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書評の検索結果1 - 40 件 / 62件

  • 「どろどろえろえろ」から「げきあまぴゅあぴゅあ」まで、いまが旬なオトナの恋愛マンガ20選! - Something Orange

    【プロフィール】 【はじめに】 ①此ノ木よしる『進撃のえろ子さん~変なお姉さんは男子高生と仲良くなりたい~』 ②榎本あかまる『この会社に好きな人がいます』 ③もんでんあきこ『エロスの種子』 ④金田一蓮十郎『ゆうべはお楽しみでしたね』 ⑤小西明日翔『来世は他人がいい』 ⑥ハナツカシオリ『焼いてるふたり』 ⑦ふじた『ヲタクに恋は難しい』 ⑧志茂『部長と社畜の恋はもどかしい』 ⑨山田金鉄『あせとせっけん』 ⑩山田金鉄『かさねと昴』 ⑪浜田咲良『金曜日はアトリエで』 ⑫310『アラサーだけど、初恋です。』 ⑬糸川一成『今日もベランダで』 ⑭雨隠ギド『おとなりに銀河』 ⑮若木民喜『結婚するって、ほんとうですか』 ⑯ましろ『山田くんとLv999の恋をする』 ⑰秋★枝『恋は光』 ⑱ma2『私たちが恋する理由』 ⑲板倉梓『瓜を破る』 ⑳夜宵草『ReLIFE』 【プロフィール】 プロライターの海燕です。書評

      「どろどろえろえろ」から「げきあまぴゅあぴゅあ」まで、いまが旬なオトナの恋愛マンガ20選! - Something Orange
    • 【書評】禁断にして必携の書。「危険だからこそ知っておくべきカルトマーケティング」

      今回は「危険だからこそ知っておくべきカルトマーケティング」(8月26日発売、ぱる出版)を紹介する。 著者の雨宮純氏は、陰謀論、スピリチュアル、オカルト、それらが伴った悪徳商法などの分析に長けた気鋭のライター。その新刊は、彼の専門領域を生かした世にも珍しいビジネス書に仕立てられており、人を動かすカルト的なテクニック、ブランディング、マーケティングがきめ細やかに解説されている。

        【書評】禁断にして必携の書。「危険だからこそ知っておくべきカルトマーケティング」
      • オタク文化の「気持ち悪さ」って何だ? - Something Orange

        【プロフィール】 【本文】 【プロフィール】 プロライターの海燕です。書評や映画評などを掲載しています。 現在、マルハン東日本さまのウェブサイト「ヲトナ基地」で定期的に記事を掲載中。 お仕事の依頼、個人的な連絡などは以下のページからどうぞ。 それでは、記事をお読みください。 【本文】 しばらくまえの話になるが、「最近のラノベ界隈が気持ち悪い」と題する匿名ダイアリーの記事が話題になった。 タイトルでは「ラノベ(ライトノベル)」と書かれているが、じっさいに読んでみると、いわゆる「なろう小説」の話であることがわかる。 異世界に転生して冒険したりハーレムを作ったり、あるいは「聖女」になったり「悪役令嬢」になったりする話のことだ。この匿名記事の書き手(いわゆる「増田」)はそういった作品が気持ち悪くてしかたない、というのである。 異世界迷宮でハーレムを(1) (角川コミックス・エース) 作者:氷樹 一

          オタク文化の「気持ち悪さ」って何だ? - Something Orange
        • 白人酋長って、純文学作家様なら土人が書いてる転生モノで新しい作品が書けるはず、って発想のことだよね

          「異世界×日本スゴイ」に秘められた“欲望”とは...ラノベ界→純文学界へ“転生”した市川沙央が読む『大転生時代』(島田雅彦 著) | 文春オンライン この記事が代表的なんだけどさ、ブコメがすでに多数指摘してる通り、「なろう系」を語る批評家って、「なろう系」全然読んでなさそうだな……ということがありありと伝わってくるよね。 まあ、なろうなんて安っぽい娯楽でごぜぇますから一生読まなくてもいいと思いますけども、それでも読んでもない人には「なろう系は〇〇ばかり」とか「なろう系にはない発想」とかいう表現は使ってほしくないわけだ。 純文学というハイカルチャーの一員だから、遥か下に位置する(ナ)ローカルチャーなんて数作読めば語れると思ったか、白人さましゅごいです!!! 市川沙央の書評にツッコミを入れていく(主に男性向けを念頭に置いて解説する。実は2024年の小説家になろうはほぼほぼ女性向けサイトなのだけ

            白人酋長って、純文学作家様なら土人が書いてる転生モノで新しい作品が書けるはず、って発想のことだよね
          • おまえたちが文句ばかりいって一向に読もうとしないから、代わりに『大転生時代』を読んでやったぞ。 – Something Orange

            読んでやったのだが――うーん、まあ、そこそこ? いや、読む前は「なろうをメタっているだけで凡庸きわまりない駄作www これだから口だけの純文学作家様ときたらwwwwww」みたいに口汚くののしってページビューを稼ごうみたいな気持ちもちょっとあったかもしれないんだけれど(嘘です)、じっさいに読んでみるとやっぱりそれなりに面白い。 大転生時代 (文春e-book) 著:島田 雅彦 ¥2,200 (2024/09/26 02:42時点 | Amazon調べ) Amazon 楽天市場 Yahooショッピング メルカリ ポチップ ただ、これ、読み終えたからいえるのですが、なろう小説はあまり関係ないんじゃないかなあ。 最初から最後まで舞台は現代社会だし、「転生」という概念をキーに物語が進むことはたしかであるものの、逆にいうとそれだけのことでしかなく、「なろう小説らしさ」はほとんどない。 なろう的なものか

