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季節調整の検索結果1 - 27 件 / 27件

  • 時系列モデリングのおさらい:季節調整とトレンド抽出 - 渋谷駅前で働くデータサイエンティストのブログ

    COVID-19が世界中に感染拡大し、日本含め多くの国で外出や集会の制限(自粛)措置が取られて久しい昨今ですが、これに伴って多くのところでCOVID-19に関連したオープンデータが公開されるようになっており、データ分析を生業とする人間が実データを扱う良い機会ともなっているように見受けられます。 ということで、今回の記事では東京都が公開している日次のCOVID-19感染者(PCR検査陽性者)報告数のデータを題材として、時系列モデリングのおさらいをしてみようと思います。なお、この記事における時系列モデリング結果は今後のCOVID-19の感染拡大状況について何かしらの解釈や予測をするためのものでは全くありません*1ので、悪しからずご了承ください。 また、この記事で公開しているコードは以前書いたクソコードをそのまま転用しているので、端的に言ってただのクソコードです。皆さん自身がお試しになる際は是非

      時系列モデリングのおさらい:季節調整とトレンド抽出 - 渋谷駅前で働くデータサイエンティストのブログ
    • コント:ポール君とラリー君――季節調整は大切だよの巻 - himaginary’s diary

      ここで紹介したように今年のノーベル経済学賞を巡る話で論敵となったクルーグマンとアダム・トゥーズが、賃料インフレを巡る話でサマーズにまとめてボコられている。 There are important issues with regard to the residential component of inflation but the Team Transitory doves substantially overstate their case. 1/N As we stressed 8 months ago, residential inflation is crucial to understanding the evolution of key government price indices. The lags between private sector and governmen

        コント:ポール君とラリー君――季節調整は大切だよの巻 - himaginary’s diary
      • 肺炎死者数の月別データで季節調整を試してみる(RからX-13ARIMA-SEATSを利用) - StatsBeginner: 初学者の統計学習ノート

        Rでの季節調整をやってみます。 季節調整は、arima関数のseasonal引数を指定したSARIMAモデルや、stl関数でできてそっちは簡単なのですが(参考1・参考2・参考3)、一般的にアメリカ商務省センサス局の「X-12-ARIMA」とか「X-13ARIMA-SEATS」とかが有名なので、それを使ってみようと思います。 1965年に開発された「X-11」は移動平均をつかった成分分解法で、これにRegARIMAモデルをつかって事前にデータ補完する機能などを加えたX-12-ARIMAが1996年に開発され、さらに2012年に、X-11とは別系統の技術として利用されてきたARIMAモデルベースの分解方法であるSEATSを選択肢として使えるようにしたX-13ARIMA-SEATSがリリースされた……ということらしい。なのでX-13はX-12が新しくなったというより、X-12とは別の技術も使える

          肺炎死者数の月別データで季節調整を試してみる(RからX-13ARIMA-SEATSを利用) - StatsBeginner: 初学者の統計学習ノート
        • 法人企業統計23年4-6月期-経常利益(季節調整値)は過去最高水準を更新

          財務省が9月1日に公表した法人企業統計によると、23年4-6月期の全産業(金融業、保険業を除く、以下同じ)の経常利益は前年比11.6%(1-3月期:同4.3%)と2四半期連続の増益となり、増益率は前期から高まった。製造業が前年比0.4%(1-3月期:同▲15.7%)と小幅ながら3四半期ぶりの増益となったことに加え、非製造業が前年比19.0%(1-3月期:同17.2%)と10四半期連続の増益となり、前期から伸びを高めたことが全体の収益を押し上げた。 製造業は、売上高の伸びが23年1-3月期の前年比2.3%から同7.6%へと高まったが、売上高経常利益率が22年4-6月期の11.2%から10.5%に悪化したことが収益の押し下げ要因となった。売上高経常利益率を要因分解すると、人件費要因はプラスとなったが、変動費が前年比10.2%の高い伸びとなり、利益率を大きく押し下げた。 非製造業は、売上高が1-

            法人企業統計23年4-6月期-経常利益(季節調整値)は過去最高水準を更新
          • Takayuki Uchiba on Twitter: "今日はPythonで学ぶ時系列解析の第2回でした。 ・季節調整の計算の仕組み ・定常性(特に弱定常性)の定義の理解 など理論を中心に授業を行いました。次回は、定常性のある時系列に対する数値要約や、変化点を検知するアルゴリズムの紹介… https://t.co/orpHsgyyur"

