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マクロ経済学の検索結果121 - 160 件 / 232件

  • すべての紙幣を皆がスイカにチャージしたマクロ経済学 - 投資の消費性について

    似たような話を、既に何度か書いているような気もするのだが、重複にビビってブログなぞ続けられるものか。似たような音楽を量産し続ける魅力的なミュージシャンだって、挙げればキリがない。未来の金融政策の話なら、俺に任せなよ。というわけで、財布の中に入っている紙幣を、皆が一斉にスイカにチャージする世界の話である。仮想的と思ってもよいし、25世紀について探る挑戦と考えていただいてもよい。ともかく紙幣を残らず、駅の券売機に投入だ。 現在流通している80兆円の紙幣が、すべてJR東日本の券売機に吸い込まれる。大変な事態だが、必ずしも不可能とは言い切れない。我々の紙幣は、すべてポイントになり、コンビニでの買い物も、今夜の一杯の代金も、スイカでシャリーンと支払う。もちろん家計は特に変わっていない。紙幣だった分がスイカになっただけだ。 いきなり巨額の入金があったJRは大変だが、資産として紙幣を80兆円、そしてポイ

      すべての紙幣を皆がスイカにチャージしたマクロ経済学 - 投資の消費性について
    • マクロ経済学は本物か? - himaginary’s diary

      Lars Syllが表題のブログ記事(原題は「Is macroeconomics for real?」)でケビン・フーバー*1の言葉を引用している(Economist's View経由のデロング経由;該当Economist's Viewエントリの邦訳はこちら)。 Empirically, far from isolating a microeconomic core, real-business-cycle models, as with other representative-agent models, use macroeconomic aggregates for their testing and estimation. Thus, to the degree that such models are successful in explaining empirical phen

        マクロ経済学は本物か? - himaginary’s diary
      • 検査と検疫のマクロ経済学 - himaginary’s diary

        というNBER論文が上がっている。原題は「The Macroeconomics of Testing and Quarantining」で、著者はMartin S. Eichenbaum(ノースウエスタン大)、Sergio Rebelo(同)、Mathias Trabandt(ベルリン自由大)。 以下はその要旨。 Epidemiology models used in macroeconomics generally assume that people know their current health status. In this paper, we consider a more realistic environment in which people are uncertain about their health status. We use our model to stu

          検査と検疫のマクロ経済学 - himaginary’s diary
        • マクロ経済学はどこまで進んだか/Robert E. Lucas Jr - himaginary’s diary

          引き続き、7/7エントリで紹介した本の内容まとめ。 今日はRobert E. Lucas Jr。 Robert E. Lucas Jr(1937-) 1995年ノーベル賞 合理的期待形成学派の開祖 【影響を受けた経済学者】 [シカゴ大学で歴史を専攻していたとき]経済の力というものを強調したベルギー人の歴史学者アンリ・ピレンヌの業績。(その後UCLAバークレー校でも歴史を専攻したが、シカゴへ戻って経済学に転換) [研究上]非常に多くいる。大学院時代はサミュエルソンの「経済分析の基礎」に影響を受けた。フリードマンは素晴らしい先生だったが、一風変わった先生でもあった。 【ケインズおよびケインズの一般理論について】 マクロ経済学の元祖。ただ、ケインズの考えを広めたのはヒックス、モジリアニ、サミュエルソン(彼らのケインズの評価も聞いてみたい)。一般理論は最も理解できない業績。それを20世紀で最も重要

            マクロ経済学はどこまで進んだか/Robert E. Lucas Jr - himaginary’s diary
          • 井上智洋 on Twitter: "マクロ経済学の講義で、学生さんから「銀行が預金で国債を買っていると多くの経済学者が勘違いしていたのは何でですか?」っていう質問がきた なんででしょうね。オレも最近まで勘違いしていたけど"

            マクロ経済学の講義で、学生さんから「銀行が預金で国債を買っていると多くの経済学者が勘違いしていたのは何でですか?」っていう質問がきた なんででしょうね。オレも最近まで勘違いしていたけど

              井上智洋 on Twitter: "マクロ経済学の講義で、学生さんから「銀行が預金で国債を買っていると多くの経済学者が勘違いしていたのは何でですか?」っていう質問がきた なんででしょうね。オレも最近まで勘違いしていたけど"
            • 商品貨幣論および外生的貨幣供給説の誤り -『 マンキュー マクロ経済学』 を例として - People's Economic Policy

