これまでパートの方でも従業員501人以上の企業に勤め、一定要件を満たせば社会保険へ加入できましたが、2022年10月より従業員数が101人以上の企業へと適用が拡大されます。来年の変更を前に、パートの方は社会保険に加入しようか迷われているのではないでしょうか。 健康保険に加入すると給付される手当金の一つに、「傷病手当金」があります。傷病手当金とは、病気やケガをして働けない場合、条件を満たせば給与の3分の2相当が支給されるもの。生きている限り病気やケガのリスクは誰しもあるので、「もしもの時」でも給与の3分の2相当が支給されると心強いでしょう。 この「傷病手当金」ですが、2022年より支給期間の捉え方が変更されます。傷病手当金の詳細と2022年の変更点について確認しましょう。 「傷病手当金」とは? 傷病手当金は、病気やケガなどで休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度です。