ユーロ圏の中央銀行幹部の1人は26日、ロイターに対し、ロシアを国際銀行間の送金・決済システムのSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除する決定が数日内に下されるとの見通しを示した。写真は2月25日撮影(ロイター Dado Ruvic/Illustration) [パリ 26日 ロイター] - ユーロ圏の中央銀行幹部の1人は26日、ロイターに対し、ロシアを国際銀行間の送金・決済システムのSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除する決定が数日内に下されるとの見通しを示した。
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2022年4月12日に解体工事が始まった中銀カプセルタワービル(東京都中央区)。故・黒川紀章(1934~2007年)が設計を手掛けた「メタボリズム(新陳代謝)建築」を代表する作品だ。日経クロステックは施工会社の協力を得て内部に潜入。世界でもユニークな建物の解体現場を紹介する。 大部分を防音パネルが覆う中銀カプセルタワービルの解体現場。時折隣接するヤードからクレーンがアームを伸ばし、丸窓を備えたカプセルをビルの上へと引っ張り上げる。建物は11階建てと13階建ての2棟が立ち並び、タワーのコア周囲に合計140個のカプセルユニットを取り付けた構造だ。解体工事では、そのカプセルユニットを上から順に、1つずつ取り外している。
著: 千絵ノムラ 何がどうして、おしゃれな銀座の大通りを、すっぴんジャージ姿に、首には濡れたバスタオルを巻きつけて、毎晩闊歩することになったのだろうか。 ここは洗練された大人の街であればこそ、生活の、しかも日常的な、そんなお風呂帰りにそぐわない。 私が常宿、ならぬ常湯にしていたのは、博品館と資生堂の裏通りにある金春湯。 青い看板と金色の温泉マークが、「その者、青き衣をまといて金色の野に降り立つべし」という言葉を彷彿とさせることから、ナウシカ好きの私を違う意味でも虜にしていた。 2021年オリンピック開催時の金春湯 金春湯の閉店時間は22時(土曜は20時)。従来の私からしたら、22時までにお風呂に入るのはかなりレア。相当な理由がないかぎり、それ以降に入ることの方が圧倒的に多い。 しかも仕事帰りに家に寄ってからの銭湯は、いささかめんどい。だって帰宅したら洋服脱ぎ散らかして、「ふわ〜」って羽を伸
「200年の寿命」のはずが… 140個もの切り離し可能なカプセルを組み合わせた中銀カプセルタワーは、まさに20世紀を代表する建築物だ。このタワーを設計した黒川紀章が思い描くメタボリズム的な未来都市では、組み合わせたり切り離したりできる複数のパーツからなるビルがずらりと立ち並んでいた。その様子は、まるで生き物が成長し、体のパーツを増やしていくかのようだ。 黒川は2007年、亡くなる直前のインタビューでこう語っている。 「25年ごとにカプセルを交換すれば、中銀は200年もつでしょう。これはリサイクル可能な建築です。私は、サステナブルな建築として中銀カプセルタワーを設計したのです」 しかし年月とともに住人の大部分がいなくなり、中銀は荒廃していった。そして住人たちは、中銀をそのまま保存しておくよりも取り壊すことを選んだ。これは「建築界の悲劇」だ。 予定より数年遅れた2022年10月、タワーは解体さ
東京・銀座にある昭和後期の名建築の中銀(なかぎん)カプセルタワービルだが、1972年の竣工から半世紀を目前に老朽化との厳しい戦いが続いている。 この3~4月を節目に管理組合が売却を決議し、住人の退去も続いている。保存・再生に取り組む渦中の人に現状を聞いた。 戦後名建築の一つ 1972年竣工の中銀カプセルタワービルは、故・黒川紀章氏が設計した集合住宅。最大の特徴は、カプセルタワーの名前通り部屋を1室ごとに独立して交換できる構造にある。都市の発展に合わせて建物のユニットを細胞の新陳代謝のように取り換えていくという当時の建築思想「メタボリズム」が結実した代表的なビルだ。 デザイン性と建築思想から名建築として評価が高い中銀カプセルタワーだが、結果的には完成以来カプセル交換はなされず大規模修繕も35年前に行われただけで、近年は老朽化が大きな課題であった。 2021年3月、カプセルのオーナーで構成され
