三国志演義の主役である劉備と、日本の安土・桃山時代に活躍した豊臣秀吉。時代も国も異なり、似ても似つかぬ二人ですが、奇妙な共通点がいくつかあります。今回は劉備と秀吉の共通点をあげながら、どちらがスゴイのか比べてみましょう。 二人の共通点の一つに「幼少期が貧しかった」ことがあげられます。劉備は挙兵するまでは筵を売って生計を立てていましたし、秀吉も百姓の家に生まれて厳しい生活をしていたようです。もちろん劉備は皇族の血筋ですから、秀吉とは血統が違いますが、「ハングリー精神を養うことのできる環境」で育ってきたという点は同じですね。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域