首都大学東京 インダストリアルアート学域の授業「プロダクトデザイン特論D」において、学生の皆さんが3チームに分かれ、第一線で活躍するデザイナーの方々にインタビューを実施。インタビュー中の写真撮影、原稿のとりまとめまで自分たちの手で行いました。シリーズで各インタビュー記事をお届けします。 現在、21_21DESIGN SIGHTで開催中の「マル秘展」(2020年3月8日まで)。そのディレクションを担当しているのが、「デザインエンジニア」という肩書きとともに多方面で活躍する田川欣哉さんです。Takram代表として、既成概念に捉われずものづくりの新たな道を切り開く田川さんならではの視点と思想を探りました。 分野とは何か? ——デザインエンジニアとして、田川さんはどのようなことを目的に活動をされていますか。 肩書きはデザインエンジニアとしていますが、デザインがやりたい、エンジニアリングがやりたいと