並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

361 - 400 件 / 2940件

新着順 人気順

ナゾロジーの検索結果361 - 400 件 / 2940件

  • 「面倒だから馬鹿っぽく振る舞ってた」馬の知能の驚くべき報告 - ナゾロジー

    馬は私たち人と厚い絆で結ばれた動物ですが、知能面ではあまり注目されません。 競馬好きの人なら、馬がかなり人間の考えを理解していて賢い生き物という印象を持っているかもしれませんが、チンパンジーやイルカ、カラス、ゾウなどに比べて彼らの知能を調査した研究はあまり報告されていないのです。 しかし英ノッティンガム・トレント大学(NTU)の研究で、馬は非常に賢いにも関わらず、面倒なので馬鹿っぽく振る舞っている可能性が示されたのです。 一体どのような知能の高さを見せたのでしょうか? 研究の詳細は2024年7月11日付で科学雑誌『Applied Animal Behaviour Science』に掲載されています。 Horses much more intelligent than we thought, study suggests https://www.ntu.ac.uk/about-us/news

      「面倒だから馬鹿っぽく振る舞ってた」馬の知能の驚くべき報告 - ナゾロジー
    • 実は非常に危険! 生の鶏肉を水洗いしてはいけない理由とは? - ナゾロジー

      日常的に接する食材の中でも、鶏肉は食中毒リスクが高いことで知られます。 少しでも清潔にしておこうと、調理前の鶏肉を水洗いする人も多いのではないでしょうか? しかしこの行動、実はNGです。 世界中の食品安全当局も、生の鶏肉は洗わないよう呼びかけていますが、いまだに水洗いをする人が後を絶たないという。 オーストラリア食品安全情報評議会(AFSIC)の調査では、同国の約半数の人が鶏肉を丸洗いしているというデータが出ています。 では、なぜ鶏肉は洗うべきでないのでしょう? また、鶏肉を洗うことの危険性について、どのような研究報告がなされているのでしょうか。 No, you shouldn’t wash raw chicken before cooking it. So why do people still do it? https://theconversation.com/no-you-shou

        実は非常に危険! 生の鶏肉を水洗いしてはいけない理由とは? - ナゾロジー
      • これが本当の天の川の姿か。 作成に12年もかかった「天の川のパノラマ画像」が公開される - ナゾロジー

        「ではみなさんは、そういうふうに川だと言われたり、 乳の流れたあとだと言われたりしていた、このぼんやりと白いものがほんとうは何かご承知ですか」 宮沢賢治の小説「銀河鉄道の夜」の冒頭は、そんな問いかけから始まります。 当然、私たちはそれが星の集まりだと知っています。しかし、本当に私たちはその姿を知っているのでしょうか? フィンランドの天体写真家メッツァヴァイニオ(JP Metsavainio)氏は、12年もの歳月をかけて、天の川全体のパノラマ画像を作成し、自身のブログページで公開しています。 詳細な画像で見る天の川は、単なる星の集まりという想像からは、だいぶかけ離れた姿をしているようです。

          これが本当の天の川の姿か。 作成に12年もかかった「天の川のパノラマ画像」が公開される - ナゾロジー
        • シャチの「殺し屋コンビ」が南アのホオジロザメを次々と殺しまくっている - ナゾロジー

          南アフリカ沿岸といえば、ホオジロザメの豊富な場所として有名です。 しかし今、その状況が、ある殺し屋コンビによってガラリと変わり始めているようです。 このほど、南アのNPO法人・Dyer Island Conservation Trustの研究により、2017年以降、2頭のシャチが同海域で少なくとも8頭のホオジロザメを惨殺し、さらに、他の多くのホオジロザメをよそへ追いやっていることが明らかになりました。 ホオジロザメは、この殺し屋コンビを恐れて、慣れ親しんだホームに近寄れなくなっているようです。 研究の詳細は、2022年6月29日付で科学雑誌『African Journal of Marine Science』に掲載されました。 Serial killer whales have been murdering sharks and eating their livers for 5 year

            シャチの「殺し屋コンビ」が南アのホオジロザメを次々と殺しまくっている - ナゾロジー
          • 植物の遺伝子を「食べる」ことで獲得した昆虫を発見! 植物から動物へ遺伝子が水平伝播する - ナゾロジー

            食べることで相手の遺伝子を取り込む…。 そんなSFのような現象が動物と植物の間に起きていたようです。 3月25日に『Cell』に掲載された論文によれば、コナジラミと呼ばれる小さな昆虫の遺伝子に、植物の遺伝子が紛れ込んでいることが判明したとのこと。 種の壁を超えた遺伝子の移動は菌類同士などではよく起こり得ますが、植物と動物という根本から大きくかけ離れた種間の遺伝子移動が確認されたのは、コナジラミ以外、あまり知られていません。 コナジラミはいったいどんな遺伝子を植物から盗んだのでしょうか? PLANT DNA FOUND FOR THE FIRST TIME IN ANIMALS, BIZARRE STUDY REVEALS https://www.inverse.com/science/plant-dna-found-in-animal-dna-study Aphid-Like Insect

