【詳報】「お金の誘惑に負けなければ…」闇バイトに加担した元大学生が法廷で語った“後悔” 被害者は死亡 「ルフィ」グループによる狛江市の強盗致死事件 「お金の誘惑に負けず踏みとどまれていれば…」 当時19歳の大学生の男は「闇バイト」の誘いに応じ、強盗に手を染めた。 全国で相次いだ「ルフィ」などを名乗る指示役らによる一連の強盗事件のうち、唯一、被害者が亡くなった東京・狛江市の事件。90歳の女性はなぜ命を奪われなければならなかったのか。 裁判では、安易に「闇バイト」に応募した実行役が指示されるがまま強盗に加担し、最悪の結末を招いた経緯が明らかになった。 ■当時大学生の実行役が法廷に…狛江事件で初めての裁判8月21日、東京地裁立川支部で行われた初公判。法廷に姿を見せたのは、黒のジャケットに青いネクタイをしめた中西一晟被告(21)。体は細身でメガネをかけ、長い前髪が目元までかかっていた。 中西被告は