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文学フリマの検索結果1 - 40 件 / 304件

  • なめる/なめられる についての話 - シロクマの屑籠

    blog.tinect.jp 上掲リンク先の記事は、刺激的なタイトルのためか、はてなブックマークでも喧々諤々の様子になっている。私個人としては、海外でコミュニケーションをする際には、日本の標準的な構えよりも自己主張を強めにするとちょうど良い、逆に、日本の標準的な構えのままでは意思疎通に支障をきたすと思っていたので、外国の人々にまともに相手をしてもらうためには、明確に自分の意見や願望や意志を伝える・表出しないとだめだ、とは思っていた。表出のなかには、もちろん身振り手振りも含まれる。 国内外の違いはさておき、私は、「なめられるか、なめられないか」は社会適応において非常に重要だと思っている。鳩の群れを眺めていると、なめられる鳩はろくなことがなく、やせ細って死んでいく。チンパンジーなども、群れのなかでの順位のために、お互いに無理をしている感がある。であるから、「なめるか、なめられないか」は、社会的

      なめる/なめられる についての話 - シロクマの屑籠
    • 日本一有名なニートだったphaさんが、シェアハウスという青春から卒業して一人暮らしを選んだ理由(文・玉置標本) - SUUMOタウン

      著: 玉置 標本 「日本一有名なニート」という謎の肩書を過去に持ち、長年にわたってギークハウスというシェアハウスを運営していたphaさんが、2年前にとうとう一人暮らしを始めたそうだ。phaさんを知る人にとっては、ちょっとしたニュースである。 そもそもなぜシェアハウスを始めたのか、どうしてニートの道を歩み続けたのか、そして今はどんな暮らしをしているのか。学生時代から遡って、本人からじっくりと話を伺った。 ちなみにphaさんと私の関係は、共通の友人に呼ばれて年に何度か顔を合わせるくらいの薄い関係で、二人きりで会うのは今回が初めてである。 家賃4100円の寮で過ごした京都大学時代phaさんは1978年生まれの42歳(2021年3月現在)。出身地は大阪で、大阪城の側にある高校を卒業後、現役で京都大学の総合人間学部に進学。 最初の一年間は実家のある大阪から京都まで通っていたが、二年目からは伝統的に寮

        日本一有名なニートだったphaさんが、シェアハウスという青春から卒業して一人暮らしを選んだ理由(文・玉置標本) - SUUMOタウン
      • 面白かった本2023 - phaの日記

        今年もなんとか年末までたどり着きましたね。毎年書いている今年面白かった本を紹介する記事です。 今年は本屋(蟹ブックス)で働き始めたということもあって、今までよりも幅広い本を手に取った一年だったように思います。あと、去年はなぜか短歌くらいしか読めなくなっていたけど、今年はエッセイとかをまた楽しく読めるようになってきました。うれしい。エッセイを書く気力もわりと戻ってきたので、2024年はまたエッセイ本を出したいなと思っています。まあ、できる範囲でやっていきたいですね。無理せず、死なないように。 マンガ 鶴崎いづみ『私のアルバイト放浪記』(観察と編集) 大山海『令和元年のえずくろしい』(リイド社) 大白小蟹『うみべのストーブ』(リイド社) 坂上暁仁『神田ごくら町職人ばなし』(リイド社) 岩波れんじ『コーポ・ア・コーポ』(ジーオーティー) 新井英樹『SPUNK - スパンク!』(KADOKAWA)

          面白かった本2023 - phaの日記
        • 面白かった本2022 - phaの日記

          毎年年末に書いている、今年面白かった本を紹介する恒例の記事です。 去年の11月に『人生の土台となる読書』というブックガイドの本を出したんですが、去年はその本を書くために大量の本を読みまくってたせいで、書き終わったあと、しばらく反動で「本を全然読みたくない……」という状態に陥っていました。 その時期が11月くらいまで続いていたので、ちょっと今回は少なめです。漫画はあいかわらず読んでいたので漫画を多めにしました。あと文章が読めない時期も短歌は読めたので、歌集もいくつか。そんな感じでお送りします。 漫画 縞野やえ『服を着るならこんなふうに』 カレー沢薫『ひとりでしにたい』 あちゅむち『エロティック×アナボリック』 入江喜和『ゆりあ先生の赤い糸』 安島薮太『クマ撃ちの女』 うすくらふみ『絶滅動物物語』 高橋ツトム『JUMBO MAX』 香山哲『プロジェクト発酵記』 エッセイ、ノンフィクションなど

            面白かった本2022 - phaの日記
          • 初めて訪れる観光地でも『ソフトクリーム』と検索すればメインストリートがどこなのかわかる「これぞライフハック」「なるほど、大体あってる」

            中村洋太 @yota1029 エッセイスト、旅行ライター/ドバイ、台湾、日本の政府系事業で取材・執筆や観光PRなど/1987年、横須賀出身。早大理工卒【経験】自転車で世界1万km以上を旅する/徒歩で東京から博多まで1270kmを旅する/前職は海外添乗員&旅行情報誌の編集者。これまでに41カ国を訪問🌍スタバが好き/12/1文学フリマ東京39に出店! note.com/yota_nakamura/

              初めて訪れる観光地でも『ソフトクリーム』と検索すればメインストリートがどこなのかわかる「これぞライフハック」「なるほど、大体あってる」
            • 正直、もうコミケは大手サークル以外厳しいと思う

