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北國新聞の検索結果321 - 360 件 / 877件

  • 敦賀延伸2月に試乗会 JR西社長 知事、料金の割引要請|経済|石川のニュース|北國新聞

    JR西日本の長谷川一明社長は11日、石川県庁に馳浩知事を訪ね、来年3月16日の北陸新幹線金沢―敦賀開業に向け、同2月に試乗会を実施すると伝えた。馳知事は、延伸によって料金が割高となる和倉温泉―大阪などでの割引や、繁忙期に小松、加賀温泉両駅と東京をつなぐ臨時列車の拡充などを要請した。 面会は冒頭を除き非公開。長谷川社長は「敦賀開業まで100日を切り、地元も盛り上がっている」と語り、試乗会では一般の参加者を公募するとした。 馳知事は3割増の料金となる和倉温泉―大阪での利用負担軽減や、関西・中京圏とのアクセス向上、JR七尾線を活用した能登への送客の協力などを求めた。終了後、馳知事は報道陣に対し「JRと協力して利用促進に努めることを確認した」と語った。

      敦賀延伸2月に試乗会 JR西社長 知事、料金の割引要請|経済|石川のニュース|北國新聞
    • 〈1.1大震災〉「おらの船助からんのか」 輪島港、嘆く漁師|社会|石川のニュース|北國新聞

      地震による隆起で水深が浅くなり、動かせなくなった漁船の様子を確認する漁師=11日午前11時15分、輪島港 ●2メートル隆起、何隻も座礁 ●外浦90キロ、海岸線が前進 甚大な被害が出た能登半島地震は外浦の景色も一変させた。海岸線は地盤の隆起によって約90キロにわたり沖に前進。石川県内で最も多い約250隻が係留する輪島港は水深が浅くなり、船体が海底につかえ、大きく傾き、いくつもの船が座礁した。「おらの船は助からんのか」。漁師の仕事始めに当たる「起舟祭」が営まれるはずの11日、海の男たちは船上ではなく、丘の上で途方に暮れた。 漁再開の見通しが立たない中、漁師たちはこの日、岸壁に所狭しと停泊する船の様子を心配そうに見つめた。 「底についてしまった」。濱谷和善さん(72)は底引き網漁船「大起丸(たいきまる)」に乗り込み、目視できるほど浅くなった海底に目を向けた。 10代で漁師となった濱谷さんは、33

        〈1.1大震災〉「おらの船助からんのか」 輪島港、嘆く漁師|社会|石川のニュース|北國新聞
      • 片言の日本語、外国人か 野々市・強盗、被害額は数十万円以上|社会|石川のニュース|北國新聞

        26日夜、野々市市御経塚2丁目のブランド中古品買取店「ブランドオフ御経塚店」で起きた強盗事件で、犯人の男が片言の日本語で店員を脅して現金を奪ったとみられることが27日、捜査関係者への取材で分かった。被害額は少なくとも数十万円に上ることも判明。白山署は、外国人の犯行の可能性があるとみて犯人の特定を急いでいる。 捜査関係者によると、男は閉店作業をしていた50代女性店員に包丁のような刃物を突きつけ、「金を出せ」などと脅した。店員は片言の日本語に違和感を持ったという。 白山署などによると、男は身長170センチほどの細身で、白っぽいシャツと黒っぽいズボンを着用していた。男は正面入り口から店に入り、現金を奪うと、数分以内に入り口から走り去った。事件当時、女性店員は1人で勤務していた。 同署は、聞き込みや現場周辺で収集した防犯カメラを解析し、犯人の逃走手段や経路を調べている。 野々市市教委は27日、市内

          片言の日本語、外国人か 野々市・強盗、被害額は数十万円以上|社会|石川のニュース|北國新聞
        • 馳知事プロレス参戦、関係者「けがなくて良かった」 出ないと言っていたのに…|社会|石川のニュース|北國新聞

          「馳劇場」の予兆は数多くあった。長年の習慣であるトレーニングは昨秋頃から格段に頻度が増加。県議会の一般質問がある日も早朝からジムに通って体を絞り、丹念に肌を焼いていた。知事室の訪問客に「まだ現役。もうすぐ試合します」と、うっかり「予告」したことも。3月で知事就任から1年。「今年は好き勝手にやらせてもらう」という宣言とも受け取れる年始のパフォーマンスとなった。 【関連記事】馳浩知事「死ぬまでレスラー」 【関連記事】県政より真剣!?「最強知事だ」「軽すぎる」 【関連記事】「初仕事」はプロレス「県政は 振り回さないで 馳浩」 「知事は本当に出る気なのか」とひそかに気をもんでいた徳田博副知事は、北國新聞社の取材に「けがをされなかったことに正直ほっとしている」とコメント。「出場にはいろいろな見方があると思うが、知事自身がさまざまな観点から判断された結果だと受け止めている」と言葉を選んだ。 知事派ベテ

            馳知事プロレス参戦、関係者「けがなくて良かった」 出ないと言っていたのに…|社会|石川のニュース|北國新聞
          • カニ初物登場に沸く 近江町市場店頭にずらり コウバコ入荷増2割安く|社会|石川のニュース|北國新聞

            ●しけで3日遅れ 9日に石川県内の漁港で水揚げされた初物の県産ズワイガニが10日、県内の鮮魚店やスーパーの店頭に並んだ。金沢市の近江町市場では、価格は雄の「加能ガニ」は平年並みながら、入荷量が増えた雌のコウバコガニは2割ほど安くなった。しけで3日遅れとなった「冬の味覚の主役」の登場に、待ちわびた地元客や観光客は次々と手を伸ばし、市場は活気に包まれた。 「さあ、カニ今日から」「いきが良いの揚がっとるよ」。近江町市場で店員の威勢のいい呼び声が響いた。市場内の鮮魚店「大口水産」では、入荷量が平年に比べて若干少なかった加能ガニが平年並みの2500~2万5千円だったのに対し、コウバコガニは例年より2割ほど安い300~3千円で売られた。 荒木優専務は「遅れた分、待ちわびた人が多く、いつも以上に、にぎわっている。実入りも良く、品質は上々」と話し、次々と訪れる客の対応に追われた。 コウバコを10匹買った金

