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朝ドラの検索結果1 - 4 件 / 4件

  • 実父に14歳から性虐待され5児を産まされた娘を弁護士はどう救ったか…朝ドラ最後の山場「尊属殺人事件」の真相 実際の担当弁護士に取材したライターが見た「虎に翼」

    裁判官の寅子(伊藤沙莉)が法で人を裁くことの難しさに直面するドラマ「虎に翼」(NHK)。ノンフィクションライターの神田憲行さんは「放送最終月で、ある女性が実の父親に性虐待され5人の子を産まされ、結婚に反対されて家に閉じ込められた末に襲ってきた父親を殺した55年前の事件を出してきたので驚いた。実際に事件を担当した大貫弁護士に取材したことがあるが、大貫氏は法制史に残る判決を勝ち取った」という――。 「虎に翼」の最後で「尊属殺重罰規定違憲判決」が描かれる驚き まさかこの大詰めに来て、「尊属殺重罰規定違憲判決」をぶっ込んでくるとは。 「虎に翼」が残り3週になったところに、父親を殺したという美位子(石橋菜津美)という女性が登場し、いきなりデカいネタを放り込んできたことに驚いた。どうやら制作陣は戦後の法制史において、重要なポイントは全部触っていくつもりらしい。 もともと原案ともいえる清永聡さんの『家庭

      実父に14歳から性虐待され5児を産まされた娘を弁護士はどう救ったか…朝ドラ最後の山場「尊属殺人事件」の真相 実際の担当弁護士に取材したライターが見た「虎に翼」
    • 朝ドラのモデル三淵嘉子らが出した原爆裁判の判決文がすごい…「忘れられていた歴史的裁判」が描かれた意味 三淵嘉子は退官後に核兵器禁止の署名活動をしていた

      「原爆裁判」とは、昭和30年代に被爆者によって原爆投下の違法性が初めて法廷で争われた国家賠償訴訟のこと。この裁判をご存知なかった方も多いのではないでしょうか。 広島や長崎で被爆した人たちが日本政府の責任を追及した裁判です。非常に重要な裁判だったにもかかわらず、今の世の中で一般の人には半ば忘れ去られた裁判でもあります。 取材にあたり、東京地裁に問い合わせてこの裁判記録の保管状況を調べてもらいましたが、資料は廃棄されているとのこと。本来は裁判所が「特別保存」すべきものですが、近年全国の裁判所で民事訴訟記録の大量廃棄が明らかになり、原爆裁判記録も判決文を除き、すべて捨てられていました。残念なことです。 原爆をめぐっては「被爆者」の認定を求める集団訴訟が今も続いていますが、原爆裁判の意義は、「原爆投下は国際法に違反するか」を直球で問うものだったことです。私は『家庭裁判所物語』(日本評論社)を書く際

        朝ドラのモデル三淵嘉子らが出した原爆裁判の判決文がすごい…「忘れられていた歴史的裁判」が描かれた意味 三淵嘉子は退官後に核兵器禁止の署名活動をしていた
      • やはり虎に翼はなかった NHKの朝ドラに洗脳されてはいけません 大手町の片隅から 乾正人

        NHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」が、多くの弁護士から支持されているという。 弁護士で社民党党首の福島瑞穂が、インスタグラムに「毎日見ていて、涙したり元気づけられたりしています。寅ちゃんがんばれ!」と投稿しているほど、その筋の法曹関係者から絶賛されている。 あの福島瑞穂党首も絶賛そんなもの見たくもない、というあなたはまともだが、先週の平均視聴率は17・6%と結構高い。 ドラマのモデルは、日本初の女性弁護士で戦後は裁判官となり、新潟家庭裁判所所長を務めた三淵嘉子で、NHKの司法担当解説委員が、時代考証をサポートしている。 かくいう私も毎朝、初回から見ていたが、確かに前半の脚本はよくできていて(考え方や歴史の見方にはまったく共感できないが)、主人公「寅ちゃん」を演じている伊藤沙莉をはじめ俳優陣も好演していた。 だが、戦後編になると、実際のモデルや当時の社会環境との乖離(かいり)が激しくなり、夫

          やはり虎に翼はなかった NHKの朝ドラに洗脳されてはいけません 大手町の片隅から 乾正人
        • 《再放送が開始》『カーネーション』はなぜ朝ドラ史上最高傑作なのか 簡潔なのに、ズバッと芯を食う「名台詞」の破壊力 | 文春オンライン

          「連続テレビ小説」(通称「朝ドラ」)第110作『虎に翼』(NHK総合)が来週最終回をむかえ、9月30日(月)からは第111作『おむすび』が放送を開始。そんななか、朝7時15分からNHK BSで放送中の「アンコール放送枠」では9月23日(月)から、『カーネーション』の再放送が始まる。(全2本の前編/後編を読む) 連続テレビ小説『カーネーション』総集編DVD 「キャラクターを傍観者として観察し、耳を傾ける」という脚本術 2011年10月から2012年3月にかけて放送された『カーネーション』は、ファッションデザイナーの「コシノ3姉妹」を育てた小篠綾子氏をモデルに、主人公・小原糸子(尾野真千子)の洋裁師人生を描いた朝ドラ第85作。人生のすべて、人間のすべてを描いた重層性あふれる作劇で、本放送から13年を経た今でも「朝ドラ史上最高傑作」との呼び声が高い。 他局も含めたBS・CS・地上波を併せると、今

            《再放送が開始》『カーネーション』はなぜ朝ドラ史上最高傑作なのか 簡潔なのに、ズバッと芯を食う「名台詞」の破壊力 | 文春オンライン
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