ギブスンは1984年に発表したデビュー小説の「ニューロマンサー」で、ネビュラ賞、フィリップ・K・ディック賞、ヒューゴー賞と数々の賞を獲得。同作は、のちに続く「カウント・ゼロ」「モナリザ・オーヴァドライブ」を含めた電脳空間3部作としてSF界に新たな潮流をもたらしたサイバーパンクの記念碑的作品として知られる。 全10話のドラマ「ニューロマンサー」はコンピュータカウボーイ(ハッカー)であるケイスが、デジタル・スパイ活動や危険な犯罪の網にはまり、電脳未来の暗黒面へと引きこまれる姿を描く。ケイス役でカラム・ターナーが主演。ショーランナーは「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」シリーズを手がけるグレアム・ローランドが担当し、「インフィニット」のJ・D・ディラードがパイロットエピソードの監督を務める。 映像には原作で近未来の日本の千葉シティにあったバー、チャツボ(茶壺)の店内が映し出され