税再延期の大義名分が欲しいのだ。それで今度は新興国の景気減速、とりわけ中国のせいにし始めた。 それにしてもG7で、リーマン・ショック前夜などとよくもいえたものだ。要はおバカで、モラルがなく、想像力皆無なのである。参加各国の首脳がどういった反応を示すか。それがさっぱりわからなかったのだ。 いってはみたものの、選挙目当てにG7を利用している、と見抜かれて冷笑され、あわてて今度は新興国とりわけ中国の景気減速のせいに
G7で安倍晋三がいきなり提示した「世界はリーマンショック前夜」説。G7の選挙利用。各国首脳に冷笑されてしまい、日本が三流国になってしまったことをまざまざと見せつけた。 『東京ブラックアウト』のラストで、「―新崎原発の事故から10年後、除染しても除染しても線量の減らない関東平野に、世界中の放射性廃棄物を貯蔵する施設が設置された」「そんな三流国として生きていくしか、日本に道は残されていなかったのだ」と描かれた日本。 10年待つ必要はなかった。すでに日本は、世界に金をばらまいてG7の椅子にしがみつく三流国になっている。世界はそのように見ているのである。この三流国の現実を、今回のG7はまざまざと見せつけた。 伊勢神宮への、各国の文化や宗教を無視した強引で失礼な誘導。消費税増税再延期のための「世界はリーマンショック前夜」説。オバマの「謝罪なき広島見物」 どの企画にも知性も民族の矜恃もなかった。三流国
軽薄で醜悪な状況が続いている。ベッキー、清原、熊本地震、舛添とスピンが続く。 バニーメンがこんなツイートをしていた。 「昨日は【蕎麦】の領収書、今日は自分の顔の【饅頭】ニヤニヤしながら追いかける記者達。終わった日本の記者クラブ大メディア! 舛添祭り佳境に!【舛添知事公私混同疑惑】舛添氏が午後2時から会見、再び釈明へ。乗用車や美術品購入など数々の疑惑で」 まことに舛添要一というのは、税金を公私混同するために政治家になったような男である。自公にとっては、スピン舛添としての利用価値が高いのだろうが、どこまでそれを延ばすか。次の都知事は決まっているのだろう。あるいは舛添をある程度叩いたら、舞台裏で都議会の自公との間で手打ちがあって、舛添が自公の要求をすべて呑んで、収拾するのかもしれない。 昨今は政治家が国民をバカにしきって、不祥事を起こしても辞めなくなった。東京の大手(「記者クラブ」)陰謀メディア
5月14日、安倍晋三は、オバマの広島見物(謝罪しない宗主国のトップは、見物にくるのである)に関して、「歴史的な訪問にしなければならない」と述べた。 それにしても、それほどオバマの広島見物はすごいことなのか。実は、それはすごいことなのである。なぜなら謝罪なしの広島見物をやってのけ、日本の政権も謝罪を要求しないという意味で、実にすごいことなのだ。 安倍は「世界で唯一の戦争被爆国の首相と、世界で唯一核兵器を使用した国の指導者が共に犠牲者に哀悼の誠をささげることは、核のない世界に向けての一歩になる」と語った。米国へのヨイショが身に染みついているのである。 戦後の日本の1%は、民族の負の遺産を語るのが好きだ。「世界で唯一の戦争被爆国」、「失われた10年」、「失われた20年」、「失われた30年」(どこまで失い続けるのか。いっそ「永遠に続く喪失」とでもしておけばいいのだ)「阪神・淡路大震災の教訓」、「東
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く