四月一日。 何故自分たちの事を「宇宙人」と紹介するのだろう夜の明けきらぬ早い朝。雨が地面を打つ音で目を覚ましました。 すると、窓の外から眩いばかりの光がさして来て、銀色の裸なんだ服着てるんだか解らない人型生物が窓ガラスをすり抜けて入ってまいります。 「ワレワレは宇宙人だ」 ヘンな自己紹介をする宇宙人に拉致されて、アンドロメダ星雲にまで行く事になります。 まさに、宇宙人の母星に到着する直前、私は拘束を解いて反乱。宇宙船員相手に二時間ほど戦い、船を乗っ取って無事地球に帰還致します。地球に帰ってみると、東東京は雨も上がり、薄曇りながら良い天気。 「誘拐なんて二度とするんじゃないぞ」 説諭してやると、彼らは涙を流しながら「もうしません」頭をペコペコ下げながら帰って行きましたとさ。 四月一日の事でございます。 江戸川は命に満ち溢れていました春の江戸川は生命に満ち溢れて良いですね アンドロメダから帰っ