              シェイブテイル&朴勝俊 2020年 3月 18日 大学で用いられているマクロ経済学の教科書は、ほとんどが「 商品貨幣論 」 と 「 外生的貨幣供給説 」 に立っています。 これらの考え方は、貨幣量は有限であり、預金の結果として貸出が可能となる、言い換えれば家計の貯蓄が企業や政府の債務を支える という間違った議論につながります。現在の主なマクロ経済理論が現実をうまく説明できないのは、この 2つの考え方に立脚しているからだと考えられます 。 本稿では、大学等で広く使われている教科書のひとつである『マンキュー マクロ経済学 I 入門編 (第 3版 )』 に記された貨幣論を批判的に検討し、その 誤りを明らかにします 。 ダウンロード How-Mankiw-is-wrong

              • 本棚(マクロ経済学編) - eliyaの日記

                僕の本棚から、おすすめできるテキストを少し紹介します。どれも定番です。 Advanced Macroeconomics by David Romerローマーによる比較的簡潔な上級マクロ経済学の古典。最初に新古典派成長モデルの導入をしてくれるので、最初の数章だけでも読めばマクロ経済学の見通しが相当よくなります。残念ながら日本語版は絶版で、アマゾンでも法外な値段が付いていますが・・・。 マクロ経済学講義 by ブランチャード・フィッシャー 分厚い網羅的なテキストです。90年代に一世を風靡しました。さまざまなマクロモデルの数学的取り扱いについては、これが一番詳しい。20年前に出版された本が数学的に一番詳しい、っていうことは、数学的な取り扱いは現代の流行から外れているってことですが、やっぱり数学的な取り扱いが必要になることもあるわけで。英語版はLectures on Macroeconomicsで

                • DSGE(動学マクロ経済学)入門の入門 by 池田信夫 - もりたもりをblog

                  IS-LMとは別物の、またRBCとも違った新しいマクロ経済学の教科書的な説明をしておく。DSGEは動学モデルなので、最初から変分法とかオイラー方程式が出てきて、ほとんどの人はそこで挫折するだろう。しかしそれは本質的ではなく、ほとんどの結論は簡単な2期モデルで導ける。その点で、Goodfriendの解説論文は便利だ。結論だけ書く。まずcを消費、nを雇用、aを労働生産性とすると、 c  = a×n・・・(1) 消費=労働生産性・雇用 したがってn=c/aとなる。 雇用 = 消費/労働生産性 ここで「wを賃金」とし、「μ=a/wを企業のマークアップ率(利潤率)」とすると、 マークアップ率(利潤率)=労働生産性/賃金 n=1/(1+μ)・・・(2) 雇用=1/(1+マークアップ率) と書ける。 μが利潤最大化条件を満たすようなn*が自然失業率である。したがって、マークアップ(利潤率)が高いほど(す

                    DSGE(動学マクロ経済学)入門の入門 by 池田信夫 - もりたもりをblog
                  • 現代マクロ経済学講義 | wrong, rogue and log

                    加藤涼「現代マクロ経済学講義」 http://www.amazon.co.jp/dp/4492313702 現代マクロ経済学の「動学的一般均衡モデル」の入門書である。珍しいことにこの本には、最終章にMATLABのコードがあるのだ。それを眺めて読んでいると、アッというカンジで、経済学に関するいろいろな疑問が氷塊した。 この本が解説する「動学的一般均衡モデル」では、消費や資本ストックを流体として見立てたオイラー方程式をたて、その力学系のハミルトニアンの最適化問題を行列の対角化で解いてパラメータを決定したあと、そのパラメータを利用して、ある境界条件の元で流体の差分方程式の解を求めるのだ。力学系のハミルトニアンの最適化問題を解くことを「合理的期待解を満たす」といっているだけだし、オイラー方程式の境界条件に「労働供給の最適条件」や「実質金利」や「実質賃金」の条件という経済学の用語があるだけである。つ

                      現代マクロ経済学講義 | wrong, rogue and log
                    • 有用な「新古典派マクロ経済学」なんて存在するの? - himaginary’s diary

                      24日エントリで紹介したStephen Williamsonのブログエントリに、デロングが表題のエントリを立てていちゃもんをつけている(原題は「Is There a Useful "Neoclassical Macroeconomics"?」)。 24日のエントリでは、Williamsonの主張とデロングの従来からの主張の共通性(=安全資産への超過需要が問題)を指摘した。同様の指摘は、このWilliamsonエントリを紹介したMarginal Revolutionのタイラー・コーエンのエントリのコメント欄でも見られる。SHocking21というコメンター曰く: Brad Delong has been saying the same thing for quite a long time. The only difference is that he comes to the sensib

                        有用な「新古典派マクロ経済学」なんて存在するの? - himaginary’s diary
                      • マクロ経済学のどこがヤバいのか – ページ 3 – 橘玲 公式BLOG