              先日開催された冬コミに3年ぶりに参加した。コロナ対応のためチケット制になり、入場者数がかつてと比べて減っていることを、情報として知ってはいた。知ってはいたんだが…。 しかしそれがここまでダイレクトに売り上げに直結するとは思わんかった。具体的に書くと三分の一くらいになった。へこむぜ。 ジャンルは情報・評論。いわゆる批評誌を個人で出している。 8年前から冬コミで新刊を出して、それをチャンスがあれば文学フリマなんかに持ち込んで…というサイクルで参加していた。 刊行をそこにあわせているのもあるんだろうけど、やっぱり数を頒布できるのはコミケ。目を引く表紙にしていたこともあって結構ジャケ買いっぽい人に手に取ってもらえてた印象がある。 そんでTwitterの知り合いの人が20~30人くらい毎回きてて、その人たちにも手にとってもらえたりする。 ありがたいことに、継続しているうちにだんだん部数がはけるように

                正直、もうコミケは大手サークル以外厳しいと思う
              • 同人誌を刷って13万円の赤字を出した話|hot / 箱野

                それなりのショックをそれなりに引きずった。せめて笑い話として誰かのエンタメになってくれ。 様々な要素が重なり赤字13万円 私は決して初参加で1000部刷るような失敗をした訳ではない。毎回アンケートを取るし、界隈の規模とブクマ数や反応具合から予想する。 むしろ過去の同人活動ではイベント後の余りを通販にまわし数日後に売り切れるくらいの、まさに理想の部数を刷っていた。 (1)需要が全く推測できない本 しかし今回は違った。 まずそこは毎回150sp〜200spある赤ブーのプチオンリーだった。プチどころかほぼオンリーサークル(イベント内で自ジャンルで出しているサークルが自分のみ)で30部以下規模の経験しかない私には未知数すぎるジャンルだ。 さらに今回は出すものが漫画でも小説でもなかった。なんなら二次創作ですらなかった。 私は初めての大規模二次創作界隈で「200pフルカラーの評論本(数千円)」という訳

                  同人誌を刷って13万円の赤字を出した話|hot / 箱野
                • 東野圭吾さんが「毎日書き続ける秘訣は?」という質問に「今日書けるところの最後の1行は書かずに翌日に回す。すると次の日の1行目は止まらない」と答えていた話

                  小説家鈴木輝一郎/文学フリマ東京39あ-23に出店 @kiichirosjp 職業小説家です。1991年デビュー。1994年第47回日本推理作家協会賞受賞。プロデビューに特化した鈴木輝一郎小説講座では15年間で21人が新人賞を受賞。江戸川乱歩賞からポプラズッコケ大賞まで受賞者のジャンルはさまざま。講座は完全リモート。講座実績の明細&受講申込みは「所在地」のURLからどうぞ。すごいよ、生徒が。 kiichiros.com 小説家鈴木輝一郎/文学フリマ東京39に出店12/1 @kiichirosjp 東野圭吾さんが「毎日書き続ける秘訣は?」という質問に、「今日書けるところの最後の1行は書かずに翌日に回す。そうする次の日の1行めは止まらない」と答えておられたのを読んで、ぼくは実行してますね。毎日書くのは大切。 x.com/KazusaTomohiro… 2024-10-27 17:42:33 上

                    東野圭吾さんが「毎日書き続ける秘訣は?」という質問に「今日書けるところの最後の1行は書かずに翌日に回す。すると次の日の1行目は止まらない」と答えていた話
                  • ガンダムのコロニー落としと毒ガス攻撃の設定の変遷 - ARTIFACT@はてブロ

                    ジオンの悪逆非道さを表すエピソードとして、コロニー落としと連邦サイドのコロニーを毒ガスで攻撃して、大量虐殺したという話が、Xで盛り上がっていた。 togetter.com コロニー落としは1基だけで、毒ガス攻撃をしたのはそのコロニーだけという認識をしていた自分はそんな設定の映像作品あったっけ?と不思議に思い、そもそものコロニー落としや毒ガス攻撃の設定の変遷について追いかけてみた。 ファースト本編映像(1979年) コロニーの内側が爆発する描写とムサイやザクの背景でコロニーが落ちていき、都市に1基のコロニーが落ちる描写のみで、毒ガス描写はもちろんない。映像だけで判断すると、意図的にコロニーが落とされたのでなく、連邦とジオンの戦闘に巻き込まれたコロニーが落ちてしまったと見える。 なお「コロニー落とし」という言葉も本編では出てこない。(ファースト小説にはないのでセンチュリー初出?) ファースト小

                      ガンダムのコロニー落としと毒ガス攻撃の設定の変遷 - ARTIFACT@はてブロ
                    • フェミ「ラブライブコラボポスター、どちらが相応しいか一目瞭然」→確かに一目瞭然過ぎた…

                      じょい @joytamachan 昨日公開された、JAなんすんとラブライブの和風タッチの新しいコラボポスター、とても素敵だと思います。前回のみかんポスターと比べて見ればどちらが公的ポスターとして相応しいか一目瞭然です。 pic.twitter.com/5yhiR86zuE 2020-03-29 11:32:19 センケイ (05/19文学フリマ東京R-27) @a33554432 この絵こそまさに RT の土浦のポスターだよな…。 これなら誰も傷つけないし、これなら好きと言ってくれる一般のかたがいるかもしれないし、こういう綺麗さも似合うと分かることがまた嬉しいし、それに可愛いし、本当に嬉しい… twitter.com/LoveLive_staff… 2020-03-29 13:17:13

                        フェミ「ラブライブコラボポスター、どちらが相応しいか一目瞭然」→確かに一目瞭然過ぎた…
                      • 「あの人に限ってありえない…」直木賞を受賞した友人・万城目学さんとの“お金”にまつわるエピソード | 文春オンライン

                        漫画家の山本さほさんが、厄介な人たちを引き寄せるトラブル続きな日々をつづります。今回は、友人である作家・万城目学さんについて。賞へのノミネートが続いたなかで、このたび直木賞を受賞! そのお祝いパーティ会場での珍エピソードです。 万城目さんの受賞シリーズ第2弾『六月のぶりぶりぎっちょう』(6月24日発売)もぜひ! 『きょうも厄日です』第3巻が発売中。ちょっぴり怖い話に驚きの展開、笑うしかない話まで……。山本さんの旅行友達・こうのさんとの「今だから話せるナイショの話」を描きおろし!!