              植物の遺伝子を「食べる」ことで獲得した昆虫を発見! 植物から動物へ遺伝子が水平伝播する - ナゾロジー
            • 毎年数カ月間「絶滅」する不思議な生物『ラボードカメレオン』 - ナゾロジー

              「1年のうち数カ月間は必ず絶滅状態に陥る」 そんな不思議なカメレオンがアフリカ南島沖に浮かぶマダガスカル島に存在します。 名前は「ラボードカメレオン(学名:Furcifer labordi)」といって、毎年4〜10月の間は生きた個体が全滅し、地上からこつぜんと姿を消すのです。 しかし11月になると何事もなかったかのように再びカムバックするという。 彼らの生態には一体どんな秘密が隠されているのでしょうか? The Madagascan Chameleon That Goes “Extinct” For A Few Months Every Year https://www.iflscience.com/the-madagascan-chameleon-that-goes-extinct-for-a-few-months-every-year-73212 The chameleon that

                毎年数カ月間「絶滅」する不思議な生物『ラボードカメレオン』 - ナゾロジー
              • VRでの性転換体験により、人間の「心の性別は簡単に揺らぐ」と判明! - ナゾロジー

                リアルなTS(性転換)体験は、男の中の漢も乙女にしてしまうようです。 9月1日に『Scientific Reports』に掲載された論文によれば、VR(バーチャルリアリティー)を使ったTS体験が、実験参加者の心の性別を容易に動揺させ、異性化の方向に働きかけていたことが示されました。 実験参加者の多くは性転換願望のない人々でしたが、それでも心に大きな影響を残したようです。 私たちが持っている自然な性別意識(男らしさ・女らしさ)は、簡単な疑似体験で崩れてしまうような脆いものなのでしょうか? 結論から言えば、そのとおり。僅かな時間の性転換体験でも、被験者たちの性認識は可逆的ながらも甚大な影響を受けていたのです。 >参照元はこちら(英文)

                  VRでの性転換体験により、人間の「心の性別は簡単に揺らぐ」と判明! - ナゾロジー
                • ミトコンドリアに次ぐ新たな細菌を「人工的に細胞内に共生させる」研究が進行中 - ナゾロジー

                  細胞内に新規の「共生細菌」を保持させることに成功細胞内に新規の「共生細菌」を保持させることに成功 / Credit:Canva動物や植物の細胞の中には、ミトコンドリアや葉緑体など、かつて独立した生命であった存在が共生体として住み着いています。 かつて動物と植物の祖先(真核生物)には、酸素呼吸能力も光合成能力もありませんでしたが、ミトコンドリアの取り込みによって細胞は酸素呼吸が可能になり、葉緑体の取り込みによって光合成が可能になりました。 ミトコンドリアや葉緑体は独自の遺伝子を持ち、動植物に新たな能力を与えています。 そこで近年の生物学では、細胞内部に有用な細菌を共生させる試みが続けられています。 新たな共生生物を得ることができれば、ミトコンドリアや葉緑体が与えてくれたような劇的な変化を細胞に起こすことが可能となるからです。 今回、ミシガン州立大学の研究者たちはマウスの免疫細胞(マクロファー

                    ミトコンドリアに次ぐ新たな細菌を「人工的に細胞内に共生させる」研究が進行中 - ナゾロジー
                  • 新型コロナウイルスは「免疫細胞を無効化する」という研究結果 - ナゾロジー

                    上海の復旦大学ル・ル氏とニューヨーク血液センターのチャン・シボ氏の研究者チームは、新型コロナウイルスが人の免疫細胞を殺す働きがあることを発見しました。 この免疫破壊作用は、コロナウイルスの感染症である重症急性呼吸器症候群(SARS)にはなく、新型コロナウイルス特有のものであるとのこと。 ウイルス撃退にはT細胞の免疫機能が大切Credit:depositphotos通常、体内にウイルスが侵入すると、身体の免疫機能が働きウイルスを殺そうとします。 それら免疫機能の中に、T細胞(Tリンパ球)と呼ばれるものがあります。この細胞は免疫機能において重要な役割を担っており、体内の異質な細胞を見つけて破壊します。 T細胞は、ウイルスに感染した細胞を捕捉し、穴をあけ、その膜に化学物質を注入してウイルスと細胞の両方を破壊します。 このT細胞の働きのおかげで、私たちは体内からウイルスを除去することができます。

                      新型コロナウイルスは「免疫細胞を無効化する」という研究結果 - ナゾロジー
                    • メスと体を縫い合わせ「子宮移植されたオスマウス」が出産成功 - ナゾロジー

                      メスと体を縫い合わされ子宮移植を受けたオスマウスが出産成功!世界ではじめて哺乳類のオスによる妊娠出産が成功した / Credit:Canva . ナゾロジー編集部オスの妊娠は自然界でも非常にまれな現象ですが、全く無いわけではありません。 特に魚類においては交尾の直前で性別が変わる種が知られているほか、タツノオトシゴが属するヨウジウオ科のように、体内に「オスの子宮」を持つ種も知られています。 一方で、哺乳類においてはオスの妊娠・出産が自然界で行われている例は存在しません。 そのためこれまでの科学において、哺乳類のオスの妊娠能力については「ない」と判断されてきました。 しかし中国の海軍医科大学の研究者たちはこの事実に納得していませんでした。 研究者たちは、哺乳類のオスであっても、外部からの支援があれば妊娠状態を維持し、胎児を育成できると考えていたのです。 問題は、その支援方法でした。 近年のマ