                        それに対して限界費用の逓増では、商品を1単位よけいにつくるたびに費用が逓増する(だんだん増えていく)と考える。ここでほとんどのひとは、「あれっ」と首を傾げるだろう。ふつうは、たくさんつくればつくるほどコスト(費用)は安くなるはずだからだ。 もちろんこのことは、「規模の経済」として経済学でも理論化されている。でもミクロ経済学の初歩の初歩では、このことは考えない約束になっている。その代わり、「資本設備が一定で短期の場合」限界費用は逓増すると教えるのだ。 このときによく例に出されるのがレストランのキッチンだ。 自分ひとりで料理をつくっていたら、お客さんがたくさん来てもぜんぜん対応できない。そんなときは、もうひとりコックを雇って手分けして料理をつくればいい。このとき、コックに払う給料(コスト)に対して客に提供できる料理(生産)の増加分は大きいから、限界費用(コックを1人から2人に1単位増やしたとき

                          マクロ経済学のどこがヤバいのか – ページ 3 – 橘玲 公式BLOG
                        • スティーブン・D・ウィリアムソン『マクロ経済学』Ⅱ応用編

                          編集から頂戴しました。「新マネタリズム」を標榜する著者の現代マクロ経済学の最先端の教科書です。レベル的には付録の数式を考えると、いまの日本では学部上級のものでしょう。実は僕は本務校のやる気のある面々が集合した国際金融論の講義にこれを利用しています。本書では「国際経済」に該当する部分を利用して、あとは時論で国際金融面の最新の動きを補う、そうするといいバランスの半期の講義ができそうです。ただかなり学部生の予習が必要ですが 笑)。 Ⅰ巻は基礎編で、しかも東日本大震災に援用できる話題、また財政政策を「恒久」的なものにするときの「省庁」設置を利用したものなど、実践的なアイディアが豊富でした。 この応用編は、まず個人的に楽しめたのは、景気変動の市場均衡モデルと新ケインジアンモデルの長所と短所を比べた章、それと国際マクロ経済学を扱った部分ですね。 また最適金融政策としてのフリードマンルールの扱いも非常に

                            スティーブン・D・ウィリアムソン『マクロ経済学』Ⅱ応用編
                          • Amazon.co.jp: 上級マクロ経済学: デビッドローマー (著), 雅博,堀 (翻訳), 隆,南条 (翻訳), 博夫,岩成 (翻訳), Romer,David (原名): 本

                              Amazon.co.jp: 上級マクロ経済学: デビッドローマー (著), 雅博,堀 (翻訳), 隆,南条 (翻訳), 博夫,岩成 (翻訳), Romer,David (原名): 本
                            • 「はだかの王様」のマクロ経済学 : ECONO斬り!!

                              ラロッカ 2008年06月25日 06:56 久しぶりにコメントいたします。 私はここに出てくる三人の先生方は全く知らないですが、 「ゲーム理論で現実の問題を解説!」みたいなことを ゲーム理論専門でない方が書いたテキストが多すぎる気がします……。 私自身ゲーム理論は門外漢なので真偽の程を判定するに及ばないので、そのようなテキストの購入は差し控えているのですが…。 私と同様な状況の人が、トンデモ本を手にする事があるとすれば悲しいですね。 松尾匡 2008年06月25日 09:49 yasudaさんにお取り上げいただけるとは。ありがとうございます。 旧著、前任校ではすでに微分無しぐらいでは間に合わない状況で、新任校ではマル経要員なので、増刷予定はなくなり「チーン」です。世間から黙殺され悲しい本でしたが、yasudaさんのような優秀な方になにがしかの影響を与えていたならば、旧著もうかばれることと

                                「はだかの王様」のマクロ経済学 : ECONO斬り!!
                              • マンキューのマクロ経済学(第4版)

                                マンキューのマクロ経済学(第4版) みなさん御存知の「マンキュー・マクロ経済学�T(入門編)」と「マンキュー・マクロ経済学�U(応用編)」<東洋経済新報社>の原書も、とうとう2000年には第4版が出版され、日本で翻訳された第2版との違いはどこにあるのか?という好奇心が作らせた翻訳Webページであります。 既訳のマンキューの「マクロ経済学の原理」と「ミクロ経済学の原理」とミックスして読むことにより、新境地をお互いに探ろうではありませんか! なお、「郡上経済学研究所の掲示板」を設置しました。どんどん書き込み歓迎しています。 そして、復習問題を設けましたので、どんどん活用してください。 最後になりましたが、7月28日とうとう本編部分については完成しました。今後、部分的な修正はあるかもしれませんが、ゆっくりお楽しみ下さい。 郡上経済学研究所の掲示板 since:平成12年12月24日  

                                • Amazon.co.jp: マクロ経済学入門 第2版: 中谷巌: 本

                                    Amazon.co.jp: マクロ経済学入門 第2版: 中谷巌: 本
                                  • 【マクロ経済学】マンキューも読むのでR!