            • SNS上「読書文化のマチズモ」→「読書はマッチョ」の時系列を簡単にまとめました - Rejoice!@hatena

              SNSは議論に向かない場だととっくに知っているくせして右から左へ話題を無意味に転がして飽きない子羊ちゃんたちの空疎な闘争。今日も今日とて『現代思想9月号』をめぐって突如勃発した謎の「読書はマッチョ」空転論争を、不肖「読書文化のマチズモ」by『ハンチバック』製造責任者の私の手で簡潔にまとめておきます。 あくまでも私が観測した範囲の時系列、主要ポストです。 https://x.com/konoy541/status/1828919522579161416 「軟弱を気取る文化系の皆さんが蛇蝎(だかつ)の如(ごと)く憎むスポーツ界のほうが、よっぽどその一隅に障害者の活躍の場を用意しているじゃないですか」 https://t.co/6ZGc4Rfndk — 河野有理 (@konoy541) 2024年8月28日 元の元は私(市川沙央)のインタビュー記事が抜粋されたポストでしたね。で、 https:/

                SNS上「読書文化のマチズモ」→「読書はマッチョ」の時系列を簡単にまとめました - Rejoice!@hatena
              • 忙しくて本が読めない、積読してしまうという人へ。三宅香帆さん「また必ず読めるときがやってくる」 #読書 - りっすん by イーアイデム

                本を読みたいのについスマホを眺めてしまう。仕事や家事、育児に追われて積読が増えていく——。「読書」にまつわるそんな悩みを抱えてはいないでしょうか。 文芸評論家として活躍する三宅香帆さんも、会社員時代は「本が読めなくなった」といいます。そんな当時の経験をSNSで発信したところ、多くの共感の声が集まり、2024年4月には『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を出版しました。 今回は、仕事に家事・育児と目まぐるしい毎日の中で、読書を楽しむヒントをうかがいました。 働いていると本が読めなくなるのは、普通のこと 本が大好きな三宅さんも、多忙な会社員時代に本が読めなくなったとのこと。改めて、当時の状況を教えていただけますか。 三宅香帆さん(以下、三宅):仕事に関係のある本は読めても、好きだったはずの古典文学や海外文学などが読めなくなりました。仕事はすごく楽しくて充実していた一方で、本を読む時間が取れ

                  忙しくて本が読めない、積読してしまうという人へ。三宅香帆さん「また必ず読めるときがやってくる」 #読書 - りっすん by イーアイデム
                • Amazonでポイントバック中!傑作剣術マンガ『片田舎のおっさん、剣聖になる』を通し「男の子の物語」の素晴らしさを語る。 - Something Orange

                  【プロフィール】 【未読の人はとにかく読むように】 【剣聖なのになぜか自己評価が低い「おっさん」】 【ベリルと「剣の闇」】 【男の子の物語】 【プロフィール】 プロライターの海燕です。書評や映画評などを掲載しています。 現在、マルハン東日本さまのウェブサイト「ヲトナ基地」で定期的に記事を掲載中。ランキングを席捲! お仕事の依頼、個人的な連絡などは以下のページからどうぞ。 ボタンをクリックするとこのブログを継続して購読できます。よろしくお願いします。 それでは、本文へどうぞ。 【未読の人はとにかく読むように】 墓所の主「虚無だ! それは虚無だ!」 ナウシカ「王蟲のいたわりと友愛は虚無の深淵から生まれた!」 墓所の主「お前は危険な闇だ。生命は光だ!」 ナウシカ「ちがう! いのちは闇の中のまたたく光だ!」 『風の谷のナウシカ』より 風の谷のナウシカ 全7巻箱入りセット「トルメキア戦役バージョン」

                    Amazonでポイントバック中!傑作剣術マンガ『片田舎のおっさん、剣聖になる』を通し「男の子の物語」の素晴らしさを語る。 - Something Orange
                  • 「まったり」「がっつり」気になりますか?文化庁調査 | NHK

                    17日、文化庁が「国語に関する世論調査」の結果を公表しました。 「ゆっくり、のんびり」を『まったり』、「しっかり、たくさん」を『がっつり』と表現することについて「気にならない」と答えた人が8割余りにのぼり、広く定着してきていることがわかりました。 また、本を「読まない」と答えた人が6割余りにのぼり、ほぼ3人に2人が本を読まず、“読書離れ”が進んでいることもみえてきました。 目次 「まったり」「がっつり」 8割余りが気にならないと回答 本を「読まない」6割余り 過去最高に 文化庁は毎年、日本語の使い方の変化などを調べていて、2024年1月から3月にかけて全国の16歳以上の6000人に調査し、3559人から回答を得ました。 この中で、新しい意味や使い方が辞書に記載され始めた表現について「ほかの人が使うのが気になるか、ならないか」を聞きました。 その結果、「ゆっくり、のんびりする」という意味で『

                      「まったり」「がっつり」気になりますか?文化庁調査 | NHK
                    • ベンジャミン・クリッツァー著『モヤモヤする正義』まえがき|晶文社

                      『21世紀の道徳』が好評だった哲学者・書評家ベンジャミン・クリッツァーさんの第二作『モヤモヤする正義──感情と理性の公共哲学』が9月25日より発売になります。 さまざまな「正義」について、紛糾し炎上も起きる現在、揶揄やあてこすりではなく、正面から「規範」について考え、堂々と「正義」を主張し合えるようになるためのテキストです。 発売に先立ち、本書のなかから、著者の執筆意図が込められた「まえがき」を公開いたします。このまえがきに関心を持たれた方は、ぜひ本書を手にとってみてください。 ネットを眺めたりテレビを見たり雑誌を読んだりしていると、「マイノリティばかり優遇されている」とか「フェミニストの横暴は目に余る」とかいった意見が目に入ってくる。「過剰なポリティカル・コレクトネス」は以前から騒がれていたし、最近ではキャンセル・カルチャーという言葉もすっかり定着した。こういった意見を言っている人たちは

