並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 20 件 / 20件

新着順 人気順

司修の検索結果1 - 20 件 / 20件

  • 司 修『戦争と美術』を読む - mmpoloの日記

    司 修『戦争と美術』(岩波新書)を読む。ちょうど23年前に発行された本で、私も出版されてすぐ読んでいるはずだ。今回再読して、当時ここまで良い本だとは理解できなかったのではないかと思った。 最初にナチスに協力してその宣伝用記録映画『意思の勝利』を作り、ついでベルリンオリンピックの記録映画『オリンピア』を作った映画監督レニ・リーフェンシュタールが取り上げられる。戦後、レニは司法公聴会でナチスの信奉者だったにすぎないと判決され、裁判でも、政治宣伝活動はしなかったと無罪判決された。レニの章の最後で司はこう書く。 レニの芸術家としての美への信奉と、ナチズムとの関係は(……)、戦争画を描いた多くの画家に共通したものが見られますが、レニの場合、世界中になかった記録映画という分野をつくり出しました。日本の戦争画から生まれたものは、芸術家の奢りと、「無智な大衆」より劣る精神の貧弱さでした。そのような作品(大

    • さぶかるちゃん : 司修をしってるかい?〜このところ講談社が文庫化している大江作品の装丁がすさまじい件 - ロスジェネ世代のゆるふわ系サブカルニュース

      May 04, 200901:36 カテゴリ 小説 書籍 司修をしってるかい?〜このところ講談社が文庫化している大江作品の装丁がすさまじい件 大江健三郎が好きです。なのでその著作の多くを単行本で所持していますが、文庫が出たらそれはそれで買います。好きなので。 大江健三郎の文庫、略してオーブン。ここ数年は講談社がせっせと文庫化しているようです。で、今回は、最近でている文庫の表紙がすさまじい、というお話です。 講談社文庫の大江が全部すさまじいわけではないんです。 『M/Tと森のフシギな物語』からすさまじくなります。この小説は、大江健三郎が祖母から聞いたという四国の森に伝わる物語と大江健三郎のグロテスクな想像力がミックスされた壮大かつへんてこりんなすばらしい作品なのですが、それはさておき表紙が。表紙が。 それではみなさま、まずはこちらをご覧ください。 M/Tと森のフシギの物語 (講談社

      • 『本の魔法』 司修著 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

        本の魔法とは「活字だけで読んでもわからないが、単行本の装幀や装画と相まってわかってくる本の魔力」を意味する。 本書は著者が装幀を手がけた、愛惜してやまない十五冊の本について「本の魔法にかかって、びりびりと感じたものの記録」である。 対象は武田泰淳『富士』や古井由吉『杳子・妻隠』に始まり、中上健次『岬』や森敦『月山』を経て小川国夫の遺作『弱い神』に及ぶ。戦後文学を総覧する勢いである。 核になっているのは、これらの作家や編集者との、時に信じ難いような痛飲と狼藉を交えた濃密な交流である。また、取材中のポーランドで出会った狂気の詩人J・Wとのエピソードなど、一篇一篇がさながら短編小説を読んでいるかのような趣がする。 他方「テキストを深読みしてかえって不評を買うこともあった」という著者は「『富士』は、武田さんにとって百合子さんを知りつくすために、書かれたといえるかもしれない」と作品の本質を抉る。 問

        • Amazon.co.jp: TN君の伝記 (福音館文庫 ノンフィクション): なだいなだ (著), 司修 (イラスト): 本

            Amazon.co.jp: TN君の伝記 (福音館文庫 ノンフィクション): なだいなだ (著), 司修 (イラスト): 本
          • <土曜訪問>使われ続けた「絵」 『私小説・夢百話』 大江健三郎さんの魂に装丁者としてささぐ 司修(つかさ・おさむ)さん(画家):東京新聞 TOKYO Web

            絵と文-二つの筆を操る司修さん(87)ならではの最新刊だ。六月刊行の『私小説・夢百話』(岩波書店)は、この四十年の間に見てきた夢の世界の表現を自らの絵と文章と装丁とで完結させている。東京都武蔵村山市にある緑豊かなアトリエを訪ねると、司さんは穏やかな語り口で説明した。

              <土曜訪問>使われ続けた「絵」 『私小説・夢百話』 大江健三郎さんの魂に装丁者としてささぐ 司修(つかさ・おさむ)さん(画家):東京新聞 TOKYO Web
            • 神保町の匠 - 司修の仕事