                                    グレゴリー・マンキューは29歳でハーバード大学の教授に就任した秀才である。 マンキューはこのテキストを著すにあたり、 それまでの短期経済変動を中心としたマクロ経済学とは 異なった「長期分析から短期分析に至る」という手法を用いた。 すなわち現代経済では多くの財やサービスに「下方硬直性」が認められ、 特に労働者に支払われる給与などは いくら不況であってもクビにする以外はなかなか下げることができない。 賃金を一律カットしようとすると 外部雇用機会のある有能なスタッフはどんどん辞めていき、 後にはあまり生産性の高くない従業員ばかりになってしまう。 そういうわけだから企業は不況になっても賃金を引き下げず、 新入社員や欠員の補充をせずに済まそうとするから、給料自体は下がらない。 つまり労賃は短期的には伸縮性を持たず硬直的であるから、 古典経済学でおなじみの市場均衡理論は適応できないのである。 だがしか

                                      【マクロ経済学】マンキューも読むのでR!
                                    • Amazon.co.jp: マンキュー マクロ経済学(第3版)1入門篇: N. グレゴリー・マンキュー (著), 足立英之 (翻訳), 地主敏樹 (翻訳), 中谷武 (翻訳): 本

                                        Amazon.co.jp: マンキュー マクロ経済学(第3版)1入門篇: N. グレゴリー・マンキュー (著), 足立英之 (翻訳), 地主敏樹 (翻訳), 中谷武 (翻訳): 本
                                      • 現代マクロ経済学にも通貨供給量はある

                                        通貨供給量の分析をしたければ、モデルに通貨供給量を加える必要がある。通貨供給量の分析をする必要がなければ、モデルに通貨供給量を加える必要はない。 単にそれだけなのだが、経済評論家の池田信夫氏はそれが理解できないようだ。以下のように言っている(BLOGOS)。 現代の動学マクロ経済学には、通貨供給量という変数は出てこないのだ。インフレ率を決めるのは金利だから、ゼロ金利では量的緩和でデフレも円高も止まらない。 これは間違いだ。ケーガン・モデルやKrugman(1998)やEggertsson and Woodford(2003)やAuerbach and Obstfeld (2005)を見ても、P=M/Y(P:価格,M:通貨供給量 or 家計が保有する通貨量,Y:国民所得)のような定式化はされている*1。 そもそもモデルに通貨供給量が入っていなかったら、財政ファイナンスでインフレになるとは言え

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                                        • 「成長と不平等・再分配のマクロ経済学」関連 - shinichiroinaba's blog

                                          世界レベルで目立つスター研究者として 90年代にシュムペーター的内生的成長論で注目されたフィリップ・アギオン http://www.economics.harvard.edu/faculty/aghion マクロ数理政治学のトップランナーでもあるらしい、クラークメダルをとったダロン・アセモグル http://econ-www.mit.edu/faculty/acemoglu/ 数理政治学や行動経済学にも手を出しているっぽいロラン・ベナブー http://www.princeton.edu/~rbenabou/ あたりをベンチマークとして、彼らが啓蒙的な文書やサーベイ論文を書いていればチェックしていくといいと思う。(クルーグマンみたいな筆達者はいないようだが、アギオンなら先の欧州開銀のものやJPEの共著論文、アセモグルならニュージーランド財務省ペーパーや講演用パワポ、ベナブーならHandbo

                                            「成長と不平等・再分配のマクロ経済学」関連 - shinichiroinaba's blog
                                          • 書評:最低限必要なマクロ経済学 野口光宣 | タイム・コンサルタントの日誌から

                                            最低限必要なマクロ経済学  要点だけで完全理解 野口光宣・著 (Amazon) 工学部出身のわたしが、会社に入って最初にやった仕事は、なぜか経済性分析だった。某電力会社の依頼で、液化天然ガス(LNG)と燃料メタノールの比較に関するフィージビリティ・スタディを、新入社員として手伝ったのだ。プラントの基本計画と費用見積は先輩たちが行い、わたしの仕事はタンク容量の計算と、経済性計算だった。比較ケース数が200以上もあって、そこつなわたしは難儀したが、とにかくこのとき財務諸表の意味と、DCF (Discounted Cash Flow)法の基本を、文字通り身体で覚えたのは、後々まで役に立った。 しかしその後も、経済学それ自体に対しては、縁が遠いままだった。むしろ経済学という学問には、何となく不信感みたいなものを抱いていたと言っていい。プラザ合意後の円高不況、そしてバブル経済の有頂天と、その後の長い