                        ベンジャミン・クリッツァー著『モヤモヤする正義』まえがき|晶文社
                      • 北村紗衣 『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』 : 子供騙しな子供向けフェミニズム|年間読書人

                        書評:北村紗衣『お砂糖とスパイスと爆発的な何か 不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門』(書肆侃侃房) 著者が嫌いだから貶しているのではない。 本稿のサブタイトルどおり、本書『お砂糖とスパイスと爆発的な何か 不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門』(以下『お砂糖とスパイス』と略記)の中身が「子供騙しな子供向けフェミニズム」エッセイ集にすぎないと評価するので、そう書いたまでのこと。 私情を交えるまでもなく、本書は、少なくとも私の基準からするならば、単なる「ゆるいクズ本」でしかなかった、というだけの話なのだ。 私のこの「酷評」が、私情からのものではなく、昔からしばしば表明している「駄作は駄作としか、評しようがない」(読者のためにも、心にもない提灯持ちなどできない)という批評家的良心に基づくものだという「客観的な証拠」を、最初に示しておこう。 私は、今年(2024年)2月に、社会学者・岸

                          北村紗衣 『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』 : 子供騙しな子供向けフェミニズム|年間読書人
                        • おまえら集まれ集まれ、アリスソフトの大作ゲームが5本で5500円のビッグセールだぞ! – Something Orange

                          【プロフィール】 【アリスソフトのゲームが格安ですよ】 ・【期間限定】【35周年記念】アリスソフト全部入りセット(38500円) ・【まとめ買い】アリスソフト35周年記念!ドーナドーナが選べる5本まとめ買い(5500円) ・『超昂天使エスカレイヤー・リブート』(3740円/50パーオフ) ・『超昂神騎エクシール』(3740円/50パーオフ) ・『イヴニクル』(3740円/50パーオフ) ・『イヴニクル2』(3960円/50パーオフ) ・『ランス・クエスト マグナム統合版』(2090円/50パーオフ) ・『ランス9 ヘルマン革命』(3740円/50パーオフ) ・『ランス10 決戦』(3960円/50パーオフ) ・『夜が来る!』(1980円) ・『大悪司』(500円/76パーオフ) 【プロフィール】 プロライターの海燕です。書評や映画評などを掲載しています。 現在、マルハン東日本さまのウェブサ

                          • 母性殺害事件、あるいは母の呪いを解くたったひとつの冴えたやりかた。 - Something Orange

                            【プロフィール】 【母殺しは可能なのだろうか】 【萩尾望都と山岸涼子――ふたりの天才】 【「執着」と「溺愛」】 【プロフィール】 プロライターの海燕です。書評や映画評などを掲載しています。 現在、マルハン東日本さまのウェブサイト「ヲトナ基地」で定期的に記事を掲載中。 お仕事の依頼、個人的な連絡などは以下のページからどうぞ。 ボタンをクリックするとこのブログを継続して購読できます。よろしくお願いします。 それでは、本文へどうぞ。 【母殺しは可能なのだろうか】 先日、いままさに『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が話題沸騰中の三宅香帆さんによる新刊『娘が母を殺すには?』が発売された。 なぜ働いていると本が読めなくなるのか (集英社新書) 作者:三宅香帆 集英社 Amazon 娘が母を殺すには? 作者:三宅香帆 Amazon 「娘による母殺し」を主題としたきわめて画期的な内容で、『なぜ働いて

                              母性殺害事件、あるいは母の呪いを解くたったひとつの冴えたやりかた。 - Something Orange
                            • Ruby コードレシピ集の感想と思い出 - ANDPAD Tech Blog

                              こんにちは hsbt です。前回の仕事報告から3ヶ月ほどの間にシンガポールで開催された RDRC 2024 に登壇したり、Ruby のリリースワークフローの整備をしたりと、引き続き Ruby の開発に時間を費やしている日々でした。 今回は「Ruby コードレシピ集」という本を著者の皆さんと技術評論社様からご恵贈頂いたので、内容や感想を紹介したいと思います。 コードレシピ集と私の関わり 本書は私が前職である GMO ペパボに在籍していた3年前から企画段階に関わっていました。当時、技術評論社の担当の方から他の言語を学んだ人が Ruby を書くときに手元において使えるレシピ集となる本を出したいという提案をうけ、GMO ペパボの社内でシニア Ruby プログラマーを募って、企画をスタートさせました。 私はあくまでもオブザーバーとして関わり、著者である3名が毎週のように目次を持ち寄って進行していたと

                                Ruby コードレシピ集の感想と思い出 - ANDPAD Tech Blog
                              • nix in desertis:書評:『南北朝時代』『隋』(中公新書)

                                ・『南北朝時代』(会田大輔,中公新書,2021年) 中国の南北朝時代の概説書。講談社選書メチエの『中華を生んだ遊牧民』との違いは,あちらは鮮卑に焦点を当てつつ後漢代から北魏までの華北を扱っているのに対し,こちらは時代が南北朝時代のみで短い代わりに南朝も扱っている。北魏についての話題は似通っているが,当然あちらの方が濃い。両方読むのを勧める。北魏については主張が違うところもある。あちらの本では,魏の国号を採用し土徳をを採用したことについて,北魏が三国魏を継承する形をとったためと説明していたが,こちらは鮮卑は三国魏をも否定していて,火徳の後漢の後継王朝であることを示すため土徳の魏としたという説を採っている。 かたや南朝宋は東晋の時代にあった再統一への野望が薄れ,江南を本拠地とする諦めに沿った改革が進んでいく様子が描写される。西晋の滅亡によって伝統が失われたため,宮中祭祀等で”それっぽい新たな伝