                          「あの人に限ってありえない…」直木賞を受賞した友人・万城目学さんとの“お金”にまつわるエピソード | 文春オンライン
                        • 2024年にブックマークしたページでよかったもの集めた - Really Saying Something

                          2013年から「その年ごとにブックマークしたページでよかったもの集めた」と題して、1年分の「自分がブックマークしたページ」を振り返り、まとめています。2024年版を作りました。 完全に「私得」なまとめなのでカテゴライズなどは一切しておらず、主に自分のブックマークした順番となっています。基本的には、以下の基準で選出しています。 当年に作られたエントリーであること Wikipediaや当年に作られたことが明確でない役所のページなどは除外 ブックマークが多く集まっていてもリンク切れであるものは除外 Yahoo!ニュース(掲載終了)、サイトクローズなど 内容が「閲覧する際に1記事単位になっている(ページャーはOK)」になっていること 有料記事、課金しないと全部読めない記事などは除外 来年も良いブックマーク活動ができますように。 2024年にブックマークしたページでよかったもの 正月があと数十回しか

                            2024年にブックマークしたページでよかったもの集めた - Really Saying Something
                          • どんな応募作を読みたいか、という質問に「中年以上の男性会社員が娘くらいの歳の女性にモテる小説はもう読みたくない」と本音ダダ漏れで笑ってしまっ

                            平川哲生 Tetsuo Hirakawa @bokuen 文学フリマのみの頒布で、地方の投稿者に不平等だと軽くもめていた冊子『大解剖!文學界新人賞 出張版文學界 第1号』の電子版。 下読み委員が、どんな応募作を読みたいか、という質問に「中年以上の男性会社員が娘くらいの歳の女性にモテる小説はもう読みたくない」と本音ダダ漏れで笑ってしまった。 pic.twitter.com/QqilXdpfEj 2024-06-19 21:40:20

                              どんな応募作を読みたいか、という質問に「中年以上の男性会社員が娘くらいの歳の女性にモテる小説はもう読みたくない」と本音ダダ漏れで笑ってしまっ
                            • 『夫のちんぽが入らない』実写ドラマ 地上波放送決定(ニッポン放送) - Yahoo!ニュース

                              フジテレビが運営する動画配信サービスFOD並びにNetflixにて現在配信中の、ドラマ『夫のちんぽが入らない』が、2021年1月11日(月)26時15分からフジテレビ地上波で放送されることが決定した。 連続ドラマ『夫のちんぽが入らない』は、 2014年5月開催の「文学フリマ」で発売した同人誌「なし水」に収録され、 反響を呼んだ、主婦こだまの自伝である短編小説『夫のちんぽが入らない』を原作とした作品。 原作は、夫と交際してから約20年、「入らない」女性がこれまでの自分と向き合い、ドライかつユーモアあふれる筆致で愛と堕落の半生と、衝撃の実話を綴った処女作。2017年1月に大幅に加筆修正され書籍化し、発売1カ月で13万部の売り上げを突破、文庫化もされ累計23万部を突破した。 本ドラマは、主人公の久美子が大学に入学し、同じアパートに入居していた研一と交際を始めるところから物語が始まる。 そして、初

                                『夫のちんぽが入らない』実写ドラマ 地上波放送決定(ニッポン放送) - Yahoo!ニュース
                              • 木村紺「神戸在住」を、阪神淡路大震災30年を機に回想したツイートの保存庫。/ついでに格闘技漫画も回想。木村紺先生の現在は? - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                阪神淡路大震災から立ち直りつつある神戸の大学での生活を描いた『神戸在住』という傑作マンガがあるんだけど、すごいのは登場人物が何気ない日常を送るなかにそれぞれ必ず震災のトラウマがあって、その経験から若くても人生観が固まっている人の多かった1990年代の神戸という特殊な舞台を切り取った点— 大やま (@Solzhe_shimarin) February 1, 2025 被災で家族と離れ離れになった友人とか、震災の記憶を持った登場人物たちのなかに1人、主人公は東京から引っ越してきて震災を経験していない。いくら仲良くなってもその経験でどこか周りと住んでる世界が違う気がする。韓国からの留学生の論文で参考文献に上がっててふと思い出したのでした— 大やま (@Solzhe_shimarin) 2025年2月1日 作者自身も被災者で、知人のエピソードをもとに描かれたという震災の話はやけに生々しく、重たかっ

                                  木村紺「神戸在住」を、阪神淡路大震災30年を機に回想したツイートの保存庫。/ついでに格闘技漫画も回想。木村紺先生の現在は? - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                                • 仕事の時、何を着ていくか考えるのが億劫なのでユニクロを数枚着回しているが「いつも同じ服着てない?」と聞かれたらこう返している

                                  ものすごい愛 @mnsgi_ai 札幌在住のエッセイスト・薬剤師/『今日もふたり、スキップで』『命に過ぎたる愛なし』『ものすごい愛のものすごい愛し方、ものすごい愛され方』発売中 /お仕事依頼はこちらからmnsgi.ai@gmail.com /アイコン・バナーはタナカサオリ(@saoriillust_t )/Amazonアソシエイト利用してます monosugoiai.com ものすごい愛(11/11 文学フリマ東京 K-13) @mnsgi_ai 仕事の時、何を着ていくか考えるのが億劫なのでユニクロで買った2〜3枚を出勤時の制服と決めて着回してるんだけど、たまに職場の人に「いつも同じ服着てない?(笑)」と言われたら(人の服装に口出してくるやつに説明すんのだる〜)という言葉を飲み込んで「ユニクロと専属契約結んでるんで」と返してる

