もくじ 1.財市場 2.貨幣-債券市場 3.IS-LM分析 4.労働市場 5.経済成長理論 6.国際マクロ経済学 →ミクロ経済学はこちら マクロ経済学の全体像 ミクロ経済学では、「市場」という抽象化された世界をとりあつかいました。これに対して、マクロ経済学では、「国」を単位としてとりあつかいます。ミクロ経済学のように「市場」にまかせているだけでは解決できない問題があるので、それをとりあつかう「政府」の役割についてみることが多くなってきます。 マクロ経済学では市場を3つに分けます。①財市場、②貨幣-債券市場、③労働市場です。 ①「財市場」では、GDP(国内総生産)のきまりかたをみます。この「財」にはサービスもふくまれております。生産者と消費者のやりとりをみるわけですから、これはミクロ経済学がとりあつかうものを、「国」という「マクロ」の視点でみることになります。 ②「貨幣-債券市場」では、「貨