                                • 「それでもなぜ、トランプは支持されるのか」 二極社会への憤りが生んだ「革命」 朝日新聞書評から |好書好日

                                  それでもなぜ、トランプは支持されるのか: アメリカ地殻変動の思想史 著者:会田 弘継 出版社:東洋経済新報社 ジャンル:西洋思想 「それでもなぜ、トランプは支持されるのか」 [著]会田弘継 不倫口止め料の不正処理事件をめぐり、米国の大統領経験者で初の有罪評決を受けたドナルド・トランプ。大統領選の結果を覆そうとした容疑など、他にも刑事裁判を抱えるが、支持は衰えない。黒人やヒスパニック、若者の支持も着実に広げてきた。数々の差別発言や民主主義を軽視する言動にもかかわらず、である。この現実を説明しようと、トランプ支持者を権威主義に魅入られ、噓(うそ)と真実の見分けもつかない哀れな人たちとみなす論調も広がる。 トランプが常識破りの人間であることは間違いない。しかし裏を返せば、かくも危険な人間に権力を与え、いったん何もかもを破壊し、「リセット」したいと思うほどに、大衆に政治への絶望と怒りが巣くってきた

                                    「それでもなぜ、トランプは支持されるのか」 二極社会への憤りが生んだ「革命」 朝日新聞書評から |好書好日
                                  • Zedの設定をちゃんとやってみる - Don't Repeat Yourself

                                    ここ数回の記事を見返してみると、書評ばかりしていてコード書いてるのか…?となったので、久しぶりにちゃんとコード(設定ファイル)を書く記事を書こうと思いました。いえ、コードは書いてるんですが、まとまった成果になっていないか、あまり新しいことをやっていないだけです。 Zed Zedの設定方法と今回目標 settings.jsonとkeymap.json snippet 設定の目標 私の設定 vim_mode、フォント、テーマ inlay hints rust-analyzer キーバインディング 設定してみての感想 参考資料 Zed Zed(ゼッド)というエディタが最近話題ですね。私も実は最近会社のPC上のNeovimが壊れてしまって、直している時間がないので一旦Zedを使ってその場しのぎをしています[*1]。VS Codeを使わなかったのは、あんまりVimバインディングが強くないとわかってい

                                      Zedの設定をちゃんとやってみる - Don't Repeat Yourself
                                    • 『オタク文化とフェミニズム』(青土社) - 著者:田中 東子 - 田中 東子による前書き | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

                                      わたしたちの消費は「正しい」のだろうか金銭と時間の投資、心身の過剰な労働、性的消費との葛藤…、わたしたちと「推している」対象のあいだにはさまざまな問題が浮かびあがってくる。しかし… わたしたちの消費は「正しい」のだろうか 金銭と時間の投資、心身の過剰な労働、性的消費との葛藤…、わたしたちと「推している」対象のあいだにはさまざまな問題が浮かびあがってくる。しかし、その活動に喜びが見出されることは間違いない。喜びと苦しさとが入り混じるその実践をすくい取りながら、「推し活」社会の現在地を描きだす。「推し活」論の決定版! エンターテインメントをめぐるモヤモヤを考えるための補助線となる書。 [目次] はじめに Ⅰ 「推し活」社会と私たち 第1章 「推し活」社会の現在地 「推し活」現象はどこからきたのか メディア化される「推し活」現象 拡大される「推し活」論議 第2章 推し活と労働 エンターテインメン

                                        『オタク文化とフェミニズム』(青土社) - 著者:田中 東子 - 田中 東子による前書き | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
                                      • ことばと社会 26号 『ことばと社会』編集委員会(編集) - 三元社

                                        紹介 「言語的多様性の尊重」という理念は、今日、国際世論として定着しつつある。その議論や具体的な法制化が多方面にわたって展開される過程を、「話者の権利」と「言語の文化遺産化」という二つの潮流を座標軸として捉えることで、国内外の多様な「言語マイノリティ」、そして「マイノリティ化された言語」の現在を俯瞰する。 目次 ■巻頭コラム 「選挙とことば、選挙のことば」吉田真悟 ■特集:言語マイノリティ:人権の拡張か、文化遺産の保護か [序論]「言語マイノリティ:人権の拡張か、文化遺産の保護か」佐野直子 [講演録]「日本のマイノリティ言語としての琉球諸語」石原昌英 [講演録]「先住民族アイヌの言語復興」北原モコットゥナシ(=シは小文字) 「オクシタン語と「オクシタンらしさ」の存在感――それは都市的な現象か」ジャン=フランソワ・クロー 訳:佐野直子 [講演聴講報告]「フランセスク・シャビエー・ビラ氏講演「

                                          ことばと社会 26号 『ことばと社会』編集委員会(編集) - 三元社
                                        • ポイント50%還元中!講談社文庫の人気作家18人の鉄板代表作を片っ端から紹介しまくってみた。 - Something Orange

                                          【プロフィール】 【はじめに】 【①没後数十年、いまだにその強烈無比な存在を感じさせる伝説の巨匠――山田風太郎】 【②ザッツ・エンターテインメント、小説とゲームで活躍する才気の塊――奈須きのこ】 【③猟奇ミステリからほのぼのシリーズまで、多彩な顔を持つ凄腕作家――我孫子武丸】 【④めざせ、エラリイ・クイーン! いまもまだ本格の王道をゆきつづける作家――有栖川有栖】 【⑤ミスター・エンターテインメント、百花繚乱なキャラクター小説の生みの親――田中芳樹】 【⑥特殊設定ミステリを洗練のきわみまで持って行ってしまった人――相沢沙呼】 【⑦最も緻密なロジックを展開する巨匠エラリイ・クイーンの後継者――法月綸太郎】 【⑧思わず涙が湧き出てくる感動の作品を綴る物語作家――辻村深月】 【⑨みずから己の尾を食らうウロボロスの世界を生み出しつづける実力派作家――竹本健司】 【⑩本格推理そのものを崩壊させるカタ