                                              書評:最低限必要なマクロ経済学 野口光宣 | タイム・コンサルタントの日誌から
                                            • S. Nishiyama / 西山慎一 on Twitter: "欧米の一流大学で使われている主要なマクロ経済学の教科書では、中央銀行が貨幣供給を増やしても一国の富が増えるわけではないこと、そしてインフレ税には一部メリットはあるもののの悪影響も大きいことを説明しているので、「中央銀行がお札をすれ… https://t.co/pSzz4yfyos"

                                              欧米の一流大学で使われている主要なマクロ経済学の教科書では、中央銀行が貨幣供給を増やしても一国の富が増えるわけではないこと、そしてインフレ税には一部メリットはあるもののの悪影響も大きいことを説明しているので、「中央銀行がお札をすれ… https://t.co/pSzz4yfyos

                                                S. Nishiyama / 西山慎一 on Twitter: "欧米の一流大学で使われている主要なマクロ経済学の教科書では、中央銀行が貨幣供給を増やしても一国の富が増えるわけではないこと、そしてインフレ税には一部メリットはあるもののの悪影響も大きいことを説明しているので、「中央銀行がお札をすれ… https://t.co/pSzz4yfyos"
                                              • これは新しいマクロ経済学の教科書だ|週末オススメ本ミシュラン

                                                ヘリコプターマネーというのは、政府や中央銀行が、まるでヘリコプターからばらまくように、市中に貨幣を供給する究極の景気浮揚策だ。このヘリコプターマネーは、日本では評判が悪い。まるで打ち出の小槌のようにお金が生まれる魔法がありうるはずがないという倫理観があるからだ。 しかし、ヘリコプターマネーのアイデアは、ノーベル経済学賞の受賞者であるフリードマンが、1969年に提唱し、バーナンキ前FRB議長が導入を推奨するなど、多くの偉大な経済学者が支持をしている。 ヘリコプターマネーは、大きく分けて、政府紙幣を発行する直接方式と、国債を中央銀行が買い取り、その資金を財政資金に充てる財政ファイナンスという2つの方式がある。そして、「財政ファイナンスとしてのヘリコプターマネーは、昔から行われており、今も行われており、これからも行うしかない政策だ」というのが、著者の中心的な主張だ。その主張を裏付けるため、著者は

                                                  これは新しいマクロ経済学の教科書だ|週末オススメ本ミシュラン
                                                • Amazon.co.jp: ブランシャール マクロ経済学〈下〉: 本: オリヴィエ ブランシャール,Olivier Blanchard,鴇田 忠彦,中泉 真樹,渡辺 慎一,知野 哲朗,中山 徳良

                                                    Amazon.co.jp: ブランシャール マクロ経済学〈下〉: 本: オリヴィエ ブランシャール,Olivier Blanchard,鴇田 忠彦,中泉 真樹,渡辺 慎一,知野 哲朗,中山 徳良
                                                  • 『勝間和代氏のためのマクロ経済学入門 : 池田信夫 blog』へのコメント

                                                    ブックマークしました ここにツイート内容が記載されます https://b.hatena.ne.jp/URLはspanで囲んでください Twitterで共有

                                                      『勝間和代氏のためのマクロ経済学入門 : 池田信夫 blog』へのコメント
                                                    • Amazon.co.jp: マクロ経済学 1(入門篇): N.グレゴリーマンキュー (著), 足立英之 (翻訳): 本

                                                        Amazon.co.jp: マクロ経済学 1(入門篇): N.グレゴリーマンキュー (著), 足立英之 (翻訳): 本
                                                      • 高校生からのマクロ・ミクロ経済学入門 政治経済 現代社会  マクロ経済学のミクロ的基礎づけ 教科書編 その2

                                                        高等学校「政治経済」「現代社会」「マクロ・ミクロ経済学」に関するブログです。教科書 資料集 新聞記事 書籍 ニュース について解説いたします。 <マクロ経済学のミクロ的基礎づけ 教科書編 その2> <大学レベルと、世間知の乖離(かいり)> <大学の経済学の様子> 大学生の入門編や、例えば文学部の生徒向けに経済学を講義する場合、入門編のマクロ経済学の教科書が使われます。 ためしに、書店の経済学のコーナーを除いてみてください。入門編教科書・入門編経済書は、ズラーっと並んでいます。 ですが、これらの教科書は、いわゆる「どマクロ」で、IS-LM分析程度までしか扱われていないことが分かると思います。入門の入門です。 IS-LMは、今まで見てきたように、「価格が硬直的」な世界を前提にしたモデルです。ですから、価格が持続的に下落する状態「デフレ」に適用させることができません。 余談ですが、このデフレにつ