              カニ初物登場に沸く 近江町市場店頭にずらり コウバコ入荷増2割安く|社会|石川のニュース|北國新聞
            • 〈詳報〉石川で195人感染、1人死亡 クラスター1件、新型コロナ(15日発表)|新型コロナ|石川のニュース|北國新聞

              石川県は15日、県内で新たに195人が新型コロナウイルスに感染し、1人が死亡したと発表した。1日当たりの感染者数は1週間ぶりに300人を切り、100人台となった。新たに金沢市の医王病院でクラスター(感染者集団)の発生を確認した。 感染経路の内訳はクラスター関係が31人、濃厚接触・接触者が71人で、残り93人については調査中。クラスターの福祉施設で20~70代の男女31人が陽性と分かり、感染者は累計49人となった。これまでに公表された感染者の中から、医王病院関連で20~60代の男女12人の感染が判明し、県内180例目のクラスターと認定された。 新規感染者は県内15市町と県外在住の10歳未満~90歳以上の男女。年代別では10歳未満が最多の36人で、30代32人、40代30人と続いた。市町別では順に、金沢市48人、野々市市27人。金沢市の50代男性が中等症で、残りは軽症か無症状となっている。 県

                〈詳報〉石川で195人感染、1人死亡 クラスター1件、新型コロナ(15日発表)|新型コロナ|石川のニュース|北國新聞
              • 藩政期の茶室よみがえる 金沢・平木屋染物店の白蓮庵修復|社会|石川のニュース|北國新聞

                ●加賀茶道伝える場に 創業250年の老舗、平木屋染物店(金沢市片町2丁目)にある茶室「白蓮庵(びゃくれんあん)」の修復が2日までに完了し、現代によみがえった藩政期の茶室がお披露目された。茶室は染め物の作業場の2階に設けられ、今後、月釜を開くなど活用を進める。茶人だった曾祖父から「白蓮庵」の号を受け継ぐ平木孝志金沢学院大特任教授は「加賀茶道を伝える場に育てたい」と話す。 平木屋の建物は藩政末期に再建されて以降、現在も染め物業が営まれる。往時から明治期にかけての古い建築様式が残り2021年に市文化財に指定された。 平木教授の曾祖父にあたる3代弥平が「白蓮庵」を号し、家業の傍ら紫(むらさき)遠州流の茶道をたしなんでいたが後代に受け継がれず、茶室は戦争を経て、長く使われないままになっていた。文化財指定を機に建物の修復を行うことになり、昨夏から工事を進めた。 6畳の茶室は椰子(やし)の床柱や網代(あ

                  藩政期の茶室よみがえる 金沢・平木屋染物店の白蓮庵修復|社会|石川のニュース|北國新聞
                • 金沢版トレビの泉、投げ銭7倍 昨年12月~今年3月 コロナ収束、観光客戻り急増|社会|石川のニュース|北國新聞

                  ●金沢駅もてなしドーム地下の人工池 「金沢版トレビの泉」と呼ばれる金沢駅もてなしドーム地下広場の人工池で、昨年度に投げ込まれた硬貨の総額が前年度比84%増の4万4703円となり、新型コロナ前の2019年度を上回ったことが金沢市への取材で分かった。感染収束に伴って観光客が急増した影響とみられ、特に昨年12月~今年3月は前年同期の約7倍に急増。投げ銭の総額は入り込みの多さに比例し、街中のにぎわいを示すバロメーターとなっている。 投げ銭は、北陸新幹線開業直後の15年度に過去最多の5万6035円を記録し、16~19年度は3~4万円台で推移した。しかし、コロナ禍の20、21年度は駅利用者が減少したことで、いずれも2万円台に落ち込んでいた。 2005年に完成した人工池は、もてなしドームの地上と地下をつなぐ階段の下にあり、北陸新幹線の開業以前から硬貨を投げ入れるスポットとして注目を集めた。後ろ向きにコイ

                    金沢版トレビの泉、投げ銭7倍 昨年12月~今年3月 コロナ収束、観光客戻り急増|社会|石川のニュース|北國新聞
                  • 〈1.1大震災〉「特定非常災害」指定へ 首相、全国の給水車集結指示|社会|石川のニュース|北國新聞

                    本ページに記載の記事・写真などの無断転載を一切禁じます。著作権は北國新聞社またはその情報提供者に帰属します。

                      〈1.1大震災〉「特定非常災害」指定へ 首相、全国の給水車集結指示|社会|石川のニュース|北國新聞
                    • 石浦神社、台湾に分社 加賀屋の一角、神前式に対応へ 日本文化伝え交流推進 |社会|石川のニュース|北國新聞

                      石浦神社(金沢市本多町3丁目)の台湾分社が12日までに、台北市にある高級旅館「日勝生(にっしょうせい)加賀屋」内に設けられた。長谷(はせ)吉憲宮司(49)の先祖がかつて、台湾の神社で神職を務めていたことがきっかけ。今後、現地で神前結婚式を挙式できる体制を整え、日本文化を伝えることで日台交流の推進につなげる。 長谷宮司の4代前の高祖父は日本統治時代の台湾で、台南神社で神職を務めていた。長谷宮司も、台南大学で非常勤講師として日本文化に関する講義を行うなど、台湾に足しげく通っている。 台湾の百貨店では神社のキャラクター「きまちゃん」のグッズ販売を続けており、石浦神社を参拝する台湾人客は多い。コロナ前は神前式を挙げる台湾人カップルも年間数組おり、長谷宮司は以前から分社を設けたいと考えていた。 そんな中、縁がつながって昨秋、日勝生加賀屋に神社のお札とお守りを授与するスペースを設置。その後、調整を重ね