                                            ポイント50%還元中!講談社文庫の人気作家18人の鉄板代表作を片っ端から紹介しまくってみた。 - Something Orange
                                          • ミステリの住人 第6回『活劇小説 × 深町秋生』

                                            今回のサブタイトルにある“活劇小説”という言葉を提唱したのは、2023年に亡くなった書評家の北上次郎である。北上は1981年に書かれた「活劇小説宣言」という小文の中で、背景や小道具にこだわり形骸化してしまった冒険小説が袋小路から抜け出すには肉体の復権しかないと論じ、肉体の闘争を核とする新たな冒険小説を活劇小説と名付けた。それは単にアクション描写や暴力描写が書かれた作品を指すのではない。ちっぽけな個人が行く手を阻む大きな障壁をいかにして乗り越えるのか、というダイナミックな図式があるからこそ“新しい冒険小説”なのであり、主人公が対峙する“大きな障壁”に時代なりの創意工夫を行っている作品こそが優れた活劇小説になるのだ。では現代日本における優れた活劇小説の書き手は誰か。そう考えた時に思い浮かぶのが、今回インタビューを行った深町秋生だ。深町は活劇作家として独自の路線を突き進んでいる、と断言していい存

                                              ミステリの住人 第6回『活劇小説 × 深町秋生』
                                            • 今週のはてなブックマーク数ランキング(2024年9月第2週) - はてなブックマーク開発ブログ

                                              はてなブックマークのブックマーク数が多い順に記事を紹介する「はてなブックマーク数ランキング」。9月2日(月)~9月8日(日)〔2024年9月第2週〕のトップ30です*1。 順位 タイトル 1位 「清潔になりたい男たちへ」に倣っておすすめアイテム書くよ 2位 清潔になりたい男たちへ 3位 東大の発表「贈り物によって社会が作られる」→本当にヤバすぎる今世紀最大のニュースだった - Togetter [トゥギャッター] 4位 「そもそも食べすぎず、食欲を抑える」ためにはどうしたらいいのか?──『肥満の科学: ヒトはなぜ太るのか』 - 基本読書 5位 この1年で確定申告がめっちゃ簡単になってるよ。 6位 ゲーム『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』は人を狂わせる悪魔のゲームでした - kansou 7位 パワーレズつらいので男と結婚した【追記有】 8位 牛角の女性割引に疑問の声、アメリカでは既に「違法

                                                今週のはてなブックマーク数ランキング(2024年9月第2週) - はてなブックマーク開発ブログ
                                              • 日本近代文学×超絶耽美イラスト! 読めばあなたも文学少女になれる〈乙女の本棚〉シリーズ傑作10選。 - Something Orange

                                                【プロフィール】 【はじめに】 江戸川乱歩+夜汽車「人でなしの恋」 江戸川乱歩+しきみ「押絵と旅する男」 江戸川乱歩+ホノジロトヲジ「人間椅子」 夢野久作+ホノジロトヲジ「死後の恋」 夢野久作+ホノジロトヲジ「瓶詰地獄」 坂口安吾+夜汽車「夜長姫と耳男」 荻原朔太郎+しきみ「詩集『青猫』より」 泉鏡花+ホノジロトヲジ「外科室」 谷崎潤一郎+夜汽車「刺青」 芥川龍之介+げみ「蜜柑」 【プロフィール】 プロライターの海燕です。書評や映画評などを掲載しています。 現在、マルハン東日本さまのウェブサイト「ヲトナ基地」で定期的に記事を掲載中。ランキングを席捲! お仕事の依頼、個人的な連絡などは以下のページからどうぞ。 ボタンをクリックするとこのブログを継続して購読できます。よろしくお願いします。 それでは、記事へどうぞ。 【はじめに】 〈乙女の本棚〉をご存知だろうか。 一度くらいは書店の店頭で見かけ

                                                  日本近代文学×超絶耽美イラスト! 読めばあなたも文学少女になれる〈乙女の本棚〉シリーズ傑作10選。 - Something Orange
                                                • 【書評】ユニクロ  杉本貴司  日本経済新聞出版 - 京都のリーマンメモリーズ

                                                  今週のお題「お米買えた?」 お米はネットと近所のスーパーで買いました。近所のスーパーは、朝一などあるタイミングで店頭に商品が出ているみたいです。米不足になって改めて、米の大切さを感じました。今まで、米は余っているものだと思っていました。食の世界では、米はあって当前だと思っていますが、衣の世界で言うなら、ユニクロはあって当前だと思っていませんでしょうか?それほど日本に浸透しているユニクロの生い立ちから今への軌跡を教えてくれるすんごい本を紹介します。(笑) 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【1.本書の紹介】 あなたは、ユニクロの服を持っていますか? 私は持っています。(笑) ユニクロの服はお得なので、買う人も多く人気ですよね。 だから、町で、同じ服を着た人と目が合ったりしませんでしょうか?(笑) フリースもそうですが、Gパン、ダウンジャケ

                                                    【書評】ユニクロ  杉本貴司  日本経済新聞出版 - 京都のリーマンメモリーズ
                                                  • 「アイヌがまなざす」「家族、この不条理な脚本」書評 多数派による差別と神話を解体|好書好日