                                                        • Noah Smith: マクロ経済学手法の政治的中立性

                                                          “Are macroeconomic methods politically biased?” by Noah Smith from Noaphinion 最近のポストで、スティーブ・ウィリアムソンはこんなことを書いている。 現代マクロ経済学の手法は、もはや右派や左派のものではない。共和主義や自由主義、民主主義や、それ以外のどんな主義のものでもない。学問としての経済学のものだ。 僕は長い間このことについて考えてきたけれど、スティーブが正しいかどうかは自信が持てない。現代マクロ経済学の方法論は、ときに保守的な政策に寄った効果を持つことがあると思うからだ。 その理由について以下で説明したい。 現代の景気循環モデルは、基本的に2つの手法に基づいている。(1)DSGE(動学的確率的一般均衡モデル)か(2)SVAR(構造ベクトル自己回帰モデル)のどちらかだ。前者は後者よりも遥かによく知られており、大

                                                            Noah Smith: マクロ経済学手法の政治的中立性
                                                          • マクロ経済学はどこまで進んだか/James Tobin - himaginary’s diary

                                                            昨日エントリで紹介した本の内容を、以前、「経済学者」×「質問への回答」のマトリックスにまとめたことがあったので、今日からはそれをアップしていく。 まずはJames Tobinから。 James Tobin(1918-2002) 1981年ノーベル賞 米国で最も高名なケインズ学派の経済学者 トービンの分離定理が有名 【ケインズおよびケインズの一般理論について】 マルクス、シュペングラーの資本主義滅亡論に対し、ケインズは、問題は経済の組織全体ではなく総需要をコントロールする手段だ、と主張した。ケインズは、資源配分について深く追究した(必ずしも成功しなかったが)。 経済は制度上、2つのモデルに区別して考えられる。 ・古典派 生産能力が生産を決定(資源配分は機会費用[資源利用で利益が上がるか]で決定)→価格&所得に影響→需給均衡。 ・ケインズ派 生産の増大は総需要の増大によってもたらされ、遊休資源

                                                              マクロ経済学はどこまで進んだか/James Tobin - himaginary’s diary
                                                            • インドとマクロ経済学 - 梶ピエールのブログ

                                                              インド経済のマクロ分析 (SEKAISHISO SEMINAR) 作者: 佐藤隆広出版社/メーカー: 世界思想社発売日: 2008/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 大変貴重な、日本人研究者によるインドのマクロ経済の本格的な研究書。どちらかというと、ある程度マクロ経済学の知識があるけどインドについてはよく知らない、という人に特にお勧めだと思う。モデルに基づいた計量分析を行うという制約があるため、直近の世界的な金融危機・景気後退の影響についてはカバーされていないが、インドにおけるインフレ・ターゲット政策の適用可能性や公的債務の持続可能性に関する議論などは、「危機後」の世界経済においてますます重要な位置を占めるであろうインドをはじめとした新興国経済の動向を考える上でも非常に示唆的ではないだろうか。 この本と以下の絵所氏の本をあわせて読め

                                                                インドとマクロ経済学 - 梶ピエールのブログ
                                                              • 書評:加藤涼『現代マクロ経済学講義』 - Economics Lovers Live

                                                                先週、『週刊東洋経済』に掲載したもの転載。 現代マクロ経済学講義―動学的一般均衡モデル入門 作者: 加藤涼出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2006/12/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 195回この商品を含むブログ (34件) を見る 『現代マクロ経済学講義』 加藤涼 著 日本語オリジナルの現代マクロ経済学の教科書はふたつの興味深いバイアスをもつことが多い。ひとつは日本の学界と論壇におけるマクロ経済学の現状への認識の遅れを正すために生まれたものであり、もうひとつは日本の「失われた10年」という長期大停滞という政策問題への立ち位置によるものである。前者は日本の経済論壇でままみられる「ルーカス批判」への無理解によるものである。「ルーカス批判」とは大まかな意味では、人々の経済行動のルールが変わってしまうと、既存の安定的な経済法則を前提にした経済政策の評価が通用しなくな

                                                                  書評:加藤涼『現代マクロ経済学講義』 - Economics Lovers Live
                                                                • ギリシャ恐慌のマクロ経済学 - himaginary’s diary