              著者: 司修 出版社: 白水社 参考税込価格: 2,100円 ISBN-10: 4560081433 ISBN-13: 978-4560081433 今回は一冊の本の書評ではなく司修の仕事について書く。『本の魔法』は、15人の作家や詩人、学者の本をどんなふうに装丁したかという書き下ろしエッセイ。取り上げられる著者は古井由吉、武田泰淳、埴谷雄高、島尾敏雄、中上健次、江藤淳、三島由紀夫、森敦、真壁仁、河合隼雄、松谷みよ子、網野善彦、水上勉、小川国夫。このうち私は森敦さんから、「『月山』が今も読まれ続けるのは、一にかかって司さんの装丁のおかげなのです」という言葉を直接聞いた。 司修は澁澤龍彦の『黒魔術の手帖』などの装丁を1960年ごろから始め、その後、上記の作家たちや大江健三郎の主要作品、野坂昭如や向田邦子など多くの戦後文学者の装丁をしてきた。日本の戦後文学の顔はかなりの部分、この人が作

              • Amazon.co.jp: 死の国からのバトン: 直樹とゆう子の物語 (少年少女創作文学): 松谷みよ子 (著), 司修 (イラスト): 本

                  Amazon.co.jp: 死の国からのバトン: 直樹とゆう子の物語 (少年少女創作文学): 松谷みよ子 (著), 司修 (イラスト): 本
                • Amazon.co.jp: 本の魔法: 司修: 本

                    Amazon.co.jp: 本の魔法: 司修: 本
                  • 司修 - Wikipedia

                    この記事で示されている出典について、該当する記述が具体的にその文献の何ページあるいはどの章節にあるのか、特定が求められています。ご存知の方は加筆をお願いします。(2017年10月) 司 修(つかさ おさむ、1936年〈昭和11年〉6月25日 - )は、日本の小説家、画家、装丁家、エッセイスト。産経児童出版文化賞を受賞3回、芥川賞候補にもなっている。法政大学名誉教授。 略歴・人物[編集] 群馬県前橋市出身。太平洋戦争末期1945年(昭和20年)8月5日、犠牲者535人を出した米軍による前橋空襲[1]に9歳で遭遇し、「広島に原爆が投下された前日。焼け野原の街で実感したのは絶望より『もう戦争はない』という喜び」を心の原風景として、「何もない環境から探し出す生活で、雑草を食べ孟宗竹を裂いて家も建て」て、「生きる執着心をたたき込まれた」[2]。 中学校を卒業後、映画看板師(映画館に設置の宣伝看板の絵

                    • 本年度イーハトーブ賞に司修さん

                      先日ご紹介した京都のギャラリーヒルゲートでの司修展「賢治の遊園地」が始まる今日、司修さんが本年度のイーハトーブ賞に決定したことが報じられました。他の受賞者は、宮沢賢治賞奨励賞に銅版画家の加藤昌男さん、イーハトーブ賞奨励賞に朗読家の野口田鶴子さんです。 これは、7月30日にギャラリーヒルゲートで予定されている司さんの講演も、ぜひ拝聴したいところです。 (2012年に絵本にいただいたサイン)

                        本年度イーハトーブ賞に司修さん
                      • 司 修(作品一覧・著者プロフィール) | 絵本ナビ:レビュー・通販

                        司 修(つかさおさむ) 1936年生まれ。独学で絵を学び、絵画創作にとどまらず、絵本の原画、書籍の装丁、また小説の執筆にと幅広く活躍する。絵本には、宮澤賢治童話、松谷みよ子、新美南吉らの諸作品の原画のほか、創作絵童話に『はずかしがりやのぞう』(1968)、『ちびっこわにの冒険』(1971)、『おとうさんだいすき』(1995)、『アスカ』(2004)、また歴史絵本の傑作『河原にできた中世の町』(1988)、創作の現場を顧みたエッセイ『絵本の魔法』(2013)などがある。 お気に入りの作家に追加する

                          司 修(作品一覧・著者プロフィール) | 絵本ナビ:レビュー・通販
                        • 司修展「宮澤賢治の世界」

                          9月4日から16日まで、京都市中京区のギャラリー・ヒルゲートにて、司修展「宮澤賢治の世界」~賢治の東北への思い~ が、開かれています。 私は今日少しだけのぞいて来たのですが、ポプラ社からこの夏に刊行されたばかりの絵本『グスコーブドリの伝記』の原画を中心に、他にも「銀河鉄道の夜」や「雁の童子」や「注文の多い料理店」などの作品世界を描いた幻想的な水彩画、パステル画、版画が、展示されています。 司氏が描く「グスコーブドリの伝記」の世界は、まるで海中都市のように青く、静かで、寂しげで、これはまるで昨年の大津波を経験したイーハトーブを象徴しているかのようにも感じられました。 実際、本年1月に大佛次郎賞を受賞された司氏は、受賞スピーチの中で、ご自身が中学生の頃に海で溺れて死にそうになり、「死者の霊」を感じた体験を述べておられます。そして話の締めくくりには、「この前も、今度も、大震災に遭遇した子どもたち

                            司修展「宮澤賢治の世界」
                          • さようなら大江健三郎こんにちは 司修氏 馬鹿になれなかった作家 - 日本経済新聞