                                                    「アイヌがまなざす」 [著]石原真衣、村上靖彦/「家族、この不条理な脚本」 [著]キム・ジヘ マジョリティはマイノリティが直面する困難に気づけない。自戒を込めていうと、学ぼうとしなければ、意図せずして差別を助長するかもしれない。目が覚めるような読書体験をもたらす2冊を届けたい。 『アイヌがまなざす』は、多数派日本人である和人によって一方的に表象されてきたアイヌ自身が、和人をまなざし返す秀逸の書だ。インタビューを基に、遺骨返還運動、アイヌ女性への差別、学術界にみられる問題を軸に論じていく。 著者の1人、北海道大アイヌ・先住民研究センターの石原真衣氏は、日本人フェミニストは日本人のことしか考えてこなかったのではないか、と問いを投げかける。 北米では、白人女性は黒人女性からの批判を受容しつつ、フェミニズムが発展してきた。一方、日本ではジェンダー論の教科書にアイヌや沖縄、在日を取り巻く植民地主義を

                                                      「アイヌがまなざす」「家族、この不条理な脚本」書評 多数派による差別と神話を解体|好書好日
                                                    • 【書評】アメリカはなぜ日本より豊かなのか 野口悠紀雄 幻冬舎新書 - 京都のリーマンメモリーズ

                                                      今週のお題「好きな小説」 好きな小説は、経済に関する小説です。最近、とても有名になったのでおなじみだと思いますが、特に面白いのは半沢直樹シリーズですね。銀行を舞台にした勧善懲悪的なストーリーに、胸がスッとした人も多かったのでないでしょうか?経済は、私たちの生活に結び付いたものですので、もっと身近に感じるべきだと思います。今回は、皆さんが薄々感じている、アメリカがなぜ日本よりも豊なのか、その理由を教えてくれるというすんごい本を紹介します。(笑) 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【1.本書の紹介】 最近は、物価高ですね。 よくよく考えると、経済成長というのは、物価が上がっていくものですから、物価高自体はそんなに悪くないはずです。 問題は、物価高に見合った収入が上がらないことですね。 これまでの失われた30年と言われる間、物価がほとんど変わ

                                                        【書評】アメリカはなぜ日本より豊かなのか 野口悠紀雄 幻冬舎新書 - 京都のリーマンメモリーズ
                                                      • 書評 "Binary Hacks Rebooted"

                                                        先日、「Binary Hacks Rebooted」をご恵贈賜りました。通して読んでみたところ、私の心の琴線に触れる内容が多くあり、ブログ記事で紹介させてもらいます。 Binary Hacks Rebooted —低レイヤの世界を探検するテクニック89 免責事項 私は一部の著者の方々とはとても親しく、本ブログの記述が客観的ではないかもしれません 私は前作の「Binary Hacks」を読んでおりません 私は低レイヤーが好きですが精通しているわけではなく、内容の間違った理解をしている可能性が十分にあります バイナリ、というよりは低レイヤーをトピックとした内容 タイトルには Binary Hacks とバイナリを強調していますが、どちらかといえばバイナリー周りというよりは低レイヤー全般に関する内容を扱っています。Hack #66 などでは Row Hammer 攻撃など、メモリの物理的な特性を

                                                        • 【書評】聞く技術 聞いてもらう技術 東畑開人 ちくま新書 - 京都のリーマンメモリーズ

                                                          今週のお題「大人になってから克服したもの」 大人になって克服したもの、それは、ブラックコーヒーです。子供のころからコーヒーが好きでしたが、当時はミルクと砂糖入りでした。大人になり、友人宅で、豆を挽きたてで淹れたブラックコーヒーを飲んだところ、とても美味しくて驚きました。それ以来、ブラックコーヒーを飲むようになりました。この話、ちゃんと聞いて頂けましたでしょうか?聞くことって難しいですね。そこで、今回は、聞く技術と聞いてもらう技術を教えてくれるというすんごい本を紹介します。(笑) 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【1.本書の紹介】 最近は、聞くことが大切だという事がよく言われます。 言うよりも、聞く方が難しいですよね。 言う場合は、自分が言いたいことを言えば終わります。 聞く方は、時間が読めません。 最近は、生産性やタイパなど効率が重視

                                                            【書評】聞く技術 聞いてもらう技術 東畑開人 ちくま新書 - 京都のリーマンメモリーズ
                                                          • nix in desertis:書評:『唐』(森部豊著,中公新書)

                                                            ・『唐』(森部豊著,中公新書,2023年) 中公新書の拓跋国家シリーズの最後。2010年以降の中公新書にはその他に『殷』『周』『漢帝国』『三国志』もあるから,春秋戦国時代・秦が出てくれれば唐宋変革前は概ねコンプリートになる。ぜひとも企画してほしい。 閑話休題。唐は南北朝時代の諸王朝や隋に比べると300年近く続いた長い王朝であり,その中で様々な変化が起きている。王朝交代による変化ではなく,王朝の中での変化を描いた点で,本書は前二書と大きく様相が異なっている。とりわけ拓跋国家としてスタートした唐が次第に漢民族の国家に変容していく様子は唐代の醍醐味であろう。本書はまえがきで「それを「漢化」という,中国人中心主義のような,ありきたりな言葉でくくるのはどうかと思う」と牽制しつつも,拓跋国家の経験を踏まえた漢民族が,古代の漢とは異なる漢民族王朝をつくっていった様子が丹念に描かれている。 初唐の拓跋国家

                                                            • 【書評】人間通の名言 近藤勝重 幻冬舎新書 - 京都のリーマンメモリーズ

                                                              今週のお題「夏の思い出」 この夏は、地元の花火大会を見に行きました。最近は、様々な事情で花火大会が中止になるところも増えてきています。地元に愛される花火大会は、いつまでも続いて欲しいなと思いながら眺めていました。昔から、人々の心をとらえてきた花火のように、人々の心をとらえてきたものに名言があります。その名言の中でも、人間通の名言を教えてくれるというすんごい本を紹介します。(笑) 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【1.本書の紹介】 人間は、日々進歩しているようで、中身は昔とあまり変わっていないようです。 幸福や不幸、嫉妬、絶望、楽しみ、嬉しさ、笑いなどなど、人間の気持ちに関しては、変わっていないからです。 人間が進化したら、食べ物がなくて苦しむ人を救えるのかと言えば、救えると思います。 なぜならば、食べ物は物質的なものだからです。 人間