            今日はPythonで学ぶ時系列解析の第2回でした。 ・季節調整の計算の仕組み ・定常性(特に弱定常性)の定義の理解 など理論を中心に授業を行いました。次回は、定常性のある時系列に対する数値要約や、変化点を検知するアルゴリズムの紹介… https://t.co/orpHsgyyur

              Takayuki Uchiba on Twitter: "今日はPythonで学ぶ時系列解析の第2回でした。 ・季節調整の計算の仕組み ・定常性(特に弱定常性)の定義の理解 など理論を中心に授業を行いました。次回は、定常性のある時系列に対する数値要約や、変化点を検知するアルゴリズムの紹介… https://t.co/orpHsgyyur"
            • 消費税率引き上げ前後の民間需要の推移(兆円):季節調整系列|Prof. Nemuro🏶

              名目:1997Q4→1998Q1に投資の急減が始まったことから、景気後退の引き金は4月の消費税率引き上げではなく11月の金融危機であると判断できる。 実質 日銀短観:金融機関の貸出態度の判断DI(全規模/全産業/実績) 名目:駆け込み需要と反動減が1997年よりも大きいが、消費・投資共に減少は続かなかった。 実質 日銀短観:金融機関の貸出態度の判断DI(全規模/全産業/実績)

                消費税率引き上げ前後の民間需要の推移(兆円):季節調整系列|Prof. Nemuro🏶
              • 今日からはじめるExcelデータ分析!第2回移動平均と季節調整でデータの本質を見極める | お役立ち情報 | Winスクール パソコン教室・パソコンスクール

                専門的な知識がなくてもできるExcelを使った簡単なデータ分析方法を全3回にわたってご紹介しています。 第1回目の記事ではデータの特徴を表す数値である3つの代表値、「平均値」「中央値」「最頻値」についてご紹介しました。第2回目となる今回は、平均値の応用となる「移動平均」と「季節調整」を使った時系列データの分析方法をご紹介します。時系列データを分析することでそのデータの「傾向」を読み取ることができます。そして傾向がわかれば「予測」ができます! 今回も難しい計算式は出てきません。Excelが計算してグラフまで作成してくれますので、 「移動平均」と「季節調整」がどのような分析方法なのか、順を追って見ていきましょう。 目の前のデータに一喜一憂しない! 移動平均で長期的な傾向を見極める まず、移動平均とは文字のとおり「期間を移動しながら平均をとっていくこと」です。直近3ヶ月の売上が不規則に変動してい

                  今日からはじめるExcelデータ分析!第2回移動平均と季節調整でデータの本質を見極める | お役立ち情報 | Winスクール パソコン教室・パソコンスクール
                • 貿易統計22年8月-貿易赤字(季節調整値)の拡大が続く

                  財務省が9月15日に公表した貿易統計によると、22年8月の貿易収支は▲28,173億円の赤字となり、赤字幅は事前の市場予想(QUICK集計:▲23,981億円、当社予想は▲28,151億円)を上回る結果となった。輸出が前年比22.1%と7月の同19.0%から伸びを高めたが、原油高、円安の影響で輸入が前年比49.9%(7月:同47.2%)と輸入を大きく上回る伸びが続いたため、貿易収支は前年に比べ▲21,639億円の悪化となった。 輸出の内訳を数量、価格に分けてみると、輸出数量が前年比▲1.2%(7月:同▲1.9%)、輸出価格が前年比23.5%(7月:同21.3%)、輸入の内訳は、輸入数量が前年比2.8%(7月:同2.3%)、輸入価格が前年比45.9%(7月:同44.0%)であった。 季節調整済の貿易収支は▲23,713億円と15ヵ月連続の赤字となり、7月の▲21,556億円から赤字幅が拡大し

                    貿易統計22年8月-貿易赤字(季節調整値)の拡大が続く
                  • サービス収支(季節調整値)が黒字に~2023年4月の国際収支統計(note) - Yahoo!ニュース