                                    仕事の時、何を着ていくか考えるのが億劫なのでユニクロを数枚着回しているが「いつも同じ服着てない?」と聞かれたらこう返している
                                  • はてな村が滅んだただひとつの理由 - 卓上洗濯機

                                    amamako.hateblo.jp このコメントに対して俺は Phenomenon まとめると飯が食えないからだな。 コメントしたんだが、もうちょっと書いてみたくなった。結論はやっぱりコメントのとおりなんだけど、それだと一言で話が終わってしまう。もうちょっと丁寧に論を重ねてみよう。 言及先のブログ記事とか、その他のシロクマさんの書簡とかもそうで、はてな村がなんか10年村位前から衰退しているよねという現象に言及しているんだけど、じゃあなんでその現象が起こったのか、衰退しなかったコミュニティ、勃興したコミュニティとの違いは何だったのかというところまではあまり考察できていないように感じる。 せいぜい、ネットの大衆化の流れのせいだよね…みたいなふわっとした感じでしかない。 それに対してもうちょっと真面目に考えようぜっていう踏み込みがamamakoさんの記事ではあったんだけど、これを読んで俺は思っ

                                      はてな村が滅んだただひとつの理由 - 卓上洗濯機
                                    • 四十路女が日本一長い路線バスに乗って片道6時間の旅へ。日本最古の神社で文学賞最終候補祈願するのこと - 珍獣ヒネモスの枝毛

                                      日本一の路線バス「八木新宮線」とは 「全長169.8㎞、停留所の数は168、高速道路を使わない路線では、日本一の走行距離を誇る路線バス、それが八木新宮特急バスです(奈良交通HPより)」 プロローグ 2021年仕事納めの12月末。小さな印刷会社でデザイナーとして働く私は、例年であればこの時期は年賀状業務などもとうに終わってあまりやることもなく、のんびりと消化試合のような仕事をこなすはずであった。が。おいこらどういうことだ。仕事納めの日まで年賀状百枚単位で刷ってるじゃねえか。1日に一気に7件校了させて即日「g」に入稿した後自社で五百枚ハガキ印刷、さらに名刺4名は別で「P」に入稿とかやめてくれ絶対ミスするやんか。 心も体もボロボロ。薬物のオーバードーズ(※ボラギノールを多めに投入すること)など、不安定な年の瀬、私の心の支えはこの旅路への期待感だけだった。 これである。 冒頭に記したように、八木新

                                        四十路女が日本一長い路線バスに乗って片道6時間の旅へ。日本最古の神社で文学賞最終候補祈願するのこと - 珍獣ヒネモスの枝毛
                                      • Amazon「Kindleダイレクト・パブリッシング」で紙の本を出版してみた〈記事広告〉※訂正有 | HON[.]jp News Blog

                                        《この記事は約 14 分で読めます(1分で600字計算)》 フリーライターの納富廉邦氏が、Amazon「Kindleダイレクト・パブリッシング」で紙の本の出版にチャレンジ、体験談をレポートいただきました。 【こちらはアマゾンジャパン合同会社の提供でお届けする記事広告です。】 【2023年10月17日追記:「納税に関する情報」に重要な訂正】 即売会で売りたいから、紙がいい 12年以上連載していたコラムが最終回を迎えました。そこで、この連載を本にまとめようと思ったのですが、連載していた新聞社は単行本を出す部門がなく、他所に持っていくと、電書でならというお話でした。それなら、自分で作ってしまえと思ったのですが、できれば文学フリマなどで販売したいので、紙の本がいいなと思いました。 全301回、様々なグッズを紹介した連載原稿は、単行本4冊分くらいは楽にあります。ここからセレクトしたものを本にしようと

                                          Amazon「Kindleダイレクト・パブリッシング」で紙の本を出版してみた〈記事広告〉※訂正有 | HON[.]jp News Blog
                                        • さようなら、大きくなりすぎた文学フリマ

                                          本文(2023/06/27) 補足・注意喚起・お気持ち表明2(2023/07/02) 導入 皆月さんのお怒り 第1期(2023/06/27) 皆月さんのお怒り 第2期(2023/06/28 20時台) 皆月さんのお怒り 第3期(2023/06/28 23時台 ~ 2023/06/29) 皆月さんのお怒り 第4期(2023/06/30) 本文(2023/06/27) 文学フリマは大きくなりすぎた。少なくとも、私たちにとっては。 自分が参加している即売会が成長するのは素晴らしいことです! 中には、無条件でそう思う人もいるかもしれない。もちろん、来場者の立場なら――知らない人に揉まれて汗を押し付けられるのが嫌でなければ――効率よく一度にたくさんのサークルを回れるのはいいことだ。しかし、サークル参加の立場であってもなお、即売会の成長を手放しに賛美している者が多いのは驚きである。まるで、 自由 とい

                                            さようなら、大きくなりすぎた文学フリマ
                                          • 黒木 貴啓(11/20東京文学フリマ『面とペルソナ20’s-コロナ禍と面-』刊行予定) on Twitter: "五輪開会式はちゃんと観たのだけど、2017年頃にコミケの会場問題についていくら取材しても「検討する」の一点張りで取り合ってくれなかったのに、入場行進時にプラカードやスタッフの衣装にフキダシやスクリーントーンなどマンガの意匠が凝らされていたのが、なかなかに気持ち悪かったです。"

                                            五輪開会式はちゃんと観たのだけど、2017年頃にコミケの会場問題についていくら取材しても「検討する」の一点張りで取り合ってくれなかったのに、入場行進時にプラカードやスタッフの衣装にフキダシやスクリーントーンなどマンガの意匠が凝らされていたのが、なかなかに気持ち悪かったです。

