よりそうは10月24日から僧侶手配サービス「お坊さん便」の大手ECサイト「アマゾン」への出品を取りやめました。仏教界との話し合いなどを通じ、お坊さん便による供養の重要性を十分に世間に伝えられず、仏事の意義や必要性に対し誤解を広めてしまった可能性があるとの判断に至ったためです。 アマゾン出品を巡っては仏教諸宗派が加盟する公益財団法人全日本仏教会が「宗教をビジネス化している」などと批判の談話を公表していました。出品終了の経緯について、お坊さん便の事業を統括する私から説明いたします。 2009年創業のよりそう(旧みんれび)は、葬儀や終活など人生の最期に必要なサービスのプラットフォーム構築を目指すITベンチャーです。現在の従業員数は約110人で、国内で先駆けてインターネットを使った葬儀手配サービスを手掛けてきました。 「お坊さん便」を始めたのは13年。葬儀手配サービスを展開する過程で、利用者から「