                                                                  というNBER論文が上がっている(ungated版)。原題は「The Macroeconomics of the Greek Depression」で、著者はGabriel Chodorow-Reich(ハーバード大)、Loukas Karabarbounis(ミネソタ大)、Rohan Kekre(シカゴ大)。 以下はその要旨。 The Greek economy experienced a boom until 2007, followed by a prolonged depression resulting in a 25 percent shortfall of GDP by 2016. Informed by a detailed analysis of macroeconomic patterns in Greece, we develop and estimate a ric

                                                                    ギリシャ恐慌のマクロ経済学 - himaginary’s diary
                                                                  • マクロ経済学における大思想 - himaginary’s diary

                                                                    4年前にエコノブロゴスフィアをdisってちょっとした騒ぎを引き起こしたリッチモンド連銀のKartik Athreyaが以下の本を出版し、各ブログで取り上げられている。 Big Ideas in Macroeconomics: A Nontechnical View (The MIT Press) 作者: Kartik B. Athreya出版社/メーカー: The MIT Press発売日: 2013/12/27メディア: ハードカバーこの商品を含むブログを見る 実際に書評を書いたのはジョン・クイギンとDavid Glasnerで(GlasnerはStephen Williamson経由との由)、クイギンの書評を読んだクルーグマン、および両者の書評を読んだノアピニオン氏がさらにブログエントリを書いている。 Athreyaは新しい古典派の立場からこの本を書いており、そこから容易に想像がつくよ

                                                                      マクロ経済学における大思想 - himaginary’s diary
                                                                    • マクロ経済学とは何か

                                                                      マクロ経済学とは何か 作成:2008/01/08; 更新: 2009/11/16 西暦2000年秋、居酒屋にて: 「近年の不況から脱出する方法について、くどうくんのマクロ経済学者としての意見を聞かせてくれたまえ」「はい、そうですね〜この巨額の政府負債が」「いやそれは財政学だろ。マクロ経済学を使ってくれ」「はい、では金融政策を」「いやそれは金融論だろ。マクロ経済学を使ってくれ」「はい、労働市場でのミスマッチが」「それは労働経済学!」「・・・。」コントのようですが、これはほぼ実話です。このエピソードはマクロ経済学という学問分野の特徴を非常に良く表現していると思います。このページではマクロ経済学とは何かについて考えます。どちらかというと趣味的なページですので、読者の役に立つかどうかはお約束できません。どうぞ気軽に楽しんでください。また、このページは石川竜一郎氏との会話を元に書かれている箇所が多く

                                                                      • マクロ経済学は「グローバル金融危機」という 難問を解けるのか?|保田隆明 大学院発! 経済・金融ニュースの読み方|ダイヤモンド・オンライン

                                                                        保田隆明(ワクワク経済研究所LLP代表) 【第12回】 2008年10月08日 マクロ経済学は「グローバル金融危機」という 難問を解けるのか? 専門家にも分からない 今後の世界経済の行方 最近、多くのメディアの方々から、「今後の世界経済、金融市場はどうなっていきますか?そして日本市場やわれわれ一般市民に対する影響はどのようなものですか?」と聞かれることが多い。 世界経済、金融市場の混乱ぶりを見れば、メディアがそれを読み解く役割を果たさないといけないのは明らかだが、明確な答えを持ち合わせている有識者は実は少ない。「悪い」ということはわかっているが、どれぐらい悪くて、どの程度の期間続いて、そしてその処方箋は?となると、皆目見当がつかないのである(当然、私にもわからない)。 ジョークのような話であるが、先日話をしていた番組プロデューサーによると、最近は冒頭のようなマクロの質問をされること

                                                                        • マクロ経済学を,Youtubeの無料動画で勉強。「速習!マクロ経済学(フリーラーニング)」の,全動画へのリンク集 - 勉強メモ (大学の講義動画や,資格試験の対策)

                                                                          マクロ経済学をYoutube動画だけで独学で入門・制覇できる。 公務員試験や,大学生の定期テストに役立てることができるし, 社会人になってから経済を把握するためにも役立つ。 第1回~第10回 第11回~第20回: 第21回~最終回 第1回~第10回 1. 石川秀樹先生「速習!マクロ経済学」「速習!ミクロ経済学」ガイダンス 2. 石川秀樹先生「速習!マクロ経済学」第1回 経済学の思考パターン 1/2 3. 石川秀樹先生「速習!マクロ経済学」第1回 経済学の思考パターン 2/2 4. 石川秀樹先生「速習!マクロ経済学」第2回 グラフの読み方 1/6 5. 石川秀樹先生「速習!マクロ経済学」第2回 グラフの読み方 2/6 6. 石川秀樹先生「速習!マクロ経済学」第2回 グラフの読み方 3/6 7. 石川秀樹先生「速習!マクロ経済学」第2回 グラフの読み方 4/6 8. 石川秀樹先生「速習!マクロ