                                              黒木 貴啓(11/20東京文学フリマ『面とペルソナ20’s-コロナ禍と面-』刊行予定) on Twitter: "五輪開会式はちゃんと観たのだけど、2017年頃にコミケの会場問題についていくら取材しても「検討する」の一点張りで取り合ってくれなかったのに、入場行進時にプラカードやスタッフの衣装にフキダシやスクリーントーンなどマンガの意匠が凝らされていたのが、なかなかに気持ち悪かったです。"
                                            • 2024年は忙しかった - phaの日記

                                              2024年のphaの活動のまとめです。 蟹ブックス 『蟹ブ店番日記』 『パーティーが終わって、中年が始まる』 その他の本 『どこでもいいからどこかへ行きたい』 『できないことは、がんばらない』 『やる気のない読書日記』 参加した本いろいろ 『こじらせ男子とお茶をする』 『みんなどうやって書いてるの? 10代からの文章レッスン (14歳の世渡り術)』 『誕生日の日記』 『究極の学び場 京大吉田寮』 日記本 イベントレポート 宇野常寛さん、箕輪厚介さんと 吉田豪さんと 藤谷千明さんと 品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)さんと 飯田朔くんと 短歌 2025年は 蟹ブックス 2023年から引き続き東京・高円寺の書店、蟹ブックスで書店員をやっています。 今は書店員が一番楽しいですね。店番をしているだけではなく、自分で本を仕入れたり、展示やイベントを企画したりもしています。 出版社から本を出す、自主制作で本

                                                2024年は忙しかった - phaの日記
                                              • 栗田 隆子(くりたりゅうこ)/V-01文学フリマ東京35 on Twitter: "スプツニ子!氏は以前も男は女に産ませてきたんだから女も誰かに産ませればいいとTwitterで言ってた。問題はどんな立場の女性にいかなるかたちでそれをやらせるか、なのだが。今でさえ代理母をやる人は階級的に高い人は少ない。究極のケア労… https://t.co/mBNqelpNmv"

                                                スプツニ子!氏は以前も男は女に産ませてきたんだから女も誰かに産ませればいいとTwitterで言ってた。問題はどんな立場の女性にいかなるかたちでそれをやらせるか、なのだが。今でさえ代理母をやる人は階級的に高い人は少ない。究極のケア労… https://t.co/mBNqelpNmv

                                                  栗田 隆子(くりたりゅうこ)/V-01文学フリマ東京35 on Twitter: "スプツニ子!氏は以前も男は女に産ませてきたんだから女も誰かに産ませればいいとTwitterで言ってた。問題はどんな立場の女性にいかなるかたちでそれをやらせるか、なのだが。今でさえ代理母をやる人は階級的に高い人は少ない。究極のケア労… https://t.co/mBNqelpNmv"
                                                • 文フリに現代の「文学とは何か」を見た

                                                  11月11日(ポッキーの日)、かねてより見物したいと思っていた「文学フリマ」に参加した。おのぼりさん感覚、文化祭感覚、そしてかつて開いていた僕の本屋「フィクショネス」感覚を、存分に味わうことができた。誘っていただいた破船房の仲俣暁生さん(当「マガジン航」の編集発行人)に、まずは感謝する。現場でも仲俣さんは大奮闘なさって、おかげで僕は楽ができた。 開場は12時の予定で、準備は10時からということだったが、僕たちが到着した時(つまり開場2時間前!)には、すでに来場者が行列を作っていた。東京流通センターをフルに使った会場は広かったが、個々のブースは狭かった。破船房もひとつのテーブルを半分だけ使うことができて、そこに仲俣さんや僕の本を、なるたけ見栄えよく並べて客を待った。 テーブルの残り半分を占める隣のブースは、11時を過ぎても人が来なかった。大きな段ボールがいくつも積んであるばかりで、他人事なが

                                                    文フリに現代の「文学とは何か」を見た
                                                  • 仕事でミスばかりな私を支えてくれたのは「文章を書くこと」。書き続けるために、これからも適度に働く #仕事の悩み - りっすん by イーアイデム

                                                    会社員として働く中で、思うように仕事の成果が出せないことに落ち込み、ずっともやもやした気持ちを抱えてきたというnecomimiさんに、趣味との出合いによって仕事に対する考え方が変化した経験をつづっていただきました。 理想とのギャップに悩んでいたnecomimiさんを支えてくれたのは「文章を書いて発信する」こと。夢中になれる趣味をこれからも続けていくために、仕事ともあらためて向き合ったといいます。 *** 転職して頑張るつもりが、仕事の「もやもや」に負けそうに 私はこれまで3回転職し、今の職場が4社目だ。前職はいろいろあって逃げるようにして辞めたけれど「次は心を入れ替えて心機一転頑張ろう」と思っていた。 しかし気がつくと、結果を出し続けている同僚に対して焦りを感じたり、仕事でつまらないミスを連発したりしている。働くことと「自己実現」みたいな言葉の間で、ずっと憂鬱感というか、もやもやを抱えてい

                                                      仕事でミスばかりな私を支えてくれたのは「文章を書くこと」。書き続けるために、これからも適度に働く #仕事の悩み - りっすん by イーアイデム
                                                    • 『コミケの時代の終わり―BLも、ニッチな本も消えていく―』お詫びと訂正|早稲田大学負けヒロイン研究会

