現在の元号である令和になるまで、日本は数多くの総理大臣により政治の舵取りが行われてきました。政治家の中でも、特に総理大臣には国のトップに君臨する者として、威厳や貫禄、そしてインパクトが求められます。テレビを通して歴代総理大臣を見てきた人の中には、総理大臣のスーツについて「高そう」「ブランド物を着ていそう」などといった感想を抱く方もいるでしょう。しかし実際に調べてみると、拍の付くスーツを着ている総理大臣たちは、ただ価格だけでスーツを選んでいるわけではないことが分かります。スーツの色やサイズ感によって、政治家が国民や諸外国の要人たちに与える印象はさまざまです。ちょっとした会見の場であっても、ネクタイの色などで印象を操作する総理大臣は少なくありません。この記事では、歴代総理大臣のうち印象に残った総理大臣を数人ピックアップし、スーツのどんなところにこだわり、相手にどういった印象を与えようとしていた