函館がクライマックスの舞台となった人気漫画「ゴールデンカムイ」(集英社)の世界観をイラストなどで紹介する「ゴールデンカムイ展」が7月22日から丸井今井函館店で開かれるのに合わせ、同イベントをPRする函館市電のラッピング車両とフォトスポットが登場する。全国から訪れるファンがまちを巡るきっかけになりそうだ。 市電のラッピング車両は7月15日から9月10日まで運行。主人公の元兵士・杉元佐一とアイヌ民族の少女アシリパのほか、函館にゆかりのある新選組副長・土方歳三ら約30人の主要キャラクターが手をつないでジャンプする様子が描かれる。 フォトスポットには主要な登場人物と主に函館での名シーンを描いた高さ1・5~1・8メートル、幅0・7~1メートルのパネルを設置。作中でも登場した五稜郭公園の兵糧庫と井戸跡をはじめ、JR函館駅改札口、金森赤レンガ倉庫、函館空港、同店正面玄関など9カ所にそれぞれ異なるデザイン