                        メスと体を縫い合わせ「子宮移植されたオスマウス」が出産成功 - ナゾロジー
                      • アルファベットの原型「カナン人が書いた文章」を世界で初めて発見! - ナゾロジー

                        アルファベットの発明は紀元前1800年頃まで遡り、イスラエルの古代民族「カナン人」によって使用され始めました。 このカナン人の文字体系(以下、原カナン文字)は、今日世界で使われているほぼ全てのアルファベットの原型となっています。 一方、原カナン文字の発見例はきわめて稀であり、過去に断片的な単語が見つかっているに過ぎませんでした。 しかしこのほど、イスラエルのエルサレム・ヘブライ大学(HUJ)らの研究により、約3700年前の象牙の櫛(くし)の表面に、意味の通った原カナン文字の文章がついに発見されたのです。 研究者いわく「これはカナン人が書いた文章を世界で初めて目にした瞬間である」とのこと。 その記念すべき最初の文章は「私の髪と髭からシラミを取り除きたまえ」でした。 研究の詳細は、2022年11月9日付で学術誌『Jerusalem Journal of Archaeology』に掲載されていま

                          アルファベットの原型「カナン人が書いた文章」を世界で初めて発見! - ナゾロジー
                        • 数学嫌いこそ読んでほしい! フィールズ賞を受賞した4人の数学者のインタビュー - ナゾロジー

                          フィールズ賞の受賞者が発表されました。 数学界のノーベル賞と言われるフィールズ賞は4年に1度開催される国際数学者会議(ICM)において決定され、今年は4人の数学者に対して栄誉が送られました。 彼らの業績を理解するのは困難ですが、どんな人たちであるかは興味があります。 そこで今回は彼らに対して行われたインタビューの要約を紹介したいと思います。 発表内容の詳細は『国際数学連合』のホームページにて公開されています。

                            数学嫌いこそ読んでほしい! フィールズ賞を受賞した4人の数学者のインタビュー - ナゾロジー
                          • 脳に光線を見せる「新しい錯視」が見つかる - ナゾロジー

                            上の黒い円の画像、中心から光の筋が見えますよね?それ、脳が起こす目の錯覚です。 なんと、全く存在しないまぶしい光線を見せる「新しい錯視」が作成されました。 ビジュアルアーティストのカルロヴィッチ氏が2019年に彼の会社「RecursiaStudios」のロゴとして制作した錯視「シンチレーションスターバースト(きらめくスターバースト)」は、真っ白な背景に円状のパターンを花輪のように繰り返し配置したシンプルなもの。 この画像を見た人は「雲の隙間から差し込む太陽の光」のような光線が中心からでていると錯覚します。 なぜあるはずのない光が皆さんの目に映ったのでしょうか。 ニューヨーク大(NYU)の研究者がそのメカニズムを研究し、6月29日に科学論文誌『i-Perception』で報告しています。

                              脳に光線を見せる「新しい錯視」が見つかる - ナゾロジー
                            • 耳につけるだけで、外国語のリスニング能力が2倍になるウソみたいな装置。耳から「脳神経」を刺激する - ナゾロジー

                              迷走神経は脊髄を介さず脳に繋がっている延長された脳の一部である迷走神経を外国語のリズムにあわせて刺激すると外国語のヒヤリング成績が伸びた 未来の学習は電気刺激で行われるかもしれません。 新しく行われた研究で、外国語の発音にあわせて耳の迷走神経を電気刺激すると、外国語のヒヤリング学習速度が最大2倍まで強化できることが示されました。 耳の迷走神経は、脳神経に脊髄を介さず直接接続されていることから、一種の「延長された脳」とも言え、迷走神経の刺激は脳への直接刺激にもなります。 怪しげな雰囲気を漂わせる研究ではありますが、研究内容はあの世界随一の学術雑誌「Nature」のパートナー誌である「npj Science of Learning」から発表されており、その信ぴょう性高いと言えるかもしれません。 では実際に電気刺激がどうやって学習能力を強化するのか、見ていきましょう!

                                耳につけるだけで、外国語のリスニング能力が2倍になるウソみたいな装置。耳から「脳神経」を刺激する - ナゾロジー
                              • 首を電気刺激することで脳を活性化させるデバイス登場 - ナゾロジー

                                軍隊、医療、交通に関連する仕事は集中力を要する業務であり、睡眠不足や疲労が重大な影響を与えます。 コーヒーやエナジードリンクによるカフェイン摂取は一時的な覚醒をもたらしますが、摂取すればするほどその効果は薄れていきます。 そこで、アメリカ・オハイオ州の防衛技術会社Infoscitexに所属する心理学者リンジー・マッキンタイア氏ら研究チームは、睡眠不足でも集中力を向上させる別の方法を見つけました。 市販の機器で首を電気刺激するなら、カフェインよりも高い効果を生み出せるというのです。 研究の詳細は、6月10日付の科学誌『Communications Biology』に掲載されました。