                        石浦神社、台湾に分社 加賀屋の一角、神前式に対応へ 日本文化伝え交流推進 |社会|石川のニュース|北國新聞
                      • ひまわり、花の都で咲き誇れ バスケット女子・赤穂、2度目五輪へ 被災の地元七尾「希望与えて」|スポーツ|石川のニュース|北國新聞

                        ●前回逃した「金」期待 パリ五輪のバスケットボール女子代表に選ばれた七尾市出身の赤穂ひまわり選手(25)=デンソー=は、能登半島地震の被災地出身者として特別な思いで大舞台に挑む。小学生まで過ごした七尾市は今も震災の爪痕が残り、復旧は道半ば。親族や関係者は前回大会を上回る金メダル獲得に期待し、「大活躍して復興の希望になってほしい」と花の都で大輪を咲かせる姿を待ち望んでいる。 赤穂選手は184センチの長身で攻守に存在感を示し、2度目の五輪切符をつかみ取った。5月の公開練習では「東京五輪の時、実家に帰ると声を掛けてもらう回数が増え、注目度が違うことを体感した」と話し、パリ五輪でもプレーして能登を励ましたいとの思いを明かしていた。 2大会連続となる代表選出を受け、七尾市バスケットボール協会の長野真一会長(67)は「被災した能登に大きな希望を与えてほしい」と願った。 赤穂選手が帰省時によく訪れるとい

                          ひまわり、花の都で咲き誇れ バスケット女子・赤穂、2度目五輪へ 被災の地元七尾「希望与えて」|スポーツ|石川のニュース|北國新聞
                        • 『オモウマい店』山のごとしカツ丼「1000円」デカ盛り続々 「この値段でこの味、出せると思いません」|オリコン|北國新聞

                          きょう16日放送の中京テレビ・日本テレビ系『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(毎週火曜 後7:00)は、「きっと命中王!ちょいノールック中華」のエピソードで盛り上がる。 【画像】デカ盛り…ニラレバー定食&よくばり中華丼 カツカレーの量もすごい 舞台は、茨城県・桜川市にあるオモウマい食堂。どのメニューもお腹いっぱいになるボリュームと低価格が両立していることで知られる。小鉢・漬物・みそ汁付きの「かつ丼(大盛り)」(1000円)は、ボリュームのあるトンカツがごはんの上に3段のる。卵にとじられたカツが山のように積み上がっているため、どんぶりからこぼさないように食べるには、上段のカツを小皿に取り分ける必要がある。 コシヒカリの上にかた焼きそばを2.5つかみ分をのせ、さらに具だくさんのあんかけをかけた「よくばり中華丼」は、小鉢・漬物・みそ汁付きで850円。このほか、レバーと栃木県産のニラ、さら

                            『オモウマい店』山のごとしカツ丼「1000円」デカ盛り続々 「この値段でこの味、出せると思いません」|オリコン|北國新聞
                          • 〈1.1大震災~連載ルポ〉とどまるか、離れるか 被災者葛藤|社会|石川のニュース|北國新聞

                            ●「津波は怖い。でも」 被災地で仮設住宅の整備が進む。珠洲市内で建設が始まった2カ所は、いずれも津波の浸水想定区域。避難所に身を寄せる高齢者の多くは「津波は怖い。でも、ここで暮らしたい」と口々に話す。津波被害に遭った三崎町の男性もその一人。自宅が波にのまれ、市外への一時的な避難を検討しているが、「ここで漁師をして畑をしたい」と本音を明かす。とどまるか、離れるか。葛藤が続く。(珠洲支局長・山本佳久) ●浸水区域で仮設整備 地震では能登半島沿岸の各地で津波が発生した。京大防災研究所などの現地調査によると、珠洲市三崎町寺家(じけ)には高さ4・7メートルの津波が到達したとみられる。 寺家の海沿いに並んでいた古い家屋は、津波でほぼ全壊、半壊した。同所で漁師をしている奥浜敏孝さん(68)の自宅にも波が押し寄せ、持ち船2隻は流された。1日以降、妻と息子と3人で、高台にある避難所で過ごしている。 避難所近

                              〈1.1大震災~連載ルポ〉とどまるか、離れるか 被災者葛藤|社会|石川のニュース|北國新聞
                            • 〈1.1大震災〉ゴジラ岩、陸続きに 珠洲・馬緤の名所|社会|石川のニュース|北國新聞

                              能登外浦の沿岸は大規模な土砂崩れで道路が今もあちこちで寸断されている。内浦側から峠道を抜けて外浦に出ると、珠洲市馬緤(まつなぎ)町の沖に浮かんでいた「ゴジラ岩」が海岸から陸続きになっているのが見える。地震による地盤の隆起が原因とみられる。 ゴジラ岩は高さ約2・5メートル。2003年に米大リーグ入りした松井秀喜さん(能美市出身)の愛称にちなみ、話題を集めた。 ゴジラ岩近くの駐車場西側の道路は土砂でふさがれたまま。駐車場に車を止めた埼玉、群馬両県警の警察官が隆起して新たにできた海岸を歩いて、西へ約1キロ離れた避難所の大谷小中にパトロールに向かった。

                                〈1.1大震災〉ゴジラ岩、陸続きに 珠洲・馬緤の名所|社会|石川のニュース|北國新聞
                              • 『北國新聞藩ゆかりの名品で一服 加賀・梅鉢茶会 寺町・本因寺|文化|石川のニュース|北國新聞』

                                ☆☆★☆★☆☆歴史タイムッス☆☆☆☆★★☆古今東西歴史関連記事リンク集日本史娯楽検証物語サイト「歴史チップス」執筆のネタ探しとして日本や世界のメディアや個人・企業サイトから歴史関連記事リンク集を作成(リンク切れ御免)。また、「古今チップス(旧歴史タイムズ・現歴史タイムス)」の2005年11月~2014年12月のバックナンバーも掲載。

