プリペイドカード「バンドルカード」などを提供するフィンテックスタートアップのカンムが、2023年の3月をめどに三菱UFJ銀行(MUFG)の傘下に入る。 プリペイドカード「バンドルカード」などを提供するフィンテックスタートアップのカンム(東京都渋谷区)が、2023年の3月をめどに三菱UFJ銀行(MUFG)の傘下に入る。財務面でMUFGの支援を受け、バンドルカード事業を強化するほか、MUFGのデビットカードに向けて後払い機能の研究開発を行う。 既存株主であるフリークアウト(東京都港区)などがMUFGに株式を売却する。時価総額は250億円、MUFGの株式取得金額は約160億円となる。MUFGは最終的に7割程度の株式を保有し、子会社化する予定だ。 社長の八巻渉氏など現経営陣は続投し、独立性を保った上で成長を目指すという。 カンムは11年の設立。21年12月期の業績は、売上高が38.9億円、当期純利