                                  首を電気刺激することで脳を活性化させるデバイス登場 - ナゾロジー
                                • 強靭すぎるクマムシ、ついに極限環境を生き抜くメカニズムが判明 - ナゾロジー

                                  Point ■極限環境におけるクマムシの高い生存能力を支えるタンパク質Dsupの働きのメカニズムが解明 ■Dsupが細胞内のDNAとタンパク質の複合体クロマチンに結びつき、ヒドロキシルラジカルからDNAを保護する雲を形成する お腹がキラキラ光るクマムシが発見される クマムシは8本足を持つぷにぷにのゴム人形のような特徴的ルックスから、英語では“water bears”(海のクマ)や“moss piglets”(コケの子豚)といった愛称で呼ばれています。 ただ、クマムシのユニークさはその外見だけに留まりません。体長0.1〜1ミリメートルほどのこの小型無脊椎動物は、厳しい環境の中を生き抜くスーパーパワーを備えた極限環境生物なのです。 カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームが、クマムシが極限環境の中で身を守る仕組みをこのほど明らかにしました。論文は、10月1日付けで雑誌「eLife」に掲載さ

                                    強靭すぎるクマムシ、ついに極限環境を生き抜くメカニズムが判明 - ナゾロジー
                                  • 先延ばし癖を減らすための簡単な思考法とは?東大が調査 - ナゾロジー

                                    先延ばし癖がある人ほど、気を楽に持つといいかもしれません。 東京大学大学院 総合文化研究科はこのほど、自分の未来に対して「今よりストレスが増えることはない」と楽観的な人は、深刻な先延ばし癖が少ない傾向にあることを発見しました。 先のことを重く考えすぎないことが、先延ばしを改善するヒントとなりそうです。 研究の詳細は2024年5月30日付で科学雑誌『Scientific Reports』に掲載されています。

                                      先延ばし癖を減らすための簡単な思考法とは?東大が調査 - ナゾロジー
                                    • 救いか?冒涜か?AIで再現された故人と対話する「デジタルネクロマンシー」 - ナゾロジー

                                      技術の進歩とともに故人との関わり方も変わってきているのかもしれません。 急速な進歩を遂げているChatGPTのような大規模言語モデルの登場は、日記などの記録を元にして、話し方や考え方を再現した疑似人格とチャットで話すことを可能にしました。 画像や映像を合成できるジェネレーティブAIは、実際の人物の映像を元に存在しない表情や仕草の映像を作り出すことを可能にします。 そしてこれらの技術の組み合わせは、亡くなった家族や友人をまるで画面の中では生きているように蘇らせることを可能にしているのです。 AIを使って故人をデジタル上で蘇らせる技術は「デジタルネクロマンシー」とも呼ばれ、最近では一般の人々もこれらの技術に簡単に触れられるようになってきました。 日本では「故人AI」や「バーチャル故人」などとも呼ばれて注目を集めており、海外では実際に「故人と会話できるAI」と謳ったサービスも登場してきています。

                                        救いか?冒涜か?AIで再現された故人と対話する「デジタルネクロマンシー」 - ナゾロジー
                                      • 数学の未解決問題「双子素数の予想」が特殊な条件で証明! 素数の秘密に迫る - ナゾロジー

                                        Point ■双子素数とは、連続した奇数がどちらも素数になるペアのこと ■素数が無限に存在することは紀元前に証明されているが、双子素数が無限に存在することは証明できていない ■新たな研究は多項式を使い、グラフ形状を比較することで双子素数が無限に存在することの証明に成功した 一般の私たちにとっては、落ち着きたいときに数えるくらいしか役に立たない素数ですが、数学者たちはこの素数の性質に長年魅了され続けています。 素数の難問として有名なのは、数学ミレニアム問題の1つ「リーマン予想」です。これが解決されれば素数の出現位置を予測できるようになると言われています。 逆に言えば、現在素数はどこでどういうタイミングで出現するのか法則が見つかっていないのです。 今回発表された研究は、こうした素数にまつわる問題の1つ「双子素数の予想」を限定的に証明したというものです。 双子素数とは、ある偶数を挟んで並んで存在

                                          数学の未解決問題「双子素数の予想」が特殊な条件で証明! 素数の秘密に迫る - ナゾロジー
                                        • なぜ幼い子供は母親が好きなのか?根源的な謎を脳科学的に解明 - ナゾロジー

                                          研究の概要を4コマで解説!今回はまず研究の概要と結果について4コマで解説します。 4コマの後には研究について紹介する記事の本文が続いていますので、気になったらぜひ続きも読んでみてください! 4コマという特性上、全てを説明しきることはできませんが、難しい科学研究を楽しめる切欠になってくれれば幸いです。 哺乳類にとって母親は特別な存在です / Credit:clip studio . 川勝康弘子供が母親を慕うのは当たり前だと思いがちですが、その当たり前を実現させるメカニズムが存在します / Credit:clip studio . 川勝康弘子が母を慕う脳回路をハッキングすると、母親以外のものでも子供は安心や安全を感じるようになります。たとえそれが捕食者を模したぬいぐるみでもです。 / Credit:clip studio . 川勝康弘子が母を慕う気持ちが脳にプログラムされているからこそ、厳しい

