東京・八王子市では新型コロナに感染した患者を受け入れるために確保している市内の医療機関の病床がほぼ満床状態となり、入院を調整する保健所は、症状が悪化しても入院するのが難しくなっているとして、危機感を強めています。 八王子市保健所によりますと、八王子市では今月、60代以上の新型コロナの感染者は、14日時点でおよそ2000人と感染者全体の15%を占め、その割合は増加傾向にあります。 こうした影響などで、市内の8つの病院で入院が必要な患者を受け入れるコロナ病床のうち、運用できるあわせておよそ230床はほぼ満床の状態が続いています。 八王子市では、保健所が市内の医療機関などと連携し、入院患者の受け入れ先を一括して調整していて、症状などに応じて優先して入院させるか判断していますが、病床がひっ迫し、症状が悪化しても入院するのが難しくなっているということです。 18日は、市内の高齢者施設から基礎疾患があ
