1979年、ニカラグアの都市エステリで、国家警備隊本部にモロトフ・カクテルを投げ込む、サンディニスタ民族解放戦線の活動家。この写真は、「モロトフ・マン」として知られることになった。(PHOTOGRAPH BY SUSAN MEISELAS, MAGNUM PHOTOS) ロシア軍を撃退するため、ウクライナのいたるところで、市民たちが大量のモロトフ・カクテルを作っている。 西部の都市リビウでは学生や芸術家たちが、かつて深夜のダンスに興じた場所で製作にいそしむ。首都キエフの郊外では元経済専門家が、作り方を検索して自分で作ったと記者に説明している。東部のドニプロの街では女性たちが屋外に集まり、この一時しのぎの武器を作っている。(参考記事:「写真で見るウクライナ侵攻と混乱、ライフル持つ市民、渋滞する首都 19点」) 「今すべき唯一の重要なことだと思います」と、地元の教師は話す。 モロトフ・カクテル