                                            なぜ幼い子供は母親が好きなのか?根源的な謎を脳科学的に解明 - ナゾロジー
                                          • 「勉強の仕方がわからない」子供が増加傾向!勉強ってどうやればいいの? - ナゾロジー

                                            いかにして、テストで1点でも多く点を取るか。どうやって成績を上げるか。 学生時代、悩んでいた人も多いでしょう。 今回、東京大学社会科学研究所と、株式会社ベネッセコーポレーションが共同で行っている研究プロジェクトにより、「学習方法の理解」(自分に合った、上手な勉強のしかたを見つけること)と「学習意欲」、そして「成績」の関係について、興味深い分析結果が報告されました。 この共同研究プロジェクトは、「子どもの生活と学び」の実態を明らかにするために立ち上げられ、2015年以降、8年間にわたって複数の調査を実施し、同一の親子(小学1年生から高校3年生)の意識・行動の変化を明らかにしてきています。 昨年のニュースリリース(2022年4月20日発信)で報告された分析結果では、子どもたちの学習意欲が低下していることが分かりました。この傾向は、今年4月12日に発表された今回の調査結果でも同様だったようです。

                                              「勉強の仕方がわからない」子供が増加傾向!勉強ってどうやればいいの? - ナゾロジー
                                            • 唯一の復活した言語!紀元前に日常言語としては絶滅したヘブライ語がどうやって甦ったのか? - ナゾロジー

                                              聖典の中でしか生きていなかったヘブライ語死海文書、聖書よりも新しい時代のヘブライ語で書かれている書物の一つである。 / credit:wikipediaヘブライ語は大きく分けると、太古の時代に使われていた聖書ヘブライ語と、現代のイスラエルで使われている現代ヘブライ語に分類できます。 聖書ヘブライ語は紀元前のイスラエルの地で使われており、名前の通り旧約聖書にも使われていました。 しかし紀元前4世紀から前2世紀にかけて、イスラエルの住民は主にアラム語とギリシャ語を使い始めるようになり、ヘブライ語は紀元前2世紀ごろには日常語として使われることは無くなったのです。 それでもヘブライ語は聖典の言葉としては引き続き使われており、学者や祈りの言葉として使われていました。 やがて時代が下ると、地中海地域はイスラム世界とキリスト教世界に分かれることとなりました。 そのうちヘブライ語が進化を遂げることになった

                                                唯一の復活した言語!紀元前に日常言語としては絶滅したヘブライ語がどうやって甦ったのか? - ナゾロジー
                                              • 「意思決定の仕組み」がついに判明(ハーバード大学) (2/2) - ナゾロジー

                                                意思決定の「基礎的ルール」を特定する意思決定の「基礎的ルール」はどんなものなのか? 先に述べたように、この基礎的ルールというものが、ネットワーク全体の活性化や不活性化といった、単純なON・OFFの仕組みでないことがわかっています。 そのため仕組みを解明するには、マウスたちの神経ネットワークを構成する全てのニューロンと全ての接続を知る必要があります。 調査にあたってはまず、マウスの後帯状皮質に対して、強く活動するニューロンほど強く光るような仕組み「2光子カルシウムイメージング法」を導入しました。 (※2光子カルシウムイメージングでは細胞の活動の強さにともなって強く蛍光を発する、カルシウムセンサータンパク質が用いられます。この光るタンパク質の設計情報はウイルス感染によってマウスの後帯状皮質へと届けられます) マウスたちには仮想現実の中で迷路を進んでもらいました / Credit:Aaron T

                                                  「意思決定の仕組み」がついに判明(ハーバード大学) (2/2) - ナゾロジー
                                                • 水と同じ密度を持つ氷「ガラス化したH2O」の作成に成功! - ナゾロジー

                                                  新たに発見された新種の氷は「ガラス化した液体の水」である可能性!新たに発見された新種の氷は「ガラス化した液体の水」である可能性! / Credit:ALEXANDER ROSU-FINSEN st al . Medium-density amorphous ice . Science (2023)小学校や中学校の教科書では温度が上がるにつれて物質が「固体➔液体➔気体」と3つの状態に変化していくと記されています。 これらの状態は、厳密には分子の並び方で分類されています。 たとえば液体は分子がランダムに配置されている状態を指し、固体とは分子が規則正しく配列している状態を指します。 分子が規則正しい空間配置を持つことを「結晶」と呼びます。 つまりランダムに漂っていた分子が結晶化すると固体になるのです。 たとえば通常の氷(固体の水)は分子が規則正しく配列した「結晶」の状態をとります。 しかし、世の

                                                    水と同じ密度を持つ氷「ガラス化したH2O」の作成に成功! - ナゾロジー
                                                  • マグロは痒いところをサメにこすりつけて解消していた! - ナゾロジー