                                  『北國新聞藩ゆかりの名品で一服 加賀・梅鉢茶会 寺町・本因寺|文化|石川のニュース|北國新聞』
                                • 人口減「一気に20年分」 輪島市町野・金蔵、90→14人に 〈1.1大震災~連載ルポ〉|社会|石川のニュース|北國新聞

                                  「たった1カ月で、ほとんど人がいなくなった」。輪島市の山あいにある町野町金蔵。区長の井池(いのいけ)光信さん(68)は集落消滅への危機感を口にする。1月1日以前は53世帯90人が暮らしていたが、2月1日時点で14人にまで減少。「いつか戻りたい」との声は多いものの、土砂でふさがれた市街地への道路は復旧が見通せず、そのまま地域を離れてしまう可能性もある。 金蔵では地震で3割近くの家屋が損傷し、残った住民が集会所でほそぼそと暮らす。市街地へ向かう道路は寸断され、支援物資を受け取りに行くだけで1時間近く車を走らせなければならない。 不便な生活が長引く中、集落からは次々と住民が離れていった。ある人は市街地の避難所へ、ある人は金沢の子どもの家へ。井池さんは2050年に集落の人口が11人になるとした国の推計を引き合いに「人口減少が約20年分も進んでしまった」と嘆く。 井池さんらとともに集会所に避難する石

                                    人口減「一気に20年分」 輪島市町野・金蔵、90→14人に 〈1.1大震災~連載ルポ〉|社会|石川のニュース|北國新聞
                                  • クスリのアオキ株主総会 社長ら解任案否決、香港ファンドが提案 物言う株主、続く対立|経済|石川のニュース|北國新聞

                                    クスリのアオキホールディングス(HD、白山市)の定時株主総会は16日、金沢市内で開かれ、香港系投資ファンド「オアシス・マネジメント」が青木宏憲社長ら取締役3氏の解任を求めた株主提案が反対多数で否決された。ドラッグストア業界の再編やガバナンス(企業統治)の改善を求める同ファンドの提案は2年連続で、「物言う株主」(アクティビスト)との対立は収束の兆しが見えない。 アオキ側は、取締役を10人以内から11人以内とする一部定款の変更、取締役11人の選任など議案4件を提出し、いずれも賛成多数で可決された。取締役の選任案に対する賛成率は、宏憲社長が82・4%、弟の孝憲副社長が83・6%、おじの保外志最高顧問が86・0%、ほかの取締役が73・9~88・7%だった。 一方、宏憲、孝憲、八幡亮一の取締役3氏の解任を求める株主提案に対する賛成率は、宏憲氏が17・6%、孝憲氏が16・7%、八幡氏が16・9%となっ

                                      クスリのアオキ株主総会 社長ら解任案否決、香港ファンドが提案 物言う株主、続く対立|経済|石川のニュース|北國新聞
                                    • 能登とり貝 1個最高2万5000円 金沢で初競り|社会|石川のニュース|北國新聞

                                      七尾湾産養殖トリガイ「能登とり貝」の初競りは16日、金沢市の石川県漁協かなざわ総合市場で行われ、最高等級「プレミアム」(200グラム以上)が1個2万5千円で競り落とされ、過去最高だった昨年の1万5千円を上回った。能登半島地震で養殖に使う設備が破損し、出荷量は例年の2割減が見込まれる中、養殖業者からは「苦労が報われた」と喜ぶ声が聞かれた。 同日朝に水揚げされたプレミアム1個を含む319個が出荷された。プレミアムは金沢市の鮮魚店「上島商店」が購入。市村祐太郎店長(36)は「復興を応援したいと強い思いで買わせてもらった」と話した。店頭には並べずに取引先に販売する。 この日は特大(180~199グラム)が1個6千円、大(150~179グラム)が4千円と例年より約4倍の値が付いた。能登とり貝生産組合の小泉一明組合長(74)は「地震で大変な思いをして養殖しただけに、高値を付けてもらってありがたい」と感

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                                      • 全住民に義援金5万円 被災地6市町全国の寄付139億円配分|社会|石川のニュース|北國新聞

                                        能登半島地震の義援金配分委員会は1日、石川県庁で開かれ、甚大な被害を受けた七尾、輪島、珠洲、志賀、穴水、能登の6市町の全住民に1人当たり5万円を配分することを決めた。全国から寄せられた139億円を第1次配分の原資とする。災害関連死を含む死者、行方不明者に対して20万円、全壊世帯には20万円を届ける。 県は、住民への義援金一律支給は「全国的に異例」としている。30日までに県や日本赤十字社県支部、県共同募金会に届いた義援金は169億2559万円に上る。 支給対象は今年1月1日時点で6市町に住民票があった12万4744人で、窓口が整い次第、県で申請を受け、支給する。第1次配分は迅速に義援金を被災者に届ける点を重視し、手続きを簡素化することを申し合わせた。 液状化の被害を受けた内灘町など6市町以外の被災者や、住宅が準半壊や一部損壊、床上、床下浸水の被害を受けた世帯へは2次配分で対応する方針。 人的

                                          全住民に義援金5万円 被災地6市町全国の寄付139億円配分|社会|石川のニュース|北國新聞
                                        • 〈奥能登豪雨〉前後に土砂「背筋凍った」 輪島の中屋トンネル 交通誘導員・堂口さん救助|社会|石川のニュース|北國新聞

