Rangeライブラリ。 その名の通り、要素のシーケンスの範囲を扱うライブラリで、 なんとなく地味な感じがあるけど、コレ面白い。 範囲とは、コンテナから以下の制約を取り除いたものとみなすこともできる。 要素を自身が管理する コピー可能である。 つまり範囲をコンテナのサブセットとみなすことで、できるかぎりコンテナとアルゴリズムを共用しようという、個人的には目から鱗のアイディア。よく考えつくなあ。 現在の実装で範囲として扱えるものは STLコンテナ(とその仲間たち) 配列 NULL終端文字列 (char[], wchar_t[], char*, wchar_t*) std::pair<Iterator, Iterator> 例えば以下の template関数 PrintRangeを一回かけば、vectorだろうが、配列だろうが、C文字列だろうが、範囲ならばなんでも引数に指定できてしまう。 tem