                                                                            マクロ経済学を,Youtubeの無料動画で勉強。「速習!マクロ経済学(フリーラーニング)」の,全動画へのリンク集 - 勉強メモ (大学の講義動画や,資格試験の対策)
                                                                          • 今日のメモ(斉藤誠先生の「父が息子に語るマクロ経済学」が完結してた) - くじらのねむる場所@はてなブログ

                                                                            斉藤誠先生ネタをふたつ 父が息子に語るマクロ経済学 最初見たときは途中までしかできていなかったけど、いま確認したら第10章まで公開されているようです。さっそく最初から読んでいこうっと。斉藤誠先生ネタをもうひとつ。 「金融政策で経済は良くなるのか:AS-ADモデルにおける景気循環に関する3つのパターンを踏まえて」*pdfファイルです 斉藤先生によると『統計』2014年1月号に寄稿した文章の基となった文らしいです。ざっと読んでみると、AS-AD分析のフレームワークを用いてこの15年間の日本経済を分析しているみたい。本文に載っている3つのグラフはなかなか興味深かったです。 正社員の賃金分布 厚生労働省のサイトをウロウロしていたら見つけたので転載。ちなみにここで見つけました。 第3回労働政策審議会労働条件分科会有期雇用特別部会資料(厚生労働省) ↑ここに置いてある「資料No.3 常時雇用される一般

                                                                              今日のメモ(斉藤誠先生の「父が息子に語るマクロ経済学」が完結してた) - くじらのねむる場所@はてなブログ
                                                                            • マクロ経済学はどこまで進んだか・誤訳指摘 - himaginary’s diary

                                                                              池田信夫氏が7/10エントリで一般理論の間宮訳のひどさを嘆いているが、経済学的に貴重な文書資料が誤訳で台無しにされている例としては本書も引けを取らないと思うので、TBさせていただく。 (以上、7/10追記) 「マクロ経済学はどこまで進んだか」という本がある。 マクロ経済学はどこまで進んだか―トップエコノミスト12人へのインタビュー 作者: ブライアンスノードン,ハワード・R.ヴェイン,Brian Snowdon,Howard R. Vane,岡地勝二出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2001/09メディア: 単行本 クリック: 81回この商品を含むブログ (8件) を見る以前、この本を3000円近く出して買ったら、翻訳があまりにもひどかったので出版社に抗議のメールを送ったことがある。今日はそれをコピペしておく(この後丁寧な返答が来たが、それは先方の著作権に属する文章なので省略する

                                                                                マクロ経済学はどこまで進んだか・誤訳指摘 - himaginary’s diary
                                                                              • ジェフリー・サックス氏のマクロ経済学観 | jiyugaoka contents lab

                                                                                マクロ経済学や開発経済学の分野で実績のあるアメリカの経済学者ジェフリー・サックス(コロンビア大学教授)のエッセイ「新しいマクロ経済的戦略」を読んだ。最近のサックスは、どちらかといえば、開発問題や貧困問題への取り組みのほうが目立っていたが、久しぶりにマクロ経済学の現状を論じている。というよりも、マクロ経済学の現状への不満マクロ経済学や開発経済学の分野で実績のあるアメリカの経済学者ジェフリー・サックス(コロンビア大学教授)のエッセイ「新しいマクロ経済的戦略」を読んだ。[1]最近のサックスは、どちらかといえば、開発問題や貧困問題への取り組みのほうが目立っていたが、久しぶりにマクロ経済学の現状を論じている。というよりも、マクロ経済学の現状への不満を吐露したというべきか。 サックス氏によれば、現代のマクロ経済学は、「ネオ・ケインジアン」と「サプライ・サイダー」の二つに分けられる(この区分が適切かどう

                                                                                  ジェフリー・サックス氏のマクロ経済学観 | jiyugaoka contents lab
                                                                                • 過剰反応とマクロ経済学の診断的予想 - himaginary’s diary

                                                                                  というNBER論文をアンドレイ・シュライファーらが上げている(ungated(Journal of Economic Perspectives掲載)版)。原題は「Overreaction and Diagnostic Expectations in Macroeconomics」で、著者はPedro Bordalo(オックスフォード大)、Nicola Gennaioli(ボッコーニ大)、Andrei Shleifer(ハーバード大)*1。 以下はその要旨。 We present the case for the centrality of overreaction in expectations for addressing important challenges in finance and macroeconomics. First, non-rational expectation

                                                                                    過剰反応とマクロ経済学の診断的予想 - himaginary’s diary