                    本業でバタバタしてフォローアップが遅れましたが(汗)、一昨日(8日)、4月の国際収支統計が公表されました。9日の日経朝刊では経常黒字が増えたこと、貿易赤字が縮小したことに注目していますが、私はサービス収支の季節調整値が黒字になって少し驚いています。 【経常黒字、4月76%増】 ※ここに貼られていた記事のURLは【関連記事】に記載しています 以前から書かせていただいているように、月次データの観察では「季節性」を気にしていただきたいと私は考えておりますが、なぜか国際収支統計では季節調整を行っていない原数値をもとに報道されることが一般的です。 下記のグラフは、財務省ホームページからダウンロードしたデータを用いて、経常収支の季節調整値とその内訳を描いたものです。経常収支は振れを伴いながらも2022年10月(0.3兆円の赤字)を底に増加傾向にあり、2023年4月は1.9兆円と2022年3月以来の黒字

                      サービス収支(季節調整値)が黒字に~2023年4月の国際収支統計(note) - Yahoo!ニュース
                    • 法人企業統計23年1-3月期-製造業の低迷を非製造業がカバーし、経常利益(季節調整値)は過去2番目の高水準に

                      財務省が6月1日に公表した法人企業統計によると、23年1-3月期の全産業(金融業、保険業を除く、以下同じ)の経常利益は前年比4.3%(22年10-12月期:同▲2.8%)と2四半期ぶりの増益となった。製造業は前年比▲15.7%(10-12月期:同▲15.7%)と2四半期連続の減益となったが、非製造業が前年比17.2%(10-12月期:同5.2%)と9四半期連続の増益となり、前期から伸びを大きく高めたことが全体の収益を押し上げた。 製造業は、海外経済の減速を背景とした輸出の低迷を受けて、売上高の伸びが22年10-12月期の前年比9.2%から同2.3%へと大きく鈍化したことに加え、売上高経常利益率が22年1-3月期の8.5%から7.0%に悪化したことが収益の押し下げ要因となった。売上高経常利益率を要因分解すると、人件費要因、金融費用要因はプラスとなったが、変動費要因が利益率を大きく押し下げた。

                        法人企業統計23年1-3月期-製造業の低迷を非製造業がカバーし、経常利益(季節調整値)は過去2番目の高水準に
                      • 法人企業統計22年4-6月期-経常利益(季節調整値)は過去最高水準を更新

                        財務省が9月1日に公表した法人企業統計によると、22年4-6月期の全産業(金融業、保険業を除く、以下同じ)の経常利益は前年比17.6%(1-3月期:同13.7%)と6四半期連続で増加し、前期から伸びを高めた。製造業は前年比11.7%(1-3月期:同18.4%)と伸びが鈍化したが、非製造業が前年比21.9%(1-3月期:同10.9%)と伸びが大きく加速した。 製造業は、輸出減速の影響で売上高の伸びが1-3月期の前年比9.0%から同6.1%へと鈍化したが、売上高経常利益率が21年4-6月期の10.7%から11.2%へと改善したことが収益の押し上げ要因となった。売上高経常利益率を要因分解すると、円安、原油高の影響で変動費が9.9%の高い伸びとなり、利益率を大きく押し下げたが、人件費が前年比1.4%と売上高の伸びを大きく下回り、売上高人件費率が改善したことに加え、受取利息等が前年比52.3%の大幅

                          法人企業統計22年4-6月期-経常利益(季節調整値)は過去最高水準を更新
                        • 貿易統計22年8月-貿易赤字(季節調整値)の拡大が続く

                          財務省が9月15日に公表した貿易統計によると、22年8月の貿易収支は▲28,173億円の赤字となり、赤字幅は事前の市場予想(QUICK集計:▲23,981億円、当社予想は▲28,151億円)を上回る結果となった。輸出が前年比22.1%と7月の同19.0%から伸びを高めたが、原油高、円安の影響で輸入が前年比49.9%(7月:同47.2%)と輸入を大きく上回る伸びが続いたため、貿易収支は前年に比べ▲21,639億円の悪化となった。 輸出の内訳を数量、価格に分けてみると、輸出数量が前年比▲1.2%(7月:同▲1.9%)、輸出価格が前年比23.5%(7月:同21.3%)、輸入の内訳は、輸入数量が前年比2.8%(7月:同2.3%)、輸入価格が前年比45.9%(7月:同44.0%)であった。 季節調整済の貿易収支は▲23,713億円と15ヵ月連続の赤字となり、7月の▲21,556億円から赤字幅が拡大し

