初めて買ったCDは? という話題にたまになる。 私の子供時代には,CDのシングル盤といえば,今はなき「8センチシングル」が主流だったので、初めてのCDも8センチだった。 小沢健二の「痛快ウキウキ通り」。 痛快ウキウキ通り アーティスト:小沢健二 ユニバーサル ミュージック (e) Amazon タイトル通り高揚感あふれるナンバーだが,オザケンのカジュアルな歌声に,地方の田園地帯に住む小4ながら都会の匂いを感じたものだ。 だって歌い出しが, ♪プラダの靴が欲しいの そんな君の願いを叶えるため なんだもの。 今になって読み返してみると,プラダの靴をねだるなんて,どんな女やねん!と突っ込みを入れたくなるが,田舎の少年にとっては果てしない都会の,大人の,憧れのストーリーだった。 まあ,小学生だからフリッパーズが渋谷系の先駆者とかそんなことも知らないわけだし,それ以外のオザケンの曲も聴くことなく(「