                            「天才の中の『普通の人』を描きたかった」。ノーベル文学賞作家・大江健三郎の装丁・装画・挿絵を約半世紀にわたり担当し、家族ぐるみで交流してきた画家が作家の「ポートレート」とも言える素顔を記した。「不良少年」という自身が反射鏡になった。「私の知る大江さんを描くには自然、(対照的な存在として)自分を描くしかなかった。私は利口になれない。一方、馬鹿になれない大江さんは私の中にある『不良少年』の部分に興

                              さようなら大江健三郎こんにちは 司修氏 馬鹿になれなかった作家 - 日本経済新聞
                            • 「司修画集 壊す人からの指令」を購入 | 小林活夫のブログ

                              • 司修展「賢治の遊園地」

                                京都市中京区の画廊「ギャラリーヒルゲート」にて、7月26日(火)から8月7日(日)まで、司修氏の絵画展「賢治の遊園地」が開かれます。 上のチラシに載せられている絵の、左上は「雁の童子」、右下は「イギリス海岸でドビュッシーを聴く宮澤とし子」と題されています。後者の「ドビュッシー」とは、前奏曲集第1巻の「沈める寺」でしょうか。 以下、ギャラリーヒルゲートのチラシに記された紹介文より、引用させていただきます。 8月27日は宮沢賢治の生誕120年。1994年以来ほぼ毎年のように開催してきた個展で、先生は賢治に関わる作品を数多く発表して下さいました。『セロ弾きのゴーシュ』『雪渡り』『雁の童子』『グスコーブドリの伝記』『注文の多い料理店』『銀河鉄道の夜』等の絵本原画の他、賢治のイメージから発した絵画の数々。それら、水彩・パステル・木版・リトグラフ・CG……と多彩な技法を駆使して表現された作品は「賢治の

                                  司修展「賢治の遊園地」
                                • 司修『本の魔』(白水社)に触発されて、中上健次『岬』、読みました : 晴耕雨読、僕は頑張らない !

                                  装丁家・エッセイスト司修さんの『本の魔法』に紹介されている15人の作家は、 古井由吉/武田泰淳/埴谷雄高/島尾敏雄/中上健次/江藤淳/三島由紀夫/森敦/三浦哲郎/真壁仁/河合隼雄/松谷みよ子/網野善彦/水上勉/小川国夫です。 この中で、 古井由吉、江藤淳、三島由紀夫、網野善彦、水上勉の作品については1点以上読んだことがあります。 埴谷雄高、真壁仁、松谷みよ子、小川国夫については、今まで作品を読んだことはありません。司修さんのエッセイが面白くても彼等の作品を読んでみようと思う意欲が湧きません。 残りの武田泰淳、島尾敏雄、中上健次、森敦、 三浦哲郎 、河合隼雄の作品はまだ読んだことがないので、司修さんが 『本の魔法』 で紹介した本を読もうと思い、アマゾンの古書店から取り寄せています。現在まで、島尾敏雄「硝子障子のシルエット 葉篇小説集」と森敦「月山」が終りました。今回は、中上健次の「岬」を読み

                                    司修『本の魔』(白水社)に触発されて、中上健次『岬』、読みました : 晴耕雨読、僕は頑張らない !
                                  • 司修が描いた、朔太郎の「郷土望景詩」幻想 | 小林活夫のブログ

                                    • 大佛次郎賞に司修さんの「本の魔法」 (読売新聞) - Yahoo!ニュース

                                      第38回大佛次郎賞(朝日新聞社主催)は、司修(つかさ・おさむ)さん(75)の「本の魔法」(白水社)に決まった。 副賞200万円。贈呈式は来年1月27日、東京・内幸町の帝国ホテル。

                                      • 司修 - Google 検索

                                        すべて画像ニュース動画銀河 鉄道 の 夜版画宮沢 賢治大江 健三郎絵本画集個展装丁銅 版画萩原朔太郎 画家・装丁家・作家 司修さん | 朝日ぐんま -... www.asahigunma.com 司修さん新旧95作品 小説装丁原画も 中京で15日まで... mainichi.jp 司 修(作品一覧・著者プロフィール) |... www.ehonnavi.net 土曜訪問>使われ続けた「絵」 『私小説・夢百話』... www.tokyo-np.co.jp 装丁家・司修さん... www.nikkan-gendai.com 画家・装丁家・作家 司修 さん | 朝日ぐんま -... www.asahigunma.com 司修 - new&used vintage books... www.smokebooks.net Amazon.co.jp: 司修のえものがたり : 司... www.amaz

                                          司修 - Google 検索
                                        • TN君の伝記 (福音館文庫 ノンフィクション) | なだ いなだ, 司 修 |本 | 通販 | Amazon

                                          *Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥2,000以上は非会員も無料 無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。

                                          1