                            貿易統計22年8月-貿易赤字(季節調整値)の拡大が続く
                          • 季節調整法 X-12-ARIMA について

                            X-12-ARIMAはアメリカセンサス局(U.S. Census Bureau)で開発された季節調整法(Seasonal Adjustment)です。 日本でも月次や4半期の統計の季節調整法として最もよく使われています。しかし、実際に使ってみようという場合、日本語の資料が少なく、統計的な知識も必要なため、かなり高いハードルがあります。ここでは、とりあえず X-12-ARIMA を使ってみたいという人向けにページを作成してみました。実際に使って見ると、それほど難しいということはないので、多くの人に使ってもらえるようになればと思っています。 毎月の売り上げや4半期の決算数字を比較する場合、季節によって売り上げが変動することが多く、前月や前期と比較することが困難なため、普通は前年同月比や前年同期比を使います。しかし、前年同月比では最近の動きがよくわからないという欠点があります。X-12-ARIM

                            • 法人企業統計21年10-12月期-経常利益(季節調整値)は過去最高水準に近づくが、22年入り後は収益環境が大きく悪化

                              財務省が3月2日に公表した法人企業統計によると、21年10-12月期の全産業(金融業、保険業を除く、以下同じ)の経常利益は前年比24.7%(7-9月期:同35.1%)と4四半期連続の増加となった。製造業が前年比22.1%(7-9月期:同71.0%)、非製造業が前年比26.4%(7-9月期:同17.0%)といずれも前年比で二桁の高い伸びが続いた。 製造業は、輸出減速の影響で売上高の伸びが7-9月期の前年比9.7%から同9.2%へと若干鈍化したが、売上高経常利益率が20年10-12月期の7.5%から8.4%へと改善したことが収益の押し上げ要因となった。売上高経常利益率を要因分解すると、原油高の影響で変動費が9.3%の増加となり利益率を若干押し下げたが、人件費が前年比2.9%と売上高の伸びを大きく下回ったため、売上高人件費率が改善した。 非製造業は、個人消費の回復を反映し、売上高の伸びが前年比2

                                法人企業統計21年10-12月期-経常利益(季節調整値)は過去最高水準に近づくが、22年入り後は収益環境が大きく悪化
                              • 第1四半期ニュージーランドGDP、季節調整済み前期比+0.4%=統計局(予想:-1.0%)

                                中国の航空大手、上期は赤字 国際線伸び悩み 国内は供給過剰各国の株式指数category · 2024年8月30日 · 午前 8:30 UTC · 前中国の大手国有航空会社の上期決算は赤字となった。国際線の旅客が予想ほど回復しなかったほか、国内の供給過剰や世界的な航空輸送能力の回復に伴う競争激化が重しとなった。

                                  第1四半期ニュージーランドGDP、季節調整済み前期比+0.4%=統計局(予想:-1.0%)
                                • 法人企業統計24年1-3月期-経常利益(季節調整値)が再び過去最高を更新

                                  財務省が6月3日に公表した法人企業統計によると、24年1-3月期の全産業(金融業、保険業を除く、以下同じ)の経常利益は前年比15.1%(10-12月期:同13.0%)と5四半期連続の増益となり、4四半期連続で前年比二桁の高い伸びとなった。製造業が前年比23.0%(10-12月期:同19.9%)と2四半期連続の増益、非製造業が前年比11.5%(10-12月期:同9.5%)と13四半期連続の増益となった。 製造業は、生産活動の低迷を背景に売上高の伸びが23年10-12月期の前年比3.2%から同2.8%に鈍化したが、売上高経常利益率が23年1-3月期の7.0%から8.4%に改善したことが収益の押し上げ要因となった。売上高経常利益率を要因分解すると、原油高の一服に伴い変動費の伸びが鈍化したことが利益率を大きく押し上げた。 非製造業は、個人消費の低迷などから売上高の伸びが23年10-12期の前年比4

                                    法人企業統計24年1-3月期-経常利益(季節調整値)が再び過去最高を更新
                                  • 米失業保険申請件数、予想外に増加-季節調整難が影響との指摘も

                                    米失業保険申請件数、予想外に増加-季節調整難が影響との指摘も Peyton Forte、Olivia Rockeman

                                      米失業保険申請件数、予想外に増加-季節調整難が影響との指摘も
                                    • 【EViews】X12-ARIMAによる季節調整法|オプションを徹底解説|経済統計の使い方

                                      統計初心者の社会人向けに、経済データの解説をしています。「まとめページ」をご覧くだされば、全体的な内容がわかると思います。

                                        【EViews】X12-ARIMAによる季節調整法|オプションを徹底解説|経済統計の使い方
                                      • 季節調整と日本におけるセントルイス方程式

