AIを使ったSNS分析サービスなどを展開する「Spectee」(スペクティ、東京都千代田区)は10月7日、コロナ禍で爆破予告が急増しているとする調査結果を発表した。2019年10月1日から2020年9月30日の1年間の爆破予告の総件数は176件で、特に緊急事態宣言解除後の6月以降に急増しているという。 スペクティは同社のAIを使ったSNS解析サービス「Spectee Pro(スペクティプロ)」を使い、Facebook、Twitter、Instagramなどの主要なSNSの投稿を調査。爆破予告に対象を絞り、関連する投稿の文字や画像、動画をAIで解析した結果、6月の12件以降、急増していることが分かった。最多は9月の62件で、ターゲットの大半が大学などの教育機関だった。