〈2024年秋〉世界で唯一「中銀カプセルに泊まれる」施設が横須賀市に誕生建築家・黒川紀章氏が設計した中銀カプセルタワービル、解体後のオリジナルカプセルをデザインするクリエイターを募集 株式会社エンジョイワークス 本社 : 神奈川県鎌倉市由比ガ浜1-3-1 電話 : 0467-53-8583 代表取締役 : 福田和則 設立 : 2007年11月 コーポレートホームページ : https://enjoyworks.jp ◆令和6年度 国土交通省PPP協定パートナー ◆宅地建物取引業 [神奈川県知事(3)第28062号] ◆一級建築士事務所 [神奈川県知事登録 第16506号] ◆不動産特定共同事業者 [金融庁長官・国土交通大臣 第114号](第1号、2号、3号、4号に掲げる事業を行う) ◆第二種金融商品取引業 [関東財務局長(金商)第3148号] ◆住宅宿泊管理業者 [国土交通大臣(02)第F
ノルウェー中央銀行のヨン・ニコライセン副総裁(2012年3月14日撮影)。(c)Stian Lysberg Solum / various sources / AFP 【12月5日 AFP】ノルウェー中央銀行は4日、同銀行の副総裁が中国籍の女性と結婚していることを理由に機密情報取り扱い許可を与えられず、辞任したと発表した。 ヨン・ニコライセン(Jon Nicolaisen)副総裁は中銀が公開した声明の中で、中国籍で、中国在住の妻を経済的に支援しているという理由で、機密情報取り扱い許可を更新されなかったと説明。ニコライセン氏個人について適性を疑う事情はないが、それだけでは十分ではないと判断されたという。 ニコライセン氏は、「もはやこの結果を受け入れるほかない」と述べた。同氏は中銀で、世界最大の1兆ユーロ(約126兆円)を超える規模のノルウェーの政府系ファンドの管理に関する特別な責任を負ってい
【住んでみた!】中銀カプセルタワービル 7ヶ月間サバイバル滞在記 / 最後の住人の記録 千絵ノムラ 2022年12月24日 中銀カプセルタワービル。かつて銀座8丁目の首都高沿いにあり、その独特な外観で多くの人を虜にしていた、建築の大家・黒川紀章によるメタボリズム思想の建築。惜しまれながら今年の10月に解体された。 筆者はひょんなご縁で、昨年2021年4月〜10月の7ヶ月間ここに住んでいたのだが、時を経た今だからこそ話せる、中銀カプセルタワービルでの生活についてお伝えしたい。謎に包まれていた共同シャワールームも初公開! ・中銀カプセルタワービル まず中銀カプセルタワービルの基本情報についてお伝えしよう。1972年竣工、今年で50周年。13階建てのA棟と11階建てのB棟のツインタワーで、それぞれエレベーターがあるコア部分を、螺旋状に総数140個のカプセルが配置されている。ぱっと見、カプセルが重
どうも、すべての経済活動を、デジタル化したいLayerXの福島です。 本日は今日出たビッグニュースにからめてCBDC(中央銀行が発行するデジタル通貨)についてです。 早速ですが、こちらの記事。歴史的な内容かと思います。 日銀は中央銀行が発行するデジタル通貨(CBDC)の実現を見据えた準備を加速する。2日に技術面の論点をまとめたリポートを公表し、課題解決に向けて実証実験に乗り出す方針を明らかにした。現金を介さないデジタル決済の需要が高まり、中国などの発行計画も進むなか、日銀も出遅れないように踏み込む。 本日、日銀からもリリースが出ています。 pdf本文にはこういった記述があります。 上記のうち、概念実証フェーズ1は、2021 年度の早い時期に開始するこ とを目指している。今までも日銀はProject Stellaにおいて、主にDLTの決済システムの応用を検討していました。 https://w
中国人民銀行貨幣政策委員会の黄益平委員 Photographer: Xinhua News Agency/Getty Images 中国人民銀行(中央銀行)の貨幣政策委員会メンバーが異例の経済政策批判を展開した。中国政府の経済政策を保守的過ぎるとし、財政刺激策の強化とインフレ促進を政府に促した。 北京大学国家発展研究院の院長で著名な経済学者でもある黄益平氏を引用した記事によると、同氏は「投資重視・消費軽視」という政策コンセプトを変えるべきだと主張。政府は出稼ぎ労働者の都市定住の許可や国民への直接的な現金支給など消費刺激策を講じるべきだと述べた。 その上で、「国内経済は新たな段階に入り、消費と輸出、さらに投資を含む総需要は以前の強さを失った」と指摘し、「このことは、マクロ経済政策に新たな課題を突きつけている」と論じた。