                                        Online ISSN : 2185-4416 Print ISSN : 0557-109X ISSN-L : 0557-109X

                                        • 2021/11 米CPI-U(less shelter, 季節調整前) +6.81% 前年同月比 △ - 石油監査人

                                          米・労働省 2021年11月 米消費者物価指数(CPI)統計 CPI-U(都市部の全消費者、季節調整前、Less Shelter、1982年~1984年基準) 277.948 前年同月比、6.81%増 fred.stlouisfed.org

                                            2021/11 米CPI-U(less shelter, 季節調整前) +6.81% 前年同月比 △ - 石油監査人
                                          • 米雇用統計(21年9月)-雇用者数(前月比)は教育関連雇用の季節調整の影響もあって、前月、市場予想を大幅に下回る

                                            10月8日、米国労働省(BLS)は9月の雇用統計を公表した。非農業部門雇用者数は、前月対比で+19.4万人の増加1(前月改定値:+36.6万人)と、+23.5万人から上方修正された前月を下回ったほか、市場予想の+50.0万人(Bloomberg集計の中央値、以下同様)も大幅に下回った(後掲図表2参照)。 失業率は4.8%(前月:5.2%、市場予想:5.1%)と前月から▲0.4%ポイント低下し、市場予想を上回る改善を示した(後掲図表6参照)。労働参加率2は61.6%(前月:61.7%、市場予想:61.8%)と前月、改善を見込んだ市場予想を下回った(後掲図表5参照)。

                                              米雇用統計(21年9月)-雇用者数(前月比)は教育関連雇用の季節調整の影響もあって、前月、市場予想を大幅に下回る
                                            • 季節調整値について

                                              景気の動向等を判断するには 毎月のデータを比較する必要があるが、月によって稼働日数が異なったり、 正月や年度末の決算などの社会習慣、制度等の影響があったりし、単純に比較できない。 季節調整とは これら月々の変動の癖(季節的要因)を除去する方法である。 季節調整値とは 季節的要因を除去したことを推計した値であり、次の計算方法で算出する。 原数値 ÷ 季節指数 × 100 季節調整 職業安定業務統計で使用する季節調整法は「センサス局法Ⅱ(X-12-ARIMA)」である。 これにより、曜日変更の変化や閏年の影響等のカレンダー要因を除去した算出が可能となる。 季節調整値替えについて 向こう1年間の季節指数を暫定的に決めるが、1年が経過し、すべてのデータが そろった段階で、 過去にさかのぼって季節指数を計算し直すことになり、併せて新たな向こう1年間の季節指数を計算する。 このため、既に公表した数値を

                                              • 貿易統計24年2月-貿易収支(季節調整値)が再び赤字に

                                                財務省が3月21日に公表した貿易統計によると、24年2月の貿易収支は▲3,794億円の赤字となったが、事前の市場予想(QUICK集計:▲8,182億円、当社予想は▲6,344億円)を上回る結果となった。輸出が前年比7.8%(1月:同11.9%)と伸びが鈍化する一方、輸入が前年比0.5%(1月:同▲9.6%)と11ヵ月ぶりに増加に転じたが、輸出の伸びが輸入の伸びを上回ったため、貿易収支は前年に比べ5,496億円の改善となった。 輸出の内訳を数量、価格に分けてみると、輸出数量が前年比▲1.5%(1月:同2.3%)、輸出価格が前年比9.5%(1月:同9.4%)、輸入の内訳は、輸入数量が前年比1.5%(1月:同▲8.4%)、輸入価格が前年比▲0.9%(1月:同▲1.5%)であった。 24年2月の通関(入着)ベースの原油価格は1バレル=83.7ドル(当研究所による試算値)と、1月の85.9ドルから低

                                                  貿易統計24年2月-貿易収支(季節調整値)が再び赤字に
                                                • 雇用関連統計24年6月-就業者数(季節調整値)が過去最高に