                                          複数人が安否不明となっていた輪島市の国道249号中屋トンネルでは22日、雨が上がった昼ごろに捜索活動が再開され、交通誘導員の堂口英司さん(74)=志賀町里本江=が救助された。堂口さんは「前も後ろも土砂崩れで身動きできなかった。寒いし怖かった」と極限状態を振り返った。 堂口さんは21日午前9時からトンネル付近で通行車両を誘導していた。大雨で業務が中止となり、自家用車で少し移動したところで、バキバキと木が折れる音と地鳴りがし、前後を崩れてきた土砂に挟まれたという。「背筋が凍った。間一髪だった」と声を震わせた。 ●傘差し一夜、携帯使えず 車が土砂に埋まりそうだったため、21日は車外に出て一夜を明かした。雨の中、傘を差し、仕事で使う誘導灯を手に助けを待ったという。「携帯は使えず、女房にも連絡できないし、死ぬほど心配しとったと思う。不安でさみしかった」と堂口さん。口にしたのは、妻が持たせてくれたおに

                                            〈奥能登豪雨〉前後に土砂「背筋凍った」 輪島の中屋トンネル 交通誘導員・堂口さん救助|社会|石川のニュース|北國新聞
                                          • 伊の慰安婦像、碑の文言変更へ 市長表明「一方的な主張」|全国のニュース|北國新聞

                                            【スティンティーノ共同】イタリア西部サルデーニャ島スティンティーノ市の公有地に、旧日本軍の従軍慰安婦だった女性らを象徴する少女像が市側の承認を受けて設置された問題で、バッレベッラ市長は21日、碑文に像設置を主導した韓国市民団体の「一方的な主張が記されている」として「文言変更を検討している」と明らかにした。市庁舎で共同通信の取材に応じた。 一方で、像は「女性に対する戦争犯罪への普遍的な批判の気持ちを込めている」と述べ、政治利用だとして問題化しない限り「撤去の考えはない」とも表明した。 碑文には慰安婦問題を「大勢の女性を拉致して性奴隷にするなど、ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)に匹敵する犯罪」と明記され、日本の責任を追及する内容も盛り込まれていた。22日に除幕式が開かれる。 バッレベッラ氏は「慰安婦問題について勉強不足だった。日本のみを批判する意図はなかった」と釈明した。在イタリア日本大使館関

                                              伊の慰安婦像、碑の文言変更へ 市長表明「一方的な主張」|全国のニュース|北國新聞
                                            • 被災家屋で窃盗被害 エアコンやタイヤ 珠洲署捜査|社会|石川のニュース|北國新聞

                                              ●住民「火事場泥棒やめて」 最大震度6強に見舞われた珠洲市で、被災家屋からエアコンやタイヤが盗まれる被害が23日までに2件確認された。いずれも住民が被害届を提出し、珠洲署が窃盗事件とみて捜査している。このうち1件は「全壊」と判定され、5月の地震後は空き家となっていた。住民は「火事場泥棒のようなまねはやめてほしい」と憤っている。 被害はいずれも、地震の揺れが激しく、家屋の損傷が多かった正院町正院で確認された。 正院町に住む浦秀一市議によると、被害に遭った住民が21日にエアコンを取り外そうと全壊と判定された住宅に入ったところ、昨年春に購入したばかりのエアコンが何者かに持ち去られていた。地震の影響で戸がゆがみ、被害当時は鍵を掛けられない箇所があったという。 この住宅から100メートルほど離れた別の住宅の倉庫では、アルミホイール付きのスタッドレスタイヤ12本が持ち去られていた。 被害者の隣に住む8

                                                被災家屋で窃盗被害 エアコンやタイヤ 珠洲署捜査|社会|石川のニュース|北國新聞
                                              • 大谷投手1億4千万円寄付表明 ドジャースと共同で 能登半島地震|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                ドジャースの大谷翔平投手が5日、自身のインスタグラムを更新し、令和6年能登半島地震に100万㌦(約1億4000万円)を寄付することを表明した。チームを運営する投資家グループ「グッゲンハイム・ベースボール」とドジャースが協力する。 大谷は「令和6年能登半島地震による被災地支援のため、この度ドジャースと共同で寄付をいたします。復興活動に参加してくださった方々に感謝するとともに、今後も私たちが団結していき被災された方々を支援していきたいと願っています。行方不明者の早期発見と被災地域の復興を心より願っています」とのメッセージを掲載した。

                                                  大谷投手1億4千万円寄付表明 ドジャースと共同で 能登半島地震|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                • 七不思議堂が新潟で宿に 吉崎・蓮如記念館の登録文化財|地域|石川のニュース|北國新聞

                                                  ●11月に移築、解体進む 浄土真宗中興の祖・蓮如上人の史料を展示する吉崎御坊蓮如上人記念館(あわら市)の国登録有形文化財「七不思議堂(ななふしぎどう)」が11月、新潟県妙高市の赤倉温泉に移築され、1棟貸しの宿に生まれ変わる。明治期に砺波市で築造、約40年前に現在地に移った古民家で、富裕層や外国人向けの宿泊施設とするため、不動産事業を手掛ける東京の民間企業が購入し、移築に向けた解体工事が進められている。 七不思議堂は、熊谷組社長や科学技術庁長官を務めた熊谷太三郎氏の妻の実家・根尾家の主屋として1881(明治14)年に砺波で建てられ、1979(昭和54)年にあわら市吉崎に移された。 建物は切妻造(きりづまづく)り、桟瓦葺(さんがわらぶ)きの木造2階建てで、砺波地方の伝統建築様式「アズマダチ」の構造と意匠を備え、2012年に国登録有形文化財となった。蓮如上人にまつわる民話を福井の伝統工芸品で再現

                                                    七不思議堂が新潟で宿に 吉崎・蓮如記念館の登録文化財|地域|石川のニュース|北國新聞
                                                  • なぜSF小説原作の映画はヒットが多い? SFジャンルの世界観、小説の“余白”が鍵に|オリコン|北國新聞

