兵庫県内で医療提供体制がひっ迫する中、2日、尼崎市と西宮市は入院を待って自宅などで待機していたいずれも高齢の患者が死亡したと発表しました。 このうち、兵庫県尼崎市は2日、新型コロナウイルスに感染し、市内の自宅で入院を待ちながら治療を続けていた80代の女性が死亡したと発表しました。 女性は先月23日に感染が確認され、基礎疾患があったものの、当初は、せきやけん怠感だけで軽症だったため、自宅で入院を待っていたということです。 しかし数日後に症状が急速に悪化し、医師が自宅で酸素投与を行うなどの治療を続けてきましたが、1日、亡くなったということです。 また、西宮市は70代の女性が先月29日に入居中の高齢者施設で死亡したと発表しました。 女性は先月21日に感染が確認され、当初は軽症で定期的に医師による治療を受けながら施設で入院待機中だったということです。 兵庫県では感染者が急増し医療提供体制がひっ迫し