ヨーロッパ中央銀行は金融政策を決める理事会を開き、先月予告していたとおり、0.5%の大幅な利上げを決めました。アメリカの銀行の相次ぐ破綻やスイスの大手金融機関の経営に対する懸念が高まるなかでも、インフレの抑制を優先する姿勢を示しました。 ヨーロッパ中央銀行は16日、本部があるドイツのフランクフルトで理事会を開きました。 このなかで主要な政策金利を0.5%引き上げ、3.5%にすることを決めました。 利上げは去年7月以降、6回連続となります。 ヨーロッパ中央銀行は先月の理事会でインフレを抑えるためにはさらなる利上げが必要だとして、今回の0.5%の大幅利上げを予告していました。 ただ、今月に入ってアメリカの銀行が相次いで破綻したのに続き、ヨーロッパでもスイスの大手金融グループ「クレディ・スイス」の経営に対する懸念が高まり、金融市場に動揺が走るなかで予告通りに利上げするのか注目されていました。 ヨ
ナビウリナ氏(58)は自身の再任について公に発言したことはなく、問い合わせにも応じなかった。ロシア中銀、大統領府の報道官はいずれもコメントの要請に対し回答しなかった。事情を知る関係者によると、ウクライナでの戦争を巡り辞職した政府高官はこれまでに1人だけで、気候問題の大統領特使を務めるアナトリー・チュバイス氏が今週辞任し出国した。 ナビウリナ総裁は投資家に支持され、ユーロマネー誌やザ・バンカー誌などから世界で最も腕の立つ金融当局者の1人として称賛を受けてきた。だが現在では、国際的制裁によって孤立し、外国企業が去り投資が枯渇した戦時経済に直面している。中銀総裁として務めた9年間に収めた功績の多くが戦争で台無しになる中で、その影響の管理に追われている。 総裁は18日、同中銀の政策金利据え置き決定後に簡単にコメントし、4%のインフレ目標達成の時期を2024年以降に先送りしたほか、ロシア経済は終わり
世界的な建築家、黒川紀章の代表作とされる東京・銀座の「中銀カプセルタワービル」。ブロックを積み上げたようなユニークな外観は、日本のみならず世界中の建築ファンも惹きつけてきた。 しかし1972年に竣工(しゅんこう)された建物は老朽化。その未来は宙ぶらりんになっていると、英紙「ガーディアン」が報じている。 建築から半世紀、老朽化 非対称に同じコンクリートの箱を積み重ねた建築物。日本企業のきらびやかなガラス張りのビルが立ち並ぶ地域にあるこの建物は、世界中の建築ファンを惹きつけている。 およそ半世紀にわたって東京・銀座の一角を占めてきた「中銀カプセルタワービル」だが、将来の見通しは立っていない。 1972年に竣工され、当時「中銀」は巨大建造物と有機的な生物の成長を融合させた建築運動「メタボリズム(新陳代謝)」の東京における唯一の事例であり、戦後日本の経済的・文化的復興の物理的な表現の形だった。 設
(唐鎌 大輔:みずほ銀行チーフマーケット・エコノミスト) 日銀が保管しているロシア中銀資産とは 2月28日夕、日本政府がロシア中銀(CBR)との取引を制限する制裁を表明したことにあわせ、日本銀行とCBRの取引禁止の方針が表明された。後述するように、日銀がCBRから預かる円建て資産は相応の規模に達している。仮に、この政府決定がなかった場合、CBRから円建て資産の引き出し要求を受けても日銀は拒絶できなかった可能性がある。日銀はそうした政治判断能力を持ち合わせていない。 同決定を受けた2月28日の日本経済新聞は日銀に預託されるCBR所有の資産に関し、「2021年時点で4兆~5兆円規模」と報じている。これをどう試算したのかは書かれていないが、概ね正しいと考えられる。日銀が毎週発表する「営業毎旬報告」の負債サイドには「その他預金」という項目があり、注釈で「外国中央銀行等の預金」と明記されている。これ
Bank of Japan (BOJ) headquarters in Tokyo, Japan. Photographer: Kentaro Takahashi/Bloomberg 長きにわたりデフレ退治に挑む日本銀行は、世界の中央銀行の中で特異な存在であることに慣れてしまった。それは2024年も変わらない可能性が高い。 消費者物価が1年半余りにわたり物価目標の2%を上回る水準で推移する中、植田和男総裁は世界最後のマイナス金利政策を撤廃するとの見方が広がっている。一方、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)がほぼ同じ時期に利下げを開始するとの見通しが強まっている。 「今できるのか、もうできないのかという状況」と語るのは、日銀出身で物価研究が専門の渡辺努東京大学大学院教授。「もし今回の局面で正常化できない場合は、残りの任期は同じ金融緩和を続けていくしかないだろう」との見方を示す。