                                                    現在公開中の『デューン 砂の惑星PART2』が前作を超える大ヒットを記録している。本作は多くのSF作品に影響を与えたフランク・ハーバートの小説が原作。過去にもさまざまな監督によって映像化された伝説的名著だ。漫画原作によるSF作品は“当たり・はずれ”が顕著だが、SF小説には名作映画やヒット作が多い印象を受ける。それはなぜなのか? 海外SF小説の老舗出版社である早川書房に話を聞いた。 【写真】ゆりやんレトリィバァ、『デューン 砂の惑星』を完全再現 サンドワームを自力で乗りこなす ■SFと映像の相性の良さ「時代の古い小説がいまだに映画化され続けているのもSFジャンルの特色」 例えば押井守監督の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995)は、『ブレードランナー』に強い影響を受けている。SFは多くのクリエイターに影響を与えている分野でもある。 「SF映画には、まず『2001年

                                                      なぜSF小説原作の映画はヒットが多い? SFジャンルの世界観、小説の“余白”が鍵に|オリコン|北國新聞
                                                    • 能登島沖に南国の魚 イタチザメ、クロカジキ、ネズミフグ…|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                      ●海水温高く特産は低調 七尾市能登島沖で10月以降、世界3大危険ザメのイタチザメ(タイガーシャーク)や大型のクロカジキ、ネズミフグなど、南国に分布する魚が相次いで水揚げされていることが分かった。専門家は例年より高く推移する海水温が出没の原因とみている。一方、能登の冬の味覚である養殖カキ「能登かき」やナマコの水揚げは低調で、漁師は「海の異変」に危機感を募らせている。 今月4日、七尾市能登島鰀目(えのめ)町の鰀目漁港で、熱帯や亜熱帯の海域にすむ体長約1・8メートルのイタチザメが水揚げされた。人を襲うどう猛なサメで、のとじま臨海公園水族館で飼育や研究に携わってきた池口新一郎元副館長は約40年前に1匹を確認したのみで「非常に珍しく、海水温が影響しているのは間違いない」と話す。 同じ日に別の定置網に掛かったのは体長約3メートルのクロカジキ。池口さんによると、半月の間に熱帯魚であるキンチャクダイが20

                                                        能登島沖に南国の魚 イタチザメ、クロカジキ、ネズミフグ…|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                      • 「囲い込み」脱却なるか 温泉街復興で動き 加賀屋ブランドと両輪で 〈能登再生 カギは和倉にあり(下)〉|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                        人通りのない七尾市和倉温泉の一角に7日昼、1台の大型バスが到着した。ぞろぞろと降りてきたのは、静岡県湖西市の建設会社の40人。被災地を支援しようと企画した社内旅行で、温泉街の飲食店で昼食をとるため立ち寄った。 和倉でも営業を再開する飲食店は徐々に増え、一行は洋食店や定食屋などを利用した。田中孝司さん(54)は「少しでもお金をおとしたい」と傷跡が残る湯のまちを見て回り、土産専門店に足を運んだ。 ●土産店の売り上げ増 和倉温泉では旅館の大型化が進められてきた。飲食や土産、レジャーなどを館内に集め、外出しなくてもあらゆるおもてなしを楽しめる。いわば「宿泊客の囲い込み」だ。 そんな大型旅館も休業を余儀なくされた。温泉や料理を提供できず、館内で土産も買えない。一方、温泉街にある土産専門店の一部は震災前より売り上げが伸び、関係者は「観光客がほとんどいないのに…それほど旅館内で土産を買う人がこれまでは多

                                                          「囲い込み」脱却なるか 温泉街復興で動き 加賀屋ブランドと両輪で 〈能登再生 カギは和倉にあり(下)〉|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                        • のと鉄道が全線再開 地震から3カ月 住民涙「ずっと待っていた」復興へ一歩 |社会|石川のニュース|北國新聞

                                                          能登半島地震で被災した、のと鉄道(石川県穴水町)が6日、約3カ月ぶりに全線で運行を再開した。通勤、通学の足となっている鉄道が再開し、「ずっと待っていた」と日常の回復に涙を流す住民も。能登へのアクセスが改善され、関係者は「復興に向けた第一歩になる」と期待を込めた。 【動画 のと鉄道が全線再開】 穴水駅で出発式が行われ、馳浩知事と沿線自治体の茶谷義隆七尾市長、吉村光輝穴水町長が激励。のと鉄道の中田哲也社長は早期再開に尽力した関係者に謝意を示し、時折声を詰まらせながら「ただの運行再開にとどまらず、私たちの絆の強さや未来への希望の象徴となる」とあいさつした。 再開一番列車の出発合図を担当したのは、能登鹿島駅(穴水町曽福)で花壇の手入れを続ける佐藤まゆみさん(72)=同町鹿島=。穴水駅の一日駅長として進行の合図を出すと、午前6時12分、「がんばろう能登」と書かれた桜色のヘッドマークを付けた列車がゆっ

                                                            のと鉄道が全線再開 地震から3カ月 住民涙「ずっと待っていた」復興へ一歩 |社会|石川のニュース|北國新聞
                                                          • 災害ボランティア560人分、3分で埋まる 27日から被災地で活動|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                            七尾、志賀、穴水の3市町で27日から活動する災害ボランティアの募集が24日始まり、27日~2月2日の7日間の計560人分は24日正午の受け付け開始から3分で埋まった。ボランティアには23日時点で1万3200人が石川県に登録しており、被災地への派遣は初めてとなる。2月3日以降の募集は今後行う。 県によると、ボランティアは災害ごみの片付けや運搬に当たる。1日当たり七尾市20人、志賀町45人、穴水町15人が日帰りで被災地に入る。現地での活動時間は約4時間となる。 募集は県が開設した特設サイトで事前登録した希望者を対象に行われた。登録者は23日時点で県内約3600人、県外約9600人となっている。