                                                                【書評】人間通の名言 近藤勝重 幻冬舎新書 - 京都のリーマンメモリーズ
                                                              • 文芸記者がいた! - 本の雑誌社の最新刊|WEB本の雑誌

                                                                日本に新聞が誕生して150年、文学と密接に関わり、長きにわたって併走してきた文芸記者の仕事と生き様を追い、文学をめぐる環境がどう変わってきたかを探る、まったく新しい文学史。 「文芸記者は主役になることがほとんどない。他人の小説や評編、読者の好みや出版動向などをテーマに、さまざまな解説を偉そうに書きながら、自分のことはあまり語らずに影の存在に徹している。いったい何者なんだ、文芸記者。」(「はじめに」より) ■四六判並製 ■232ページ ISBN 978-4-86011-493-0 [目次] はじめに──なぜ文芸記者なのか 一 論争と黒子の人 堀紫山(読売新聞) 12 二 振り回される人 嶋田青峰(国民新聞)20 三 怒られ通しの人 森田草平(東京朝日新聞)28 四 文学に踏み止まらない人 柴田勝衛(時事新報、読売新聞)36 五 庶民に目線を合わせた人たち 伊藤みはる(都新聞)43 六 記者を

                                                                  文芸記者がいた! - 本の雑誌社の最新刊|WEB本の雑誌
                                                                • 【連休に読む本】人気SF書評家が「1945年に刊行されたのに、今を生きる私たちが何度でも立ち戻るべき作品」と絶賛する恐ろしい一冊とは?

                                                                  1989年生まれ。大学卒業後、IT企業でエンジニアとして勤務。開発者として多忙な日々を送るかたわら、2007年より、SF、サイエンス・ノンフィクションの書評ブログ「基本読書」を主宰。読者登録数は3700人超とファンが多い。これまでに読んできたSF小説は2000冊を超える。『SFマガジン』『家電批評』などでSFの書評を連載中。筆名の「冬木糸一」は、「終末」の文字をバラバラにして、再構築したもの。 ブログ:https://huyukiitoichi.hatenadiary.jp ツイッター:https://twitter.com/huyukiitoichi 「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門 メタバース AI 不死・医療 ジェンダー 地震 感染症 気候変動……この1冊で、未来の全てがわかる!イーロン・マスクの愛読書『銀河ヒッチハイクガイド』、最新の話題作『三体』など、古典か

                                                                    【連休に読む本】人気SF書評家が「1945年に刊行されたのに、今を生きる私たちが何度でも立ち戻るべき作品」と絶賛する恐ろしい一冊とは?
                                                                  • 市川沙央氏の評論を契機に「異世界もの(なろう系)」を巡る”自画像”が描かれる予感~話題は「ネット小説史」全体に?

                                                                    島田雅彦 @SdaMhiko 市川沙央さんによる『大転生時代」の書評が文春オンラインで読めるよ。ラノベ業界の異世界転生ジャンル論から始まり、本作で展開している誰もが転生者になりうることのリアリティに肉薄している書評の傑作といえます。 bunshun.jp/articles/-/734… リンク 文春オンライン 「異世界×日本スゴイ」に秘められた“欲望”とは...ラノベ界→純文学界へ“転生”した市川沙央が読む『大転生時代』(島田雅彦 著) | 文春オンライン 『ハンチバック』で衝撃のデビューを飾る以前は、20年にわたってライトノベルを中心に小説投稿を続けてきた市川沙央が、異世界転生×本格ポスト・ヒューマンSFの島田雅彦の新作『大転生時代』を読む。◆◆◆ 世… 248 users 102

                                                                      市川沙央氏の評論を契機に「異世界もの(なろう系)」を巡る”自画像”が描かれる予感~話題は「ネット小説史」全体に?
                                                                    • 見積りの難しさ 〜「アジャイルな見積りと計画づくり」を読んで〜

                                                                      見積りの難しさ 〜「アジャイルな見積りと計画づくり」を読んで〜 お盆休みに会社から借りていたアジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~を読み返してみました。 本書は2009年に翻訳されて発売されて多くの書評記事で取り上げられています。 今回は私自身が抱えていた見積もりに対する課題と本書から得た学びを備忘録としてまとめたいと思います。 (※弊社の書籍購入制度については以下ブログもよんでみてください!) エンジニア組織の書籍購入数が5.5倍になった話 はじめに:見積りの重要性と難しさ 見積もりという作業は、どんなプロジェクトでも避けて通れない課題です。職位や経験に関係なく、プロジェクトに携わるすべての人が直面する挑戦です。 しかし、まだ行なっていない作業について、具体的な規模や期間を想像して正確に見積もることは、簡単なことではありません。 自身の経験としても、た

                                                                        見積りの難しさ 〜「アジャイルな見積りと計画づくり」を読んで〜
                                                                      • 書評『誰も農業を知らない2』有坪民雄著 日本農業、真のSDGsとは - 日本経済新聞

                                                                        食と切り離すことのできない農業に関心を持つ人は少なくない。身近で一見語りやすいテーマであるゆえ、玉石混交の意見が飛び交い、議論が混沌としている分野でもある。現実の日本の農業は、グローバル化が加速し、テクノロジーの進展によって構造が大きく変わりつつある複雑な産業だ。利害関係者のポジショントークも多いため、専門家たるジャーナリストやアカデミアですら、全てをカバーすることは難しい。「誰も農業を知らない

