先日、ミラーレス一眼の時代になり、AF性能や機能が格段に進化したことで、かつては常識だったAFテクニックも必須ではなくなってきたって話をしたのだけど、技術の進化で常識が変わることは結構ある。 例えばISO感度(ISOは国際標準化機構のこと。国際標準として定められた感度という意味)。デジタルカメラがフィルムカメラ時代の常識をいろいろと覆してくれたのだけど、大きなものの1つが「1枚ずつISO感度を変えられること」だった。 フィルムカメラの感度ってフィルムごとに決まってるから、ISO100のフィルムをセットしたら撮り切るまで、ISO400のフィルムをセットしたらそれを撮り切るまで、そのISO感度で固定なのが当たり前だった(増感現像、というのはあったけど、普通の人はそういう技は使わないし)。フィルムの感度も当初は手動でセットしなきゃいけなかったから(のちに、DXコードが用意されて自動的にセットされ