初物を食べると長生きする・初物2種 今年お初―! とうもろこし、甘ーい。 しかも一本100円と、夏の値段と一緒。 どこ産だったか見るの忘れちゃったけど…。 とうもろこしってハウス栽培してないよね? ... たった75日?!と思いますが、当時平均寿命は短く、 75日でも長く生きられればありがたいとされていたそうです。 中でも「勝男」と呼ばれ縁起物とされた初鰹はその10倍、 750日長生きするなどとも言われ、非常に高値となった時期があったのです。 初鰹は夏の風物詩。 「江戸っ子なら初鰹を食べるのが粋」と言う習慣が生まれたのは、 このことからだったのですね。 初ガツオはいくら?どのくらい高級な魚だったかと言うと、 現代の貨幣価値に換算してなんと1本20万~40万円。 20万と40万じゃずいぶん違うじゃない、と思われるかもしれませんが、 江戸時代はインフレが激しく、 1両の値段は、江戸初期では10