1990年代から米ネバダ州のブラックロックで行われている、砂漠の祭典「バーニングマン」。毎年7万〜8万人もの参加者が訪れ、「プラヤ」と呼ばれる砂に覆われた土地に、約1週間にわたって一時的な都市を建設する。 「バーナー(燃やす人)」と呼ばれる参加者たちは、自分たちで持ち寄った資材を使って、共同利用する建物や、祭典の目玉である巨大な芸術作品などを制作する。そして、祭典が終わるとこれらのすべてを解体し、跡形もなく持ち帰る。これらの作業を、気温38℃の野外で、時に砂嵐が吹き荒れる中で行うのだ。 最終日の前夜には、暗闇に包まれた砂漠で、バーニングマンの象徴であり、木と麻布と蝋でできた巨大な像「ザ・マン」が燃やされる。