                                                              災害ボランティア560人分、3分で埋まる 27日から被災地で活動|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                            • 漁船を富来、金沢へ避難 地盤隆起の輪島港から|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                              ●県漁協が決定 石川県漁協は23日、輪島港に係留されている漁船を志賀町旧富来地区の富来漁港と福浦港、金沢港に移送することを決めた。隆起した地盤と船底が接したまま放置すると、船に穴が空くなどの被害が懸念されるためで、地震の被害が比較的小さかった3港に避難させる。 金沢市の県水産会館で開いた理事会で決定した。輪島港にある約200隻のうち、航行不能となった船が対象で、早期の実施に向けて現地調査を急ぐ。 県内最大の漁獲量を誇る輪島港は、地盤が2メートル以上隆起した。地震前の水深は約3メートルだったが、現在は1メートルに満たない場所もあり、船体が海底と接している船も見られる。県漁協によると、こうした船をクレーン付きの台船でつり上げて運び出し、富来、福浦、金沢の各港に係留する。 理事会では漁業者への生活支援も議題に上がった。避難所に身を寄せたり、車中泊を余儀なくされたりしている漁業者については、県漁協

                                                                漁船を富来、金沢へ避難 地盤隆起の輪島港から|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                              • 金沢―大阪間9410円 北陸新幹線と特急、現行より1620円高く 〈3.16 北陸新幹線 第2の開業〉|経済|石川のニュース|北國新聞

                                                                ●小松―東京で1万4600円、加賀温泉―東京で1万4930円 ●JRが料金発表 JR西日本は22日、来年3月16日に金沢―敦賀間で開業する北陸新幹線の料金を発表した。金沢―大阪を新幹線と在来線特急で乗り継いだ場合、運賃と指定席の特急料金の合計は9410円となる。現在の特急「サンダーバード」を利用した場合の7790円と比べて1620円高くなる。小松―東京は1万4600円、加賀温泉―東京は1万4930円で、いずれも現行に比べ640円安くなる。 北陸新幹線敦賀延伸後、金沢―大阪間の移動時間は現行よりも22分短い2時間9分となるものの、敦賀駅で乗り換えが生じ、料金は高くなる。敦賀駅は3階に新幹線、1階に在来線のホームがあり移動に時間がかかる。金沢―京都は700円高い7720円となる。 金沢―名古屋も新幹線と特急「しらさぎ」で乗り継ぐ場合は9080円で、1620円高くなる。 JR西によると、運賃は線

                                                                  金沢―大阪間9410円 北陸新幹線と特急、現行より1620円高く 〈3.16 北陸新幹線 第2の開業〉|経済|石川のニュース|北國新聞
                                                                • 〈1.1大震災~連載ルポ〉再び被災「来年はいい酒を」 珠洲・蛸島の造り酒屋大打撃|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                  珠洲支局勤務から離れて2年半、珠洲市内の風景は記憶と大きく変わってしまった。黒瓦の美しい町並みが印象的だった蛸島町の様子が気になって足を運ぶと、多くの家屋とともに造り酒屋の建物が倒れ、がれきが散乱していた。昨年5月の地震で壊れた酒蔵を直し、酒造りを始めようとしていた直前の地震。今季の酒造りは絶望的になったというが、「来年はいい酒を届けたい」という関係者の言葉が胸に響いた。 蛸島の街を歩くと、1階部分が崩れた建物の前に造り酒屋の軒先に掲げられる杉玉が転がっていた。崩れていたのは1915(大正4)年創業の櫻田酒造の店舗や倉庫。取締役の櫻田朋子さん(51)は「直しても、また地震が起きるかもしれない」と不安を口にした。 倉庫が崩れて原料の酒米が使えず、今季の酒造りはできなくなった。約2千本の在庫もすべて売り物にならなくなった。 近所の自営業多原健次さん(60)は、櫻田酒造の酒は晩酌だけではなく、地

                                                                    〈1.1大震災~連載ルポ〉再び被災「来年はいい酒を」 珠洲・蛸島の造り酒屋大打撃|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                  • 羽咋―七尾、再開は22日以降 JR七尾線 15日から高松―羽咋運行|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                    能登半島地震で運行を停止していたJR七尾線は15日始発から、高松―羽咋間で本数を減らして運行を再開する見通しとなった。 JR西日本は七尾線の羽咋―七尾間の普通列車、金沢―七尾間の特急列車についても、22日以降の再開を目指し復旧を進めている。

                                                                      羽咋―七尾、再開は22日以降 JR七尾線 15日から高松―羽咋運行|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                    • 新幹線の「舞台裏」見学 白山総合車両所 5年ぶり一般公開|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                      北陸新幹線車両の整備・点検などを行う白山総合車両所(白山市)が21日、5年ぶりに一般公開され、鉄道ファンや家族連れら約3千人が普段目にすることができない新幹線の「舞台裏」に触れた。 一般公開は新型コロナの感染防止で中止が相次ぎ、開催は2019年以来。6回目となる今年はモーターやブレーキなどの機能を備えた台車を押す体験などが初めて企画された。約7トンの台車を1人で動かした野々市市御園小1年の村新(むらあらた)さん(7)は「とても重たかったけど動かすことができてうれしかった。好きな新幹線を近くで見られて楽しい」と声を弾ませた。 約40トンの先頭車両を大勢で引っ張る綱引きや側引戸の開閉体験などが人気を集めた。除雪作業車や車両移動機も展示された。開会式で太田健一郎所長、田村敏和白山市長があいさつした。

                                                                        新幹線の「舞台裏」見学 白山総合車両所 5年ぶり一般公開|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                      • 能登復興へ「着々寸進 洋々万里」 本社記者が見た石破新総裁|政治|石川のニュース|北國新聞