                                                                          書評『誰も農業を知らない2』有坪民雄著 日本農業、真のSDGsとは - 日本経済新聞
                                                                        • 【毎日書評】魅力的な話し方をしている人の「伝え方」には特徴があった | ライフハッカー・ジャパン

                                                                          「結論から」の型①明確な答えを知りたがっている人には、明確な結論をまず伝える。(31ページより) 「結論からいうとわかりやすい」ということはよく耳にしますが、その手法が効くケースは大きく分けて2パターンなのだそうです。そのうちのひとつが、「相手が答えを知りたがっているときは、シンプルに結論をまず即答する」こと。 具体的には、「5W1H=なにが、誰が、いつ、なぜ、どこ、どう」なのかと聞かれた場合、まず「結論は」と前置きしてから、あとに続く説明に移ると続けやすくなるというのです。 「最初に結論をいう」ことによって、相手に「全体を俯瞰させている」と考えることもできるわけです。(30ページより) 「結論から」の型②冒頭の結論は、「つかみの要約」。(33ページより) 相手側に対して具体的に聞きたいことがない場合でも、冒頭に結論を伝えると次のような効果を与えることができるといいます。 ① 興味のない話

                                                                            【毎日書評】魅力的な話し方をしている人の「伝え方」には特徴があった | ライフハッカー・ジャパン
                                                                          • 不確実なまま前に進む|himara2

                                                                            こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 最近『エフェクチュエーション 優れた起業家が実践する「5つの原則」』という本を読みました。不確実性に溢れる世界でうまくいった起業家たちはどのように意思決定しているか、を研究してまとめた書籍です。 この本を読みながら自分は不確実性とどう向き合っているかな?と考えたので、整理を兼ねてnoteに書きます。書評ではなく私個人の考えを書いていきます。 ↓本の内容が気になる方はこちらのnoteが詳しいです プロダクトづくりの不確実性技術の習得ハードルは低くなってきている一方で、プロダクトづくりは難しくなっています。正確にいえば難しいのは「刺さる」プロダクトづくりで、多様さを増すユーザーの環境のなかで「これを作っておけば間違いない」と言えることは少なくなっています。 世の中のトレンドの移り変わりも早く、数ヶ月前に注目されていたものが

                                                                              不確実なまま前に進む|himara2
                                                                            • わが国が国際連盟を脱退した経緯⑦ 最後の松岡演説と連盟脱退

                                                                              前回に引き続き、一九三三年二月二十四日に開かれた国際連盟特別総会に於ける、報告書草案採決直前の松岡の最後の演説の紹介を続けることしたい。 国際連盟の満州認識について 松岡はリットン報告書における満州理解の誤りについて以下のように述べている。 永年にわたって「支那人」なる人種的称呼は、日本人をも含めて、特に外国人の間において、支那帝国の大部分の人民に適用されて来た。しかしながらこの曖昧な表現は満洲人と蒙古人、あるいは支那本土の住民をもこれに含めて、全部が単一の人種であることを意味するものと解釈してはならないのである。 満洲国民の大部分は支那国民とは明確に相違している。北部支那の人民即ち近年において数百万人も山東、河北両省から満洲に移住した人民すら、他の支那諸省の人民とは著しく異なり、揚子江沿岸の人民とも異なり、南方支那の人民とは尚更なおさら相違し、西部支那の人民とは殊に全然相違している。それ

                                                                                わが国が国際連盟を脱退した経緯⑦ 最後の松岡演説と連盟脱退
                                                                              • わが国が国際連盟を脱退した経緯⑥ 総会を意識した張学良の動きと最後の松岡演説前半

                                                                                運命の国連総会の日が決まる 前回の「歴史ノート」で、昭和八年の正月以降の支那やアメリカ、国連事務局等の動きを書いたが、アメリカが圧力をかけたことで国際連盟の委員会の流れが一気に変わり、満州国を承認しない方向に傾いていったことを書いた。 「神戸大学新聞記事文庫」外交123-74 上の画像は昭和八年二月十三日付の大阪時事新報の記事だが、十九ヶ国委員会の勧告案が完成し連盟総会に於ける報告書がすべて整ったことを報じている。見出しには「緒論から結論まで三文の価値もない無知無能の暴露」と酷評しているのだが、報告書の内容はいかなるものであったのか。 連盟総会報告書の全文は『内外調査資料第五年(3)』に収録されているが、国際連盟総会は満州における主権は支那にあることを認め、満州国の維持及び承認を排除すること、及び満鉄付属地外における日本軍の撤収、ならびに総会は支那の主権の下に置かれ、支那の行政的保全と両立

                                                                                  わが国が国際連盟を脱退した経緯⑥ 総会を意識した張学良の動きと最後の松岡演説前半
                                                                                • 【毎日書評】戦略より「人を活かすこと」がいまのマネジメントにもっとも必要な理由 | ライフハッカー・ジャパン

                                                                                  世の中も企業も主人公は「人」人はみんなで社会をつくり、その中で生きています。たくさんのモノなどもつくって、豊かな社会を築いてきました。かしこくて便利なコンピューターや、最近では人工知能も発達していますが、これらを生み出したのは人であり、使っているのも人です。つまり、社会の主人公は人なのです。(38ページより) まさにそのとおりですが、しかし日常生活において、このことをしっかり自覚できている方は意外と少ないかもしれません。したがって私たちは“社会を動かす主人公の人”として、「どうあるべきか」「使命はなんなのか」「どのような行いをすべきか」を追求して生きなければならないのでしょう。 「企業は人なり」といわれることがあります。そこからもわかるように、企業とは、複数人が組織をなしてひとつになり、同じ目的や目標を持って力を発揮する場を意味します。そこで経営者やリーダーは、「その経営は人があってこそ成

                                                                                    【毎日書評】戦略より「人を活かすこと」がいまのマネジメントにもっとも必要な理由 | ライフハッカー・ジャパン