                                                      文責:箱部ルリ 自分の書いた記事『コミケの時代の終わり―BLも、ニッチな本も消えていく―』について、至らない点が多数ございました。 本記事で、頂いたさまざまなご指摘にお答えさせていただきたく思います。 全てのご指摘にお応えできているわけではありませんが、何卒ご理解いただけますと幸いです。 お詫びイナゴ・同人ゴロという呼称を用いるべきではなかった同人誌を使って収益を上げるクリエイターがいることは、ジャンルの活気の一つの現れだと考えています。 しかし、その事実を強調しようとして「同人ゴロ」や「イナゴ」という言葉を使ってしまったことは、多くのクリエイターの活動実態にそぐわない表現であったと反省しています。 売上を強調したいのであれば、「人気作家」という言葉を用いるべきでした。 この文脈で、実在の作家である伊東ライフ氏の名前を挙げたことは非常に不適切であり、彼の実際の活動とは異なる印象を与えてしま

                                                        『コミケの時代の終わり―BLも、ニッチな本も消えていく―』お詫びと訂正|早稲田大学負けヒロイン研究会
                                                      • 父親にうどんをぶつけられて上京を決意し、恥をかくことで作家になれた爪切男さんのターニングポイント【いろんな街で捕まえて食べる】 - SUUMOタウン

                                                        著: 玉置 標本 2018年のデビュー作『死にたい夜にかぎって』がテレビドラマ化され、今年の2月に『もはや僕は人間じゃない』、3月に『働きアリに花束を』、4月に『クラスメイトの女子、全員好きでした』と、3カ月連続で単行本を出版した人気作家の爪切男(つめきりお)さん。 文章を書く仕事に漠然と憧れて香川県から上京し、町田駅(東京都)の横の相模大野駅(神奈川県)、中野駅も利用できる新井薬師前駅、その一駅先の沼袋駅と引越して作家になるまでの経緯を、散る桜を愛でつつ散歩しながら伺った。 ゲームブックを自作する子どもだった爪さんは1979年生まれの42歳。嫌いなものは虫。まだ幼いころに両親が離婚をしたため、アマチュアレスリングの猛者だった厳格な父親によって育てられる。細かい話は『働きアリに花束を』を読もう。 ――爪さんはどんな子どもだったんですか。 爪切男さん(以下、爪):「ガキのころはすごくイヤな子

                                                          父親にうどんをぶつけられて上京を決意し、恥をかくことで作家になれた爪切男さんのターニングポイント【いろんな街で捕まえて食べる】 - SUUMOタウン
                                                        • 文学フリマに出展してみんな本当に楽しいですか?

                                                          すっかり行かなくなってしまったが文学フリマ東京が年々、盛り上がりを増して規模を拡大させていると聞く。評論系の島は特に人口を増やしているらしい。 XのTLで、「文学フリマは盛り上がってるのに出版不況は終わらない」みたいな対比で語っている人のツイートが流れてきたのを見た。 そこって対置されるもんなんかな、と疑問に思った。文学フリマで金を使うのと、商業の書籍に消費者として金を落とすのはぜんぜん違う事だ。 あそこに集ってるのはみんな「書きたい人」であって「読みたい人」ではない。そこを兼ねている人、ですらないと私は思っていた。 私が文フリに行かなくなったのはそのしょうもなさを感じていたからだ。 商業じゃねえんだからみんな好きなように書きゃいいさ、というのは当たり前なのだが、しかし「俺の話を聞いてくれ!同調してくれ!褒めてくれ!」という承認欲求と、「読む人が楽しんでくれたらいいなぁ」というサービス精神

                                                            文学フリマに出展してみんな本当に楽しいですか?
                                                          • セットで読むと楽しめる漫画

                                                            直接関係のある作品ではないんだけど、同じ題材を扱っているので同時に読むと面白い漫画のセットがある。(いわゆる「奥行きがでる」みたいな体験が味わえる) 90年代後半~00年代前半ころの大学のサークル活動の感じを味わえるセット 木尾士目『げんしけん』 ひぐちアサ『ヤサシイワタシ』文芸とか文壇バー文学フリマとか、それにあこがれるワナビーとかの雰囲気を味わえるセット 冬野梅子『まじめな会社員』 オカヤイズミ『ものするひと』

                                                              セットで読むと楽しめる漫画
                                                            • 新型コロナと長い梅雨で心が折れた。そんな私を支えた「頑張らないを頑張る」という考え方 - りっすん by イーアイデム

                                                              文 梶本時代 つらいことが起きた。憤りを感じた。体や心に不調がある。周囲とすれ違ってしまう――。 日々生活を送ったり、働いたりする中で遭遇する、いろんな「上手くいかない」場面。やり過ごせることもあれば、感情を大きく揺さぶられ、どうにもならなさを感じることも。 今回、寄稿いただいた梶本時代さんも「自分の感情」との向き合い方に試行錯誤している一人。一般的に「医療職と相性が悪い」とされている注意欠陥・多動性障害(ADHD)を抱えながら看護師として働く梶本さんが、自身の体験を通じて感じた「『頑張らない』を頑張る」ことの大事さをつづります。 ***新型コロナウイルス感染症と長い梅雨に苦しめられた2020年の初夏、私の窮地を救ってくれたのは「努力して休む」という考え方だった。 私は関東の中規模病院に勤めるアラサー看護師だ。中学生の頃、脳の病気で入院したことをきっかけに看護師を志し、現役で専門学校を卒業

                                                                新型コロナと長い梅雨で心が折れた。そんな私を支えた「頑張らないを頑張る」という考え方 - りっすん by イーアイデム
                                                              • 中野区の子連れ向け宿泊施設「東京こどもの城」、オープン前のお披露目ツイートが酔っ払って子供向け遊具で童心に帰って遊ぶ大人たちで話題に。