                                                                        自民党の新総裁に決まった石破茂氏は16日、候補者の公開討論会で石川を訪れていた。ダメ元で単独取材を申し込んだところ快く応じ、「一歩ずつ前に進んでいきましょう。そうすると大海原のように未来が開けていきますよ、という意味らしいです」と言い添え、色紙に「着々寸進(ちゃくちゃくすんしん) 洋々万里(ようようばんり)」と能登復興への思いをしたためた。地方の苦悩や、自ら「最後の挑戦」とした総裁選出馬の理由についても、初対面の記者に約20分にわたって熱く、ざっくばらんに語った。(政治部・若村俊) 1986年の衆院選に当時最年少の29歳で初当選した石破氏。銀行員から政界に身を投じるきっかけとなったのは田中角栄元首相の誘いだった。その際、角栄氏からもらった「末ついに海となるべき山水もしばし木の葉の下くぐるなり」の言葉を大切にしており、同じような意味を持つ「着々寸進 洋々万里」を座右の銘にしているそうだ。 ●

                                                                          能登復興へ「着々寸進 洋々万里」 本社記者が見た石破新総裁|政治|石川のニュース|北國新聞
                                                                        • 自治体の職員採用試験、倍率最低 22年度、働き方に不満も|全国のニュース|北國新聞

                                                                          全国の自治体が2022年度に実施した職員採用試験の競争率は5・2倍で過去最低となった。就職氷河期世代が新卒だった00年前後は10倍を超えており、約20年間で半減した。少子化に加え、待遇や旧態依然の働き方などへの不満から受験者数が減ったのが主な要因。災害や福祉の業務量が膨らみ、合格者数を増やしたことも影響した。総務省が7日までに発表した。 対象は事務職や技術職などで、教員は含まない。22年度の受験者数は43万8651人と前年度より2万6377人減った。合格者は4878人増の8万4804人だった。辞退者もいるため、採用者数は6万2286人。これまで競争率の最低は19年度の5・6倍だった。

                                                                            自治体の職員採用試験、倍率最低 22年度、働き方に不満も|全国のニュース|北國新聞
                                                                          • 仮設住宅12日着工 輪島、珠洲で|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                            馳知事は5日、地震の被害が甚大な輪島、珠洲両市で12日から、応急仮設住宅計60戸の建設に着手する方針を示した。 馳知事は自衛隊ヘリを使った能登半島地震の被災者の搬送が同日始まったとことも明らかにした。輪島市の道の駅「千枚田ポケットパーク」から小松市に向けて輸送している。

                                                                              仮設住宅12日着工 輪島、珠洲で|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                            • 舳倉島で1日解禁 海女素潜り漁、準備整え|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                              輪島市沖の舳倉島(へぐらじま)や七ツ島周辺で1日に解禁されるアワビ、サザエの素潜り漁に向け、舳倉島では30日、海女(あま)らが漁に使う道具などを船に積み込み、準備を整えた。 海女はアワビを岩から引きはがす金属製の道具「オービガネ」や浮輪、足ひれ、旗などを点検し、係留した伝馬船に運び込んだ。海女になって60年近いという磯見太見子(たみこ)さん(75)は「しけが続いているが、無事に漁に出たい」と話した。 舳倉島周辺での素潜り漁は、輪島港から出漁する海女と、島で生活しながら海に潜るタイプに分かれる。輪島と島を結ぶ定期船はしけで29、30日と欠航となり、まだ島に渡っていない海女もいるという。1日のアワビ、サザエの素潜り漁は午前9時から始まる。

                                                                                舳倉島で1日解禁 海女素潜り漁、準備整え|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                              • 待望の「プール開き」 金沢21美 4カ月ぶり、観光客続々 〈1.1大震災〉|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                                4カ月ぶりに入場が再開され、大勢の観光客でにぎわう「スイミング・プール」=1日午前10時10分、金沢21世紀美術館 ●地上部を無料開放 金沢21世紀美術館は1日、能登半島地震の影響で閉鎖していた大型展示作品「スイミング・プール」への入場を4カ月ぶりに再開した。館を代表する人気スポットを見られるとあって、午前中から観光客が続々と来館。波立つ水面を見つめたり、スマートフォンで作品を撮影したりして「プール開き」を満喫した。 同館では、午前10時の開場前から30人ほどが列をつくった。結婚40周年の記念旅行で神奈川県大和市から訪れた山田弘子さん(62)は「きょうから特別にプールを見ることができると聞いて、楽しみにしていた。とてもきれい」と声を弾ませた。 ●「中から見たかった」 「スイミング・プール」は、地上部から眺めるだけでなく、水を張って水面を表現したガラスの下からも鑑賞できるのが特徴。ただ、今回

                                                                                  待望の「プール開き」 金沢21美 4カ月ぶり、観光客続々 〈1.1大震災〉|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                                • 輪島港の漁船40隻、舳倉島へ 県漁協、浚渫へ6月までに移動 |社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                                  能登半島地震で約200隻の漁船が停泊したままの輪島港で25日、漁船18隻が北方約50キロの舳倉(へぐら)島へ移動した。地震で地盤が隆起した輪島港の海底を掘削する浚渫(しゅんせつ)スペースを確保するためで、石川県漁協輪島支所は一日も早い漁の再開に向け、6月までに小型漁船約40隻を島に係留させる。 舳倉島は地震で発生した津波で発電所が止まり、無人の状態が続くが、漁港の岸壁や防波堤に大きな被害はなかった。4月以降、島の漁場を管理する同市海士(あま)町の住民らが島に渡り、港内に流れ込んだ瓦礫(がれき)や漁網を回収。漁船が係留できるまでに回復した。 一方、輪島港では北陸地方整備局が石川県に代わり、船が航行できる水深2~2・5メートルまで掘削する作業に取り組んでいる。 輪島港は水深3~4メートルあったが、地震で1~2メートル近い隆起が確認された。約200隻の漁船は出漁できず、大半が輪島港の南西側に位置

                                                                                    輪島港の漁船40隻、舳倉島へ 県漁協、浚渫へ6月までに移動 |社会|石川のニュース|北國新聞