                                                    身体が痒くなったとき手足のない魚たち、特に身体をこすりつける場所もないような遠洋の魚たちはどうしているのでしょうか? 実は彼らは恐ろしい捕食者であるサメを「孫の手」として利用することがあるようです。 西オーストラリア大学(UMA)マリン・フューチャーズ・ラボに所属するクリストファーD.H. トンプソン氏ら研究チームは、多くのマグロが体をサメに擦りつけて、自分を綺麗にしている様子を発見しました。 しかもマグロたちは互いに道具を貸し借りするかのように、順番を守ってサメに体を擦りつけていたのです。 私たちから見てマグロは美味しい魚なので、サメに近づくなんて危険な気がしてしまいますが、実際のところはどうなのでしょうか? 研究の詳細は、2022年10月19日付の科学誌『PLoS ONE』に掲載されました。 Large fish prefer using sharks for scraping htt

                                                      マグロは痒いところをサメにこすりつけて解消していた! - ナゾロジー
                                                    • 夏野菜の「先祖返り」に要注意!食用の野菜が”危険な野生種”に逆戻りする - ナゾロジー

                                                      キュウリやスイカ、ズッキーニなどは、夏野菜として人気の作物ですが、注意すべき点もあります。 実は普段慣れ親しんでいる作物の多くは、長い年月をかけて品種改良された結果であり、もともとの野生種とはまったくの別物なのです。 そして、作物は何の前触れもなく野生種に先祖返りすることがあり、その中には、食用に適さないものや有毒成分を含む危険な状態に戻ることもあります。 特に、家庭菜園や自家栽培を楽しむ人は気をつけなければいけません。 そこで、安全な作物と野生種を見分ける一番のポイントは「苦味」になります。

                                                        夏野菜の「先祖返り」に要注意!食用の野菜が”危険な野生種”に逆戻りする - ナゾロジー
                                                      • 「なぜ今までやらなかった?」携帯電波で山岳遭難者を数分で発見するシステム! - ナゾロジー

                                                        近年、登山ブームの再来により、多くの人が新しく登山にチャレンジしています。 その影響もあり、山で遭難してしまう人のニュースも頻繁に目にするようになりました。 こうした背景にあって、最近、アメリカ・コロラド州の都市デュランゴを拠点とするヘリコプター会社「コロラド・ハイランド・ヘリコプターズ(Colorado Highland Helicopters)」は、遭難者の携帯電話を利用した遭難者発見システムのテスト運用を行いました。 ヘリコプターに、いわば「小型の携帯電話基地局」を搭載し、遭難者の携帯電話と交信することで、遭難者の正確な位置を把握できるというのです。 「どうして、これまで採用されていなかったのか」と言いたくなる技術ですが、今後はこれにより、一層多くの人を助けることができるはずです。 New technology may help find missing people in Colo

                                                          「なぜ今までやらなかった?」携帯電波で山岳遭難者を数分で発見するシステム! - ナゾロジー
                                                        • 強力な「カーボンナノチューブの人工筋肉」が開発される - ナゾロジー

                                                          人工筋肉と言うと肉でできた生体部品というイメージが湧きますが、実際に現在研究されている人工筋肉はカーボンナノチューブ(以下、CNT)の糸で作られています。 1月29日に科学雑誌『Science』で発表された新しい研究は、このCNTの人工筋肉に革新的な技術を見出し、同じ重量の人間の筋肉の実に29倍の能力を得ることに成功したと報告しています。 CNT繊維による人工筋肉は、さまざまな制約がありましたが、研究はそうした問題の多くを解決させるものになるようです。

                                                            強力な「カーボンナノチューブの人工筋肉」が開発される - ナゾロジー
                                                          • 100年謎だった「鳥類の肺は空気の流れが一方通行になっている」仕組みを解明 空気が薄い高所を飛べる理由 - ナゾロジー

                                                            哺乳類は基本的に呼吸をするとき、肺内部の気流の方向が、吸うときと吐くときで入れ替わります。 しかし、鳥類は常に肺内部で気流が一方向に流れ続けています。 この事実は100年近く前に発見されていましたが、鳥の肺には弁やダイオードに相当するシステムはなく、どうやって実現しているか完全に説明できていませんでした。 3月19日に科学雑誌『PHYSICAL REVIEW LETTERS』で発表された新しい研究は、実験とシミュレーションを通じて流体をポンプで送るだけで、流れを制御するスマートな方法を発見したと報告しています。 鳥類の肺は、いかにして一方向の空気の流れを維持し続けているのでしょうか?

                                                              100年謎だった「鳥類の肺は空気の流れが一方通行になっている」仕組みを解明 空気が薄い高所を飛べる理由 - ナゾロジー
                                                            • "ダミーの巣"で「殺人バチ」を撃退、その方法が海外で話題に - ナゾロジー

                                                              高等学校での理科教員を経て、現職に就く。ナゾロジーにて「身近な科学」をテーマにディレクションを行っています。アニメ・ゲームなどのインドア系と、登山・サイクリングなどのアウトドア系の趣味を両方嗜むお天気屋。乗り物やワクワクするガジェットも大好き。専門は化学。将来の夢はマッドサイエンティスト……? 高等学校での理科教員を経て、現職に就く。ナゾロジーにて「身近な科学」をテーマにディレクションを行っています。アニメ・ゲームなどのインドア系と、登山・サイクリングなどのアウトドア系の趣味を両方嗜むお天気屋。乗り物やワクワクするガジェットも大好き。専門は化学。将来の夢はマッドサイエンティスト……?

