2024.09.06 働き方 Googleエネルギー 生成AIがもたらすインパクトはもちろん大きいが、気候変動の問題もそれと同じかそれ以上のインパクトをわれわれの生活にもたらすはず。 大量の電力需要者であると同時にイノベーションの担い手でもあるエンジニアは、この地球規模の社会課題をどう捉えるべきなのか。 エネルギーテック領域で働くエンジニアへインタビューし、気候危機時代のエンジニアのあり方を探ってみたい。 今回インタビューしたのは、グーグル日本法人で長く検索エンジンの開発に携わってきた山内暁さんだ。山内さんは2022年、突如退職し、まだプロダクトさえなかったエネルギー領域のスタートアップ・パワーエックスに一号エンジニアとしてジョイン。 以来、ソフトウエア開発部門のトップとして、大型蓄電池の製造・出荷、法人向けの電力供給、EV充電ステーション、電気運搬船などスケールの大きな同社の事業を牽引し