                                                                川口 有紀 @youkik444 フリーの編集ライター。演劇、芸能、サブカルがメイン。男児子育て中のシングル母さん。出身は広島県尾道市。アイコンは矢野ミチル画伯作のサイキック似顔絵。「Office路地と坂道」名義で「東京打ち合わせ手帖」など出してます(BOOTH/メロンブックス)。ご連絡はofficerojisaka@gmail.comまで rojisaka.booth.pm 川口 有紀4/27おもしろ同人誌バザール秋葉原101、5/19文学フリマT-20 @youkik444 子供向けのアスレチック施設がある親子向け宿泊施設が中野区のどこかにできるとのことで推移を楽しみに見守ってたんですが、正式に情報がオープンする前にウェイな大人たちが酔っ払って蹂躙する姿が公式によってツイートされ楽しみにしていた子連れ層がドン引きしている模様。 twitter.com/TokyoKidsCastl… 川

                                                                  中野区の子連れ向け宿泊施設「東京こどもの城」、オープン前のお披露目ツイートが酔っ払って子供向け遊具で童心に帰って遊ぶ大人たちで話題に。
                                                                • はてなブログなら、ブログに原稿を書きためるだけで、そのままリトルプレス(同人誌)が作れます! - 週刊はてなブログ

                                                                  リトルプレス初心者にこそ使ってほしいはてなブログでは、ブログに原稿を書きためるだけで、そのまま “いい感じのリトルプレス(同人誌)” が作れる「はてなブログのリトルプレスパック」をご用意しています。 「いつかはリトルプレスを作ってみたいな〜」と思っている方 「作ってみたいけどやり方がわからないな〜」と思っている方 「編集ソフトとか持っていないしな〜」と思っている方 「結構お金かかるんだろうな〜」と思っている方 「今後出るイベントのリトルプレスどうしようかな〜」と思っている方 「はてなブログのリトルプレスパック」なら、それらのお悩みを全部解決できます! はてなブログをはじめる はてなブログのリトルプレスパックとは? 「はてなブログのリトルプレスパック」のポイントを3行で紹介すると、 はてなブログに書くだけでリトルプレスが入稿できる 本の仕様も部数も価格もはじめから決まっている 一冊500円と

                                                                    はてなブログなら、ブログに原稿を書きためるだけで、そのままリトルプレス(同人誌)が作れます! - 週刊はてなブログ
                                                                  • 【実はnoteの他にもある】投げ銭・有料記事を作れる!有料ブログ&デジタルコンテンツ販売サービス10選

                                                                    【実はnoteの他にもある】投げ銭・有料記事を作れる!有料ブログ&デジタルコンテンツ販売サービス10選 先日、『cakes(ケイクス)』というメディアで連載されている人生相談で、 幡野広志氏がDV被害者に対して二次加害をする、しかもそれを糸井重里氏がTwitterで「サイコー!」と面白がる という事件がありました。 嘘をつかない答えって、嘘に惑わされないことなんだね。相談の文を読んでるときと違和感が、そのまま回答だった。ところで「遊びっていっても深夜に夜釣りしているのか」がサイコー! https://t.co/c54ZlXkrEs — 糸井 重里 (@itoi_shigesato) October 19, 2020 cakesは、メディアプラットフォーム「note」も運営している、note株式会社が運営しているメディアです。 当然ですが、一般読者はドン引き、cakesやnoteを退会したと

                                                                      【実はnoteの他にもある】投げ銭・有料記事を作れる!有料ブログ&デジタルコンテンツ販売サービス10選
                                                                    • 文学フリマ東京、一般入場を有料化 東京ビッグサイトでの開催も発表

                                                                      文学作品の展示即売会「文学フリマ」が、2024年5月19日(日)の「文学フリマ東京38」から、東京開催時の一般入場を有料化すると発表した。 併せて、2024年12月1日(日)の「文学フリマ東京39」は、東京ビッグサイトで開催されることも明らかになった。 “自分が文学と信じるもの”が集まる展示即売会「文学フリマ」 「文学フリマ」は、プロ・アマもジャンルも問わず、小説・評論・研究書・詩歌・ノンフィクションなど、あらゆるジャンルの文学作品が集まる展示即売会。 九州から北海道まで全国8ヶ所で年9回開催されており、会場には個人・出版社問わず、同人誌や商業誌が並ぶ。 ホストが失恋同人誌で「文学フリマ」へ 禊のような思いで参加した理由 「ホストは、恋愛でもひとりの女の子に固執してはいけないんです」 ホストたちの“失恋話”を集めた同人誌『失恋ホスト』が、11月24日に東京流通センターで開催の『第二十九回文

                                                                        文学フリマ東京、一般入場を有料化 東京ビッグサイトでの開催も発表
                                                                      • 赤ブー中心に同人誌即売会の2024年上半期を振り返ってみるよ

                                                                        イベント別のサークル数推移 次に、本サイトにて取得した、2015年から2024年までの上半期開催イベントのサークル数をグラフ化しました。 近年の動向を説明すると、2019年には東京オリンピックに起因する会場問題でイレギュラーな開催形態が続き、更にCOVID-19の流行した2020年以降はイベント数・サークル数ともに激減。その後は徐々に増加傾向にありますが、平常開催が行えていた2017年~2018年の規模には現在も届いていません。 次に、上半期の主要イベントの参加サークル数の推移を記載します。 1月月COMIC CITY 大阪 HARU COMIC CITY SUPER COMIC CITY東京 ※2020年は関西開催&中止、2021年は開催中止のため記録なし。 1月大阪とHARUコミは前年から増加傾向にありますが、5月スパコミは前年から減少しました。 開催中止やコロナ渦以外では、ほぼ常に1

                                                                          赤ブー中心に同人誌即売会の2024年上半期を振り返ってみるよ
                                                                        • 連載第0回「アニメについての文章って誰が読んでるの?」 ライター前田久・太田祥暉が語るアニメライターが今考えていること