                                                                "ダミーの巣"で「殺人バチ」を撃退、その方法が海外で話題に - ナゾロジー
                                                              • 「フジツボ」からどんな出血も15秒で止血できる接着剤を開発 - ナゾロジー

                                                                失血死がなくなるかもしれません。 2021年8月9日にMIT(マサチューセッツ工科大学)の研究者たちにより『Nature Biomedical Engineerting』に掲載された論文によれば、動脈などからの激しい出血がある状態でもわずか15秒で止血できる接着剤の開発に成功したとのこと。 新たに開発された接着剤はフジツボが濡れた岩やクジラの皮膚に、くっつくために使う仕組みを参考に作られており、水気によって「ヘタる」ことなく、瞬時に止血が可能です。 実用化されれば、古くから死因の上位を占めてきた失血死を、激減させることができるでしょう。 新たな接着剤は、いったいどんな仕組みで傷を塞ぐのでしょうか? ※本記事には血管モデルやブタの肝臓からの出血描写を含む動画が含まれておりますので、苦手な方はご配慮ください。

                                                                  「フジツボ」からどんな出血も15秒で止血できる接着剤を開発 - ナゾロジー
                                                                • チェルノブイリを徘徊するオオカミたちは突然変異で抗がん能力を獲得していた - ナゾロジー

                                                                  1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故により、周辺地域には放射性物質がまき散らされました。 そして、現在のウクライナとベラルーシにまたがる原発から半径30kmの区域が「チェルノブイリ立入禁止区域」となりました。 今もなお、人間の立ち入りは制限されていますが、この区域を徘徊するオオカミたちにはある特別な変化が生じているようです。 アメリカのプリンストン大学(Princeton University)に所属する進化生物学者のカーラ・ラブ氏によると、チェルノブイリ立入禁止区域のオオカミたちには、がんに関連した遺伝子的変異が生じているというのです。 オオカミたちは毎日、人間における法的安全限界の6倍に当たる放射線を受け続けているにも関わらず、その影響に対して驚異的な回復力を示していたのです。 この新しい研究は、2024年1月にワシントン州で開かれた生物学に関する年次総会「Society for

                                                                    チェルノブイリを徘徊するオオカミたちは突然変異で抗がん能力を獲得していた - ナゾロジー
                                                                  • ウイルスだけを食べて増殖する生物を初めて発見! - ナゾロジー

                                                                    ウイルスは栄養素になる可能性を秘めているウイルスは栄養素になる可能性を秘めている / Credit:Canvaネブラスカ大学のデロング氏は、以前から疑問に思っていることがありました。 その疑問とは「ウイルスは栄養素にならないのか?」というものでした。 自然界では植物プランクトンは動物プランクトンに食べられ、動物プランクトンはミジンコなどの小さな甲殻類などに食べられ、ミジンコたちは小魚たちの主食となる……など、あらゆる生物が「食う食われるの生態系」に組み込まれています。 一方、増殖のみを目的として生命活動をほとんど行わないウイルスは生物の定義からは外れる存在であり、これまで生物たちが作る「食う食われるの生態系」を構成する要因とはみなされていませんでした。 しかしウイルスの体は、DNAやRNAなどの核酸がタンパク質の殻や脂質の膜で覆われた生体物質の塊のような存在であり栄養分を持っています。 も

                                                                      ウイルスだけを食べて増殖する生物を初めて発見! - ナゾロジー
                                                                    • 世界初!108億光年先の遠方宇宙で「二重クエーサー」を発見! - ナゾロジー

                                                                      非常に活発な銀河の中心にある超大質量ブラックホールは、その周囲で塵やガスが激しく摩擦を起こすことで非常に明るく輝きます。 このような天体は「クエーサー(Quasar)」と呼ばれ宇宙で最も明るい天体の一つです。 100億光年という遠方の宇宙で見つかるクエーサーは基本的に、孤立した天体として発見されるのが普通でした。 しかし米イリノイ大学(University of Illinois)、千葉大学先進科学センターの国際研究チームはこのほど、地球から108億光年離された遠方宇宙で、ペアとして近接する「二重クエーサー」の発見に成功したと発表しました。 それぞれのクエーサーの銀河同士が合体する様子も捉えられています。 これは銀河の合体によって巨大銀河や超大質量ブラックホールが成長する現場を100億光年以上の遠方宇宙で捉えた世界初の発見例です。 研究の詳細は、2023年4月6日付で科学雑誌『Nature

                                                                        世界初!108億光年先の遠方宇宙で「二重クエーサー」を発見! - ナゾロジー
                                                                      • 人類は「肉を食べ尽くしたあと」雑食に移行したと判明 200万年間は「肉食」として進化していた - ナゾロジー

