WHO事務局長への差別的コメントについて、台湾が中国の「情報操作」だと指摘/Fabrice Coffrini/AFP/Getty Images (CNN) 台湾の法務部(法務省)の捜査部門は10日、台湾の住民を装った中国のネットユーザーが世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長に対する人種差別の攻撃を仕掛けていたことが判明したと発表した。 台湾の中央通信社が伝えた。テドロス氏が8日の記者会見で、台湾を名指しし過去数カ月間、自らの名前を出し「黒人やネグロ」などと呼ぶ人種差別的な攻撃を行っていると主張したことを受けた発表となっている。 テドロス氏は黒人であることを誇りに思っており、「私は気にしない」とも反論していた。同事務局長は新型コロナウイルスの問題をめぐりスイス・ジュネーブにあるWHO本部で連日会見を開いている。 中央通信社によると、中国の多数のネットユーザーがこの人種差別の攻撃