                                                                          アニメを取り巻く環境は、劇的に好転している。国内はもちろん、海外のファンも急激に増え、「Anime」という単語は日本製のアニメを指す単語として定着した。アニメファンのボリューム、そして経済圏が急激に成長を迎える中、メディアが果たすべき意義も変わってくるのではないだろうか。 本メディア「ドキドーキ!」は、株式会社ワクワークが運営し、これからアニメ業界での就職を目指す若者に向けて、できるだけ生の情報を届けるとともに、本気で就職を目指す方向けに運営している「アニメ業界就職セミナー」「アニメ業界ライティング講座」へ興味を持ってもらうことを目的としている(両講座とも2024年度は休講中)。 この夏から「ドキドーキ!」のテコ入れとして、「『ドキドーキ!』をアニメ業界でライターとして働きたい人たちにとっての目標となるメディアにしていきたい」と考え、現在進行系で業界最前線で執筆されているライター前田久氏・

                                                                            連載第0回「アニメについての文章って誰が読んでるの?」 ライター前田久・太田祥暉が語るアニメライターが今考えていること
                                                                          • 今、アート界隈で何が起きているのか|複素 数太郎

                                                                            一部の人間たちの問題を「アート界隈」で括るのは不適切かもしれないが、大槻香奈という画家の権力や影響力、(文字通りの)フォロワーの多さを考慮してあえてこう表記する。あと、こういう外野が勝手に書く文章は増田にでもアップすればいいのだろうけれど、これは公共性にかかわる問題かつ緊急事態なので、YouTubeや文学フリマなどで得た僅かながらの知名度をちょっと利用させてもらうために自分のnoteで書くことにした。関係者全員にとってこのような記事は迷惑となるはずだが、アートの未来のために必要な告発だと確信している。 今、アート界隈で極めてグロテスクな事件が起きている。今北産業の人のためにまとめると、「権力を持った有名画家が」「薄弱な根拠と思い込みで若手作家に"盗用"とレッテルを貼り」「少なくない人々がこれを支持している」のだ。ことの発端は以下のツイートだ。少し長いが、引用する。 現在ondo STAY&

                                                                              今、アート界隈で何が起きているのか|複素 数太郎
                                                                            • スーパーで息子が「これを! 買うの!!」と掴んで話さないのでかなり長いこと説得したけど最終的に「…これも教育だな」と割り切って泣く泣く購入したお菓子ですご査収ください。

                                                                              川口 有紀11/3おもしろ同人誌バザールお-32、12/1文学フリマ東京 @youkik444 スーパーで息子が「これを! 買うの!!」と掴んで話さないのでかなり長いこと説得したけど最終的に「…これも教育だな」と割り切って泣く泣く購入したお菓子ですご査収ください。 pic.twitter.com/klpNF0vdyN 2023-07-09 18:45:17 川口 有紀11/3おもしろ同人誌バザールお-32、12/1文学フリマ東京 @youkik444 3歳児相手に私が苦戦してる様子を見かねた通りすがりの女性2人が 「それ、美味しそうだけど意外と美味しくないんだよー」 「食べたらガッカリするよー」 と加勢してくれたけどダメでした……(その節はありがとうございました諦めました) 2023-07-09 18:50:38

                                                                                スーパーで息子が「これを! 買うの!!」と掴んで話さないのでかなり長いこと説得したけど最終的に「…これも教育だな」と割り切って泣く泣く購入したお菓子ですご査収ください。
                                                                              • 「からかいの政治学」(読書メモ:『増補 女性解放という思想』) - 道徳的動物日記

                                                                                増補 女性解放という思想 (ちくま学芸文庫) 作者:江原 由美子 筑摩書房 Amazon 『増補 女性解放という思想』は昨年の12月にネット上の「からかい」に関する記事を書いた後にAmazonのほしいものリストから買ってもらったのだが、最近は「からかい」に関する文章を改めて書いて文学フリマに出品しようかなと考えているところであり、そのために本書に収録されている「からかいの政治学」やその他の文章をいまさらながら読んだ。 とりあえず、「からかい」という行為の特質や悪質さをうまく表現していると思った文章はこちら。 なぜなら、「からかい」という表現には、単なる批判や攻撃、いやがらせにとどまらない固有の質があるからである。たとえばそのことは、「からかわれた」側の女性たちの反応、怒りが、単なる攻撃に対するのとは異なる質を持っていたことからも明らかである。それは、いわば内に鬱屈するような、憤りの捌け口を

                                                                                  「からかいの政治学」(読書メモ:『増補 女性解放という思想』) - 道徳的動物日記
                                                                                • 「文学フリマ」の盛況を支える“KDP出版”とは? リスクを抑えながら自費出版する仕組みと楽しみ

                                                                                  2024年12月1日、文学作品の展示即売会「文学フリマ東京」が、39回目にして、ついに東京ビッグサイトでの開催となった。西3、4ホールに、出展者、来訪者合計約1万4967人を集め、大盛況の内に終了したのだが、私にはこのイベントが、新しい電子出版の最前線のように見えた。 「文学フリマ東京39」に出展中の筆者。この机の上の本が、ほぼ完売したのだから、文学フリマの盛り上がりは相当なものなのだと実感した(ブースの半分は共同出展の友人が使っているので狭く見えるけど、1コマはこの倍あります) 会場で販売されているのは、アナログの極みともいえる“紙の本”なのだけど、それらの本の製作は、ほぼフルデジタルで行われているし、宣伝、販売、イベント終了後の通販に至るまで、ネットサービスなしでは成り立たない。 文学フリマには、もう何年も客として通っている筆者は、今年5月に行われた「文学フリマ東京38」で初めて出展者

                                                                                    「文学フリマ」の盛況を支える“KDP出版”とは? リスクを抑えながら自費出版する仕組みと楽しみ