                                                                        人類は約200万年の間、地球の頂点捕食者として、肉食に進化していたことが判明しました。 イスラエル・テルアビブ大学の最新研究によると、その200万年間に過剰狩猟でメガファウナ(大型動物)が減少し、石器時代の終わりにかけて動物の食料源が衰退。 そのため、1万年前頃から植物性の栄養源を取り入れて、次第に雑食化していったとのこと。 初期人類は、最初から雑食ではなかったようです。 研究は、3月5日付けで『American Journal of Physical Anthropology』に掲載されています。

                                                                          人類は「肉を食べ尽くしたあと」雑食に移行したと判明 200万年間は「肉食」として進化していた - ナゾロジー
                                                                        • 逆転の発想!「ハネのない風力発電機」が普及するかもしれない 都市部でも風力発電を可能に - ナゾロジー

                                                                          従来の風力発電の仕組みは、「ハネで風を受けてタービンを回転させる」というもの。いわゆる「風車」がこれに該当します。 風力発電はクリーンな電力を生み出しますが、設置場所が限られていたり、鳥たちがハネの犠牲になったりします。 そこでスペインの企業「Vortex Bladeless」は、ハネなしで風力発電する新タービンを考案しました。 どこにでも設置でき、簡単に風から電力を生みだす革新的な装置を開発したのです。 Can we get wind power without the blades or the actual wind? These startups believe so https://www.zmescience.com/science/can-we-get-wind-power-without-the-blades-or-the-actual-wind-these-startup

                                                                            逆転の発想!「ハネのない風力発電機」が普及するかもしれない 都市部でも風力発電を可能に - ナゾロジー
                                                                          • 魚ロボットによって「魚が群れで泳ぐ理由」がやっと解明される! - ナゾロジー

                                                                            エネルギー節約説の実験的証明は困難だった物体を一定の高さまで持ち上げる仕事量とは異なり、魚の消費エネルギーを測定するのは難しかった / Credirt:Nature communications魚が群れる理由として、絵本『スイミー』でもお馴染みの「捕食者に対する防御」と共に「エネルギー節約説」が、常に語られてきました。 エネルギー節約説とは、群れの内部にいる魚は前を行く魚のお陰で水の抵抗が少なくなり、同じ移動距離でも必要なエネルギーを節約できるとする説です。 マラソンにおいて古くから知られている「前の人の後ろにぴったり張り付く」と空気抵抗が少なくなって有利になる…とする戦術の水中版とも言えるでしょう。 しかしながら、現在に至るまで、そのエネルギー節約説を実験的に証明した研究はほぼありませんでした。 先行する既存の研究は、どれもシミュレーションや紙面での演算ばかりだったのです。 その主な原因

                                                                              魚ロボットによって「魚が群れで泳ぐ理由」がやっと解明される! - ナゾロジー
                                                                            • 「生物が火を吹くことは可能か?」科学的な仕組みを本気で検証してみた! - ナゾロジー

                                                                              ファンタジー作品に登場するドラゴンは、口から勢いよく火を吐く姿でおなじみですよね。 もちろん、これは空想の話なので何ら科学的な根拠はありません。 しかし、もしドラゴンがこの世に実在するとしたら、彼らはどんな生物学的なメカニズムを使って火を吐くことになるのでしょうか? 英ハル大学(University of Hull)の研究者であるマーク・ローチ(Mark Lorch)氏が、その科学的な仕組みを大まじめに検証してみました。

                                                                                「生物が火を吹くことは可能か?」科学的な仕組みを本気で検証してみた! - ナゾロジー
                                                                              • ニュートン力学に違反したアニメを見ると「イヌは異変を感じて驚く」 - ナゾロジー

                                                                                犬は物理法則をきちんと理解しているようです。 ドイツのウィーン獣医大学(University of Veterinary Medicine Vienna)の新しい研究は、3Dアニメーションで表示されたボールが、物理法則を無視したとき、犬は瞳孔や注視時間などに反応があったと報告しています。 瞳孔や対象の注視時間の延長は、期待と異なる動きがあった場合に見られる反応で、乳幼児などでも確認できるといいます。 研究の詳細は、12月22日付で英国王立協会が発行する科学雑誌『Biology Letter』に掲載されています。

                                                                                  ニュートン力学に違反したアニメを見ると「イヌは異変を感じて驚く」 - ナゾロジー
                                                                                • 吸音率87%の「防音壁紙」ができる!? 蛾のハネがヒントに - ナゾロジー

                                                                                  「自宅の壁が薄くて、隣の音がうるさい」と感じているあなた。その悩み、蛾が解決してくれるかもしれません。 英ブリストル大学(University of Bristol)の研究チームはこのほど、吸音性に優れた蛾の翅(はね)を硬い表面に貼り付けることで、入ってくる音波の87%を吸収できることを発見しました。 これを応用すれば、将来的には、ノイズキャンセリング機能付きの壁紙などが作れるかもしれません。 研究の詳細は、2022年6月8日付で科学雑誌『Proceedings of the Royal Society A: Mathematical and Physical Sciences』に掲載されています。 Moth wing–inspired sound absorbing wallpaper in sight after breakthrough https://phys.org/news/2

                                                                                    吸音率87%の「防音壁紙」ができる!? 蛾のハネがヒントに - ナゾロジー