                                                  総務省が7月30日に公表した労働力調査によると、24年6月の完全失業率は前月から0.1ポイント低下の2.5%(QUICK集計・事前予想:2.6%、当社予想も2.6%)となった。 労働力人口が前月から19万人の増加となる中、就業者が前月から25万人増加し、失業者は前月から6万人減少の176万人(いずれも季節調整値)となった。就業者数はコロナ禍前の19年10月(6784万人)を上回り、過去最高となった。 就業者数は前年差37万人増(5月:同21万人増)と23ヵ月連続で増加し、前月から増加幅が拡大した。産業別には、卸売・小売業が前年差31万人増(5月:同16万人増)と3ヵ月連続、宿泊・飲食サービス業が前年差3万人増(5月:同13万人増)と24ヵ月連続で増加し、医療・福祉は前年差7万人増(5月:同4万人減)と2ヵ月ぶりに増加したが、生産活動の低迷を反映し、製造業が前年差8万人減(5月:同7万人減)

                                                    雇用関連統計24年6月-就業者数(季節調整値)が過去最高に
                                                  • 貿易統計22年2月-原油高の影響で貿易赤字(季節調整値)が拡大

                                                    財務省が3月16日に公表した貿易統計によると、22年2月の貿易収支は▲6,683億円の赤字となり、事前の市場予想(QUICK集計:▲1,125億円、当社予想は▲1,241億円)を下回る結果となった。輸出が前年比19.1%(1月:同9.6%)と前月から伸びを大きく高めたが、原油高の影響などから輸入が前年比34.0%(1月:同39.6%)と輸出を上回る伸びが続いたため、貿易収支は前年に比べ▲8,442億円の悪化となった。 輸出の内訳を数量、価格に分けてみると、輸出数量が前年比2.7%(1月:同▲4.0%)、輸出価格が前年比16.0%(1月:同14.1%)、輸入の内訳は、輸入数量が前年比▲0.9%(1月:同4.8%)、輸入価格が前年比35.2%(1月:同32.3%)であった。 季節調整済の貿易収支は▲10,314億円と11ヵ月連続の赤字となり、1月の▲7,769億円から赤字幅が拡大した。輸出が前

                                                      貿易統計22年2月-原油高の影響で貿易赤字(季節調整値)が拡大
                                                    • 貿易統計24年1月-貿易収支(季節調整値)が2年8ヵ月ぶりの黒字に

                                                      財務省が2月21日に公表した貿易統計によると、24年1月の貿易収支は▲17,583億円の赤字となったが、事前の市場予想(QUICK集計:▲18,881億円、当社予想は▲20,900億円)を上回る結果となった。輸出が前年比11.9%(12月:同9.7%)と前年比で二桁の伸びとなる一方、輸入が前年比▲9.6%(12月:同▲6.9%)と減少幅が拡大したため、貿易収支は前年に比べ17,481億円の改善となった。 輸出の内訳を数量、価格に分けてみると、輸出数量が前年比2.3%(12月:同2.9%)、輸出価格が前年比9.4%(12月:同6.6%)、輸入の内訳は、輸入数量が前年比▲8.4%(12月:同▲3.1%)、輸入価格が前年比▲1.3%(12月:同▲4.0%)であった。 原数値の貿易収支は大幅な赤字となったが、1月は正月休みの影響で輸出量が少なく貿易赤字になりやすいという季節性がある。貿易収支の実勢

                                                        貿易統計24年1月-貿易収支(季節調整値)が2年8ヵ月ぶりの黒字に
                                                      • 季節調整値でみると貿易赤字は拡大~2023年10月の貿易統計|飯塚 信夫(神奈川大学経済学部教授)

                                                        ※日銀が実質輸出の内訳を公表したため、加筆しました(11/21) 本日(11月16日)、2023年10月の貿易統計(速報)が公表されました。日経は貿易赤字が前年同月に比べて7割縮小したことに注目しています。ただ、いつものように季節調整値に注目すると、わずかながら、貿易赤字は前月から拡大しています。交易条件が追い風から向かい風になったことが一因です。 輸出金額が輸入金額以上に減少季節調整値で見ると、に輸出金額、輸入金額ともに前月比で減少しました。輸出金額は前月比1.2%減、輸入金額は前月比0.7%減で、輸出金額が輸入金額以上に減少したため、貿易赤字は前月の0.42兆円から0.46兆円へわずかに拡大しました。 実質輸入がはっきりと増加 実質輸出は前月比0.8%増。8月の4.4%増に続く2ヵ月連続の増加ですが、2023年7月の水準には及びませんでした。一方、実質輸入は前月比3.1%増。8月の2.

                                                          季節調整値でみると貿易赤字は拡大~2023年10月の貿易統計|飯塚 信夫(神奈川大学経済学部教授)
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