解体されゆく「中銀カプセルタワービル」カプセルはどこへ行く? 黒川紀章の名作、日本の美術館が収蔵を現在、住人の退去と区分所有のカプセル売却が進んでいる「中銀カプセルタワービル」。黒川紀章が手がけたこの名建築は今後どのような道をたどるのか? 「中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト」の前田達之に話を聞いた。 文=橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長) 東京都中央区銀座8丁目。ここで特異な存在感を放つビルが、1972年に竣工した「中銀カプセルタワービル」だ。 中銀カプセルタワービルは、建築家・黒川紀章(1934〜2007)が手がけた世界初の実用化されたカプセル型集合住宅で、「メタボリズム建築」を代表する作品として国内外で広く知られる。建物はA棟とB棟の2本のタワーで構成されており、各タワーにカプセルユニットが取り付けられた独特の構造だ。140個のカプセルはすべて独立した住宅であり、黒川紀
3月25日、日銀はかねて、中央銀行界の不幸な先駆者だった。新型コロナウイルスの感染拡大による経済損失に対処するため、かつてない極端な政策に踏み切ろうとしている各国中銀は、2013年から上場投資信託(ETF)を買い続けてきた日銀の経験に興味津々だろう。写真は都内の日銀本店前。2019年1月23日撮影(2020年 ロイター/Issei Kato) [ロンドン 25日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 日銀はかねて、中央銀行界の不幸な先駆者だった。新型コロナウイルスの感染拡大による経済損失に対処するため、かつてない極端な政策に踏み切ろうとしている各国中銀は、2013年から上場投資信託(ETF)を買い続けてきた日銀の経験に興味津々だろう。
〈住人プロフィール〉 会社員・26歳(女性) 賃貸マンション・1R・日比谷線 東銀座駅(中央区) 入居7カ月・築年数49年・ひとり暮らし ◇ 『私たちの住むマンシオンには台所設備はない。火気厳禁、水道はユニットバスのみ、給湯が壊れていて湯は出ない。私の部屋はミニ冷蔵庫と電子レンジだけ。 だが、ちょっと変わった台所がひとつある。数階上のFさんの住むカプセルだ。みなから「F亭」と呼ばれている。彼女の部屋も火気厳禁、水道は洗面台のみ。けれども、電気鍋とホットプレートで何でも作ってしまう。 手料理が恋しくなったらFさんにリクエストして、カプセル住民たちにスケジュールを聞く。何人か集まれる日があったらF亭の開店日となる。 もつカレー、ぎょうざ、素麺(そうめん)、パスタ、たこ焼き、いろんなものを作ってもらった。参加費は無料。みんな思い思いの貢ぎ物をもってF亭に集まる。 全く一般的な台所ではありませんが
私自身も、映画『TOKYO!』で、中銀カプセルタワービルの存在を目にした瞬間から心を鷲掴みにされたものです。それから数年……。SNS経由で、1ヶ月の間カプセルをレンタルできる「マンスリーカプセル」というプロジェクトを知りました。 「まさか! あの中銀カプセルタワービルに住めるの!?」 迷わず、ホームページに飛び、応募ボタンをクリック。それが私の中銀カプセルタワービルでの暮らしの第一歩でした。 現在は、老朽化のため解体されることが決定し、4月12日から作業が始まっていますが、あの中銀カプセルタワービルでの暮らしがどんなものだったのか。建物の記憶、住民としての思い出を何らかの形で残そうと、1ヶ月しか住んでいない身で僭越ではありますが、カプセルでの暮らしがどのようなものだったのかを記していきます。 借りるためには抽選を突破しなければ…! 先述した中銀カプセルタワービルの「マンスリーカプセル」とい
新1000ルーブル紙幣に描かれた尖塔(せんとう)とロシア正教の教会だった建物(2023年10月16日撮影)。(c)Natalia KOLESNIKOVA / AFP 【10月19日 AFP】ロシア中央銀行は18日、新1000ルーブル紙幣に描かれた教会の丸屋根に十字架がないとの抗議をロシア正教会の司祭らから受け、発行を中止した。問題の教会は現在博物館となっており、実物にも十字架はない。 ロシア正教の影響力は、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)政権下で著しく増大している。 中央銀行は今週、1000ルーブルと5000ルーブル紙幣の新デザインを発表したばかりで、こうした撤回は珍しい。 中央銀行はまだ「広く流通していなかった」と説明した。 新1000ルーブル紙幣には、頂点にイスラム教を示す三日月が設置されている尖塔(せんとう)と、丸屋根の頂点に十字架がないロシア正教の教会が描かれ
日本現代建築の歴史で特別な位置を占める東京の中銀カプセルタワービルが解体される/Yoshikazu Tsuno/AFP/Getty Images 日本の現代建築として最も特徴的な建物の一つ、中銀(なかぎん)カプセルタワービルが、月内に解体される見通しとなった。建物の新たな所有者らが明らかにした。 人目を引く作りの同タワービルを巡っては数年にわたり不確かな状況が続いていたが、今回の決定がそれに終止符を打った形だ。かつては都市生活の未来像を提示していたその構造物も、最近は破損に見舞われていた。 1972年に完成したタワービルは、工場組み立ての144のユニットをコンクリート製の中核部分2棟の周りに配置したデザインとなっている。個々のユニットは広さ10平方メートルの「カプセル」で、舷窓(げんそう)を思わせる丸い窓が付いているのが特徴だ。カプセル内にはそれぞれ電化製品や家具が備え付けられている。 タ
ロシアとウクライナの戦争状態、そして米国や欧州諸国が武器・弾薬や情報を提供してウクライナ軍を支援しながらロシアに対して経済制裁を発動している「代理戦争」的な状況は、このまま長引く可能性が高まっている。 米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は4月5日、下院軍事委員会の公聴会で、ロシアとウクライナの戦争は「少なくとも数年単位になる」と述べ、長期化するとの見通しを示した。 戦況の面では、ウクライナ東部ドンバス地方でロシア軍が近く、大規模な攻勢に出るとの観測が強まっている。親ロシア派勢力が一方的に独立を宣言しているドネツク、ルガンスク両州のできるだけ広い地域をロシア軍が占領し、かつクリミア半島への回廊を確保する上で重要な都市であるマリウポリを完全に支配下に収める狙いである。 ロシアの記念式典は例年通り ウクライナ軍は、米欧から供与された対戦車兵器などを用いながら、徹底抗戦する構え。ロシアでは、
債券バブルは終わり、1949年以降最悪のパフォーマンスへ-中銀が転換 Michael MacKenzie、Liz McCormick 債券相場の下落は悪化が続き、改善の兆候が見えない。世界の中央銀行が積極的利上げを進める中で、債券の価格は急落している。 この結果、23日には英国の5年債が少なくとも1992年以来の下落。2年物米国債は少なくとも1976年以降で最長の下落局面にある。バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストによれば、世界の国債市場は1949年以降で最悪のパフォーマンスに向かっている。 債券相場下落は米連邦準備制度理事会(FRB)など世界の中銀が新型コロナウイルス禍期の政策を転換したことを浮き彫りにする。これにより投資家が景気減速を織り込み株式や原油が下落した。 ブルークリー・アドバイザリー・グループのピーター・ブックバー最高投資責任者(CIO)は「要するに、長年にわた
ロシアの中央銀行は28日、主要政策金利を9.5%から20%に引き上げた。ルーブル下落とインフレ率上昇を阻止するため。写真は2月24日撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration) [28日 ロイター] - ロシアの中央銀行は28日、主要政策金利を9.5%から20%に引き上げた。ルーブルが最安値に下げる中、一連の国内市場支援措置を発表したのに続き、緊急利上げに踏み切った。 さらに中銀と財務省は、外貨建て収入の80%を売却するよう企業に指示した。 中銀は声明で「ロシア経済の外部環境が大幅に変わった」とし「政策金利の引き上げで、預金金利がインフレリスクの高まりなどの影響をカバーできる水準に確実に上がるようにする。金融・物価の安定を支援し国民の預金の目減りを防ぐために必要な措置だ」と説明した。 ルーブルは、プーチン大統領が27日、核戦力を含む